こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

今は、日本と韓国の間の行き来が出来ないせいか、日本の友達とメールやメッセージでやり取りをしていると、

「最近の韓国はどうですか?」

と聞かれる機会が増えて来ました。

そこで、今回は、韓国のコロナの状況について、韓国に住んでいる立場から、出来るだけ客観的にお伝えしていきます。

韓国の状況は落ち着いている!?

インターネットで日本のニュースを見ていると、最近は、どんどん感染者数が増えているようなので、かなり大変な状況が伝わって来ます。

日本と比べると、韓国、特にソウルの方は比較的落ち着いていると言えるかもしれません

(あくまで、“比較的”ということです。)

もちろん、ソウルの街が、コロナが流行る前の状況に戻った訳では決してありません。

先日、用事があって、ショッピングモールに行ったのですが、週末にも関わらず、ガラガラでした

大型スーパーへ買い物へ行くと、使っていないカートがたくさん溜まっています。

街を歩く人の90%以上はマスクをしています。

ただ、ひと昔前に比べると、少しずつ客足は戻りつつあるような感じがしています。

居酒屋など夜の飲食店を覗いてみると、かなりお客さんが入っていて、みんな楽しそうに食事をしています。

大型スーパーに関しても、以前は、試食コーナーが完全になくなっていたのですが、今は復活しています。

実際、韓国の人達の中には、長い自粛生活にしびれを切らしている人達も多いのかもしれませんね

マスクの売り切れがなくなって来た!?

韓国では、以前の記事でもお伝えしましたが、3月9日からマスクの購買5部制というものが始まりました。

>>韓国でマスクは買えるの?日本ではあり得ない状況とは?

ただ、マスクの購買5部制が始まった頃は、薬局へマスクを買いに行っても売り切れていることが多かったんです

なので、薬局の人に、次は何時に入荷するか確認をしたり、マスクの販売状況を確認できるサイトを利用したりしていました。

でも、最近は、マスクを買いに行くと、売り切れになっていることがありません

逆に、少し余っているような感じで^^;

たくさん、買おうと思っても、一人一週間で2枚までしか買えませんので・・・

ただ、マスクの入荷数が増えたのかなあと思って、薬局の人にも確認をしてみたところ、

「一日の入荷数が変わらないんですけど、買いに来る人の数が減ったんですよねえ。」

と逆の返事が返ってきました。

よくよく考えてみると、我が家の場合も、マスクを一番使うのは、妻ですが、在宅で仕事をしている私や、学校がお休みの状態が続いている子供達は、あまり使いません。

ですから、我が家では、マスクの在庫が増えつつあります。

もしかしたら、他のご家庭もそういった感じで、「もう、マスクは買わなくてもいいや」と思っているのかもしれませんね。

あくまでも仮説ですけど^^

韓国ならではの管理システムとは?

日本だと、感染ルートが分からない感染者の数が増えていて、それが不安を駆り立てているところがあると伺っています。

もちろん、韓国でもそういったケースはあるかと思いますが、韓国の場合、日本と違って、人々の行動パターンをかなり把握しています

なぜ、そういうことが可能なのかというと、韓国には、到るところにCCTVと呼ばれる防犯カメラが張り巡らされているからです。

>>韓国のCCTV(防犯カメラ・監視カメラ)はここまですごい!

もしも、感染が発覚したら、公的機関は、その人の陳述とCCTVのデータと掛け合わあせて、過去の行動データをチェックすると言われています。

そして、さらに、その時、マスクをしていたかどうかという点も含めて、行動データが一般公開されます。

赤い枠で囲っている所には、“マスク着用”と書いてあります。

なので、もし、マスクをしていなかったら、世間の批判に思いっ切りさらされることになります

それが、抑止力になって、マスクの着用率は自然と上がってくるのだと思っています。

韓国には、こういった形で、人々の行動がしっかり追跡できるシステムがあります。

ですから、感染ルートまでは把握できなくても、行動ルートはほぼ完全に把握できるんですね。

煽らないニュース!?

私が、コロナの騒動が大きくなって、最近、特に感じるのが日本と韓国でのニュース報道の違いです。

日本では、マスコミが不安を煽るように、コロナの状況を伝えるので、それでみんなが益々パニックになっているという話を聞きます。

確かに、日本のニュースは、バラエティ番組みたいに、いろいろな脚色がありますよね。

でも、韓国のニュースは、ある意味、とっても地味です

ニュースを伝えている時は、何かBGMが流れる訳でもなく、アナウンサーの声が淡々と響くだけです。

こういったニュースのスタイルは、日本から見たら、面白味がないと言えるかもしれません。

しかし、ちょっとした伝え方の違いで、人々が動揺しそうな時には、逆に有利に働くのではと感じています。

数字で見るコロナの状況

ここで、韓国のコロナの状況は数値的にどうなっているか、日本の厚生労働省のデータをチェックしてみると、以下のような状況であることが分かりました。

数字は、人口100万人あたりのものです。

4月9日時点 日本 韓国
感染者数 33.66人 203.3人
死者数 0.64人 3.98人

引用元データはこちらです。

>>国別感染者数の推移のグラフ

>>国別死者数の推移のグラフ

データを見ると、感染者数も死者数も韓国より、日本の方が遥かに少ないです。

ただ、韓国は、最近、感染者数の伸びが抑えられているので、コロナ対策がうまく行っていると言われている訳ですね。

また、日本の場合、東京での感染者数が最も大きいので、かなりのニュースになっています。

その一方で、韓国では、感染者の65%が大邱市で発生しています。

そして、大邱市で感染が広まったのは、新天地宗教という宗教団体で集団感染が行ったことが原因です。

ですから、感染者が多くても、そこまで政府の責任が追及されていないという事情があります。

韓国人の意識はコロナから選挙へ

実は、韓国では、コロナからあることへ人々の意識が移り始めつつあります。

それは、4月15日の国会議員総選挙です。

テレビの画面を見ていると、以前は、コロナの感染者数を表示していたのですが、今は、選挙の事前投票率に切り替わっています。

ニュースを観ていても、少し前までは、コロナ一色でしたが、最近は、選挙のニュースがかなり増えて来ました。

ただ、選挙のニュースを見ていると、候補者の人達が、いろいろな人達と握手をしまくったり、熱がこもるあまり、マスクを取ったりしていたので、ちょっと心配になってしまいます。

もちろん、最近はそうったものも自制するようになっては来ましたが、選挙活動でコロナが拡大しないように願うばかりです。

まとめ

最近の韓国でのコロナの状況をまとめると以下のような感じです。

  • まだ、空いているお店が多いが、以前に比べると少しずつ客足は戻りつつある
  • 最近は、逆にマスクが余っているぐらいかもしれない
  • 人々の行動ルートは防犯カメラでしっかり把握されている
  • 韓国のニュースは煽らないように感じる
  • 数字的には、ソウルよりも大邱での感染者数がはるかに多く、その原因も新興宗教であったため、政府の責任はそれほど追及されていない
  • 韓国人の意識はコロナから総選挙へ移りつつある

今回は、出来るだけ、個人的見解を省いて、客観的な事実をお伝えすることに徹してみましたが、少しでもご参考になれば幸いです。

韓国は、日本と違って、住民番号や防犯カメラを通じて、国民一人一人がしっかり管理されている社会です

ですから、コロナの騒動に対しても、比較的、冷静に対処できているのかもしれません。

ただ、こういう時ほど、油断は禁物ですよね。

私も気を引き締めて、引き続きコロナ対策をがんばっていきたいと思います^^

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