半地下に住んではいけない!?韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その3)
ソウルには、昔ながらレンガ造りの建物が、場所によっては結構残っています。
私が住んでいる恩平区もそんな感じです。
そのレンガ造りの建物をみると、窓が地面スレスレのところにある建物が結構あることに気が付きます。
実は、これは部屋が半分地下に埋まっている部屋の窓だからです。
こういう部屋を半地下と言います。
半地下の最大のメリット
半地下の部屋の最大のメリットは、家賃が安いということです。
地上にある部屋と比べて、格段に安いです。
ただ、これが最大にして唯一のメリットとなります。
実は、それ以外は、デメリットしかないのですが、それを今回は書いていきたいと思います。
風通しが悪い
部屋の半分は、地下に埋まっているので、当然、風通しは悪くなります。
だから、夏は暑いです。
暑くなると、普通、窓を開けるのですが、ご察しのとおり、窓はちょうど、外からは丸見えである場合が多いので、あまり大っぴらには開けられないことが多かったりします。
また風通しが悪いので、部屋の中の空気がどんよりしがちになってしまいます。
湿気が多い
風通しが悪いことも原因の一つなのですが、地下なので、どうしても湿気が多くなってしまいます。
梅雨が長く続いてしまうと、部屋にカビが発生してしまうことも・・・
ちなみに半地下の部屋に収納スペースが備え付けてあっても、そこに荷物を置いてはいけません!
荷物がカビだらけになるので・・・
虫が来やすい
やっぱり半地下だと、虫がたくさん寄って来やすくなります。
いろいろな虫に遭遇するので、虫が苦手な人は、ちょっとした覚悟が必要かもしれませんね^^;
外から見ると刑務所!?
半地下の窓は、ちょうど人の足元の高さにあるので、窓しかないと、そこからいくらでも侵入が可能になってしまいます。
だから、それを防ぐために、窓には鉄格子が付いています。
ただ、鉄格子が付いていると、一瞬、「えっ、刑務所!?」みたいな雰囲気になってしまいます。
イメージとしては、やっぱり良くないですよね・・・
半地下から這い上がる人生
実を言いますと・・・
私も、今、半地下に住んでいます。
やっぱりチョンセに住もうとした場合、普通の地上の部屋だと、1,000万円必要ですし、ウォルセでも、500万円ぐらい、最初に必要なので・・・
ただ、日本から韓国に移住した人から話を聞くと、
「いやあ、私も最初は半地下からスタートしましたよお」
と懐かしそうに話すケースが多い感じがします。
今回は、何回かに分けて、韓国の賃貸&住宅事情の話をしてきましたが、要は、我が家としては、
「半地下から地上に脱出してやる!」
というところから出発している訳です^^
実際、その脱出計画は、うまくいくのでしょうか!?
今後の展開にご期待下さい!
韓国の住宅事情シリーズ
チョンセはもう厳しい!? 韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その1)
ソウルは建築ラッシュ!? 韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その2)
チョンセよりウォルセ!? 韓国のリアルな賃貸&住宅事情(その4)
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タグ:半地下
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