韓国もひんやりとした季節になってきました。
韓国は、日本に比べると春や秋が短いイメージがあるのですが、最近、妻が面白い話をしていました。
「今年は9月が2回あるから秋は長くなると思うよ」
そうです。今年は9月が2回あるんです!
実は、これ陽暦ではなく旧暦でのお話です。
カレンダーでも確認してみると、8月24日~9月23日(30日間)までと
9月24日~9月21日(29日間)まで両方が9月になっています。
2回目の9月は閏月(うるうづき)と呼ぶそうです。
閏月が出来る理由
旧暦(陰暦)は、月の満ち欠けを基準して、作られた暦です。
ただ、月が満ち欠けする周期は、約29.5日で、1年(12ヶ月)だと約354日、
つまり陽暦に比べると約11日短くなってしまいます。
ですので、約3年に1度、閏月を設けて調整をしているというわけなのです。
韓国に根強く残る旧暦
韓国には旧暦の文化が根強く残っています。
ソルラル(旧正月)やチュソク(秋夕)は旧暦でお祝いをするため、陽暦の1月1日は、ただの祭日みたいな感じで、あまり盛り上がりません。
(多少は盛り上がりますが)
誕生日も旧暦基準でお祝いをしますし、年齢も数え年で決まります。
数え年では、生まれた時、既に1歳となり、旧暦の1月1日に年齢が増えます。
(逆に誕生日で年齢は増えないということになります。)
遊園地などで「○才以下は入れません」と書かれている場合、それは、数え年なので注意が必要です^^;
ちなみに数え年だと、日本の満年齢の数え方に比べて、1~2歳年齢が増えます。
時々、妻から
「あなたは、もう○○歳なんだから」
と数え年で指摘されるので、私は、数え年では出来るだけ、歳を数えないようにしています(-_-;)
旧暦の方が合っている?
旧暦に対しては、いろいろな意見があるようですね。
旧暦は農業に適している旧暦の方が季節に合っている旧暦は人間の体の周期に合っているなどなど、諸説ありますが、私も深いところまでは、よく分かりません^^;
ただ、それにしても、妻が言う通り、今年の秋は長くなるのでしょうか・・・
韓国の冬は、ハンパなく寒いので、妻の予言が当たってくれることを祈るばかりです。
(外れたら本当にゴメンナサイですm(__)m)
合わせて読みたい記事
確かに、うちの周り(マジ家じゃなく、南朝鮮的にいえば道レベル)でクマが暑い時から出てきましたね。
確かに、うちの周り(マジ家じゃなく、南朝鮮的にいえば道レベル)でクマが暑い時から出てきましたね。