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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

先日、「韓国で引っ越しをしようとしています」と何回かに分けてブログに書いたら、

「その後、どうなりましたか?」

と心配して下さった方がいらっしゃったので、今回は、その続きの話をします^^

新しい家はウォルセで契約

結論から言うと、お陰さまで、何とか新しい家の契約を終えることが出来ました(*^o^*)

私も妻も今までチョンセ(保証金を多めに払って、家賃はゼロ)にこだわっていました。

でも、結局、ウォルセで契約することにしました。

ウォルセとは、保証金はチョンセに比べると安いけども、毎月、家賃を払うシステムです。

気になる金額ですが、ちょっとボカして話しちゃうと、

  • 保証金:数百万円ぐらい
  • 月々の家賃:数万円

という感じです。

賃貸で保証金を得るための壁

ただ、ここまでこぎつけるのは、ほんとーに大変でした

(といっても苦労していたのは、ほとんど私の奥さんでしたが・・・)

なぜなら、韓国で賃貸をする場合は、かなりまとまった金額の保証金が必要だからです。

実際、お金があれば、韓国で賃貸契約するのはまったく問題ありません。

ただ、お金がない場合は、保証金を確保するために銀行から借りなければなりません。

我が家の場合、次の3つの壁でかなり苦労しました。

賃貸で保証金を得るための壁

第一の壁:役所からの承認

お金を安く借りようと思ったら、韓国では、役所からの承認をもらう必要があります。

でも、いろいろたらい回しにされたりして・・・

お役所というところは、やっぱりどこの国でも大変だなーと思います^^;

第二の壁:銀行の壁

最終的に役所からは、かなり低い利子でお金を借りられる条件をもらえました。

でも、実際にお金を借りられるかどうかは、銀行次第とのこと。

えっ、そっ、そんなΣ(´Д`;) 

ということで、妻は、主要な銀行を回りまくることに。

利子が安いと、銀行では、面倒くさそうに対応する人が多かったみたいで、妻もかなり苦労していました。

そういった意味で、丁重に対応して下さった○○銀行さんには本当に感謝です!

第三の壁:大家さんの壁

一番、キツかったのは、この壁だったかもしれません。

せっかく良い家が見つかっても、大家さんに聞いたら、

「えっ、銀行から借りるの?じゃあダメ」

というところがほとんどでした。

妻に言わせると、良さそうな物件のところに何十か所も電話で問い合わせたけれど、十中八九断られたみたいです

なんか、韓国社会って連動していないところがあるなあと今回は、しみじみ実感しました^^;

チョンセではなくウォルセを選んだワケ

やっぱり家賃を払わないチョンセは魅力だったのですが、チョンセの割合は韓国では、かなり減っています

チョンセだと、大家さんは、保証金を銀行に預けその利子で、儲かる構図になっているのですが、最近は、利率がかなり下がっているからです。

妻の話では、1億ウォン(1千万円)を1年間預けても、利子は、120万ウォン(12万円)にしかならないそうです。

つまり、月にすると、たった1万円の儲け・・・

だったら、大家さんはウォルセにしたがりますよね。

ただでさえ少ないチョンセで3つの壁との戦いがあり、結局

「まあ、ウォルセでもいいかあ(´ー`)」

となった次第です^^

いろいろありましたが、それでも苦労と不安が大きかっただけに、ここまでたどり着けた喜びも格別です!

新しい家は、家族みんなが気に入っているので、今から皆、ワクワクしていますp(^^)q

このブログを私の友達が読んでいらっしゃったら、また是非、遊びに来て下さいね^^

韓国のリアルな賃貸&住宅事情シリーズ
チョンセはもう厳しい!? 韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その1)
ソウルは建築ラッシュ!? 韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その2)
半地下に住んではいけない!?韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その3)

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