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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国のコンビニやスーパーへ行くと1+1(ワンプラスワン)とか2+1(ツープラスワン)いう言葉を見かけたりしませんか。私も最初は意味が分からなかったので、日本から来られた方は「ワンプラスワンって何?」という話になると思うんですよね。でも実はこれ、かなりお得なサービスなんです。
そこで、この記事では1+1や2+1の意味や買い方、そしてなぜこういう販売方法が人気なのか、韓国に住む立場から考える見解、そして注意点についてもお伝えしていきます。
韓国の1+1(ワンプラスワン)や2+1とは?
1+1(ワンプラスワン)や2+1(ツープラスワン)は、コンビニへ行くと必ずと言って良いほど見かけますし、食品だけでなく化粧品など様々な商品を対象にして行っているサービスです。
では、まず1+1や2+1とは一体どういったものなのかという点について簡単にお伝えしていきますね。
1+1(ワンプラスワン)とは?
1+1(ワンプラスワン)とは、1個を買う値段で1個買うことができるというサービスです。つまり実質50%オフということになりますね。
例えば2,000ウォンのコーヒーを1+1で売っていたとします。この場合、1個買ったら2,000ウォンですが、2個買っても2,000ウォンということになります。だったら2個買った方が断然お得ですよね。
コンビニとかでは1ヶ月ごとに1+1の対象商品が決まっているのですが、自分のお気に入りの商品が1+1になっていると本当に得をした気分になれます^^
2+1(ツープラスワン)とは?
その一方で2+1(ツープラスワン)とは、2個を買う値段で3個買うことができるサービスです。この場合は実質33%オフということになりますね。
ここでも2,000ウォンのコーヒーを例に挙げると、2+1で売っていた場合、1個買うと2,000ウォン、2個買うと4,000ウォンですが、3個買っても4,000ウォンとなります。2+1は1+1に比べるとお得度は若干下がりますが、それでもお得なサービスであることに違いはないので、私も利用することは多いです。
1+1や2+1での買い方
では、韓国で1+1や2+1の商品があった場合、どうすればそのサービスを利用することができるのでしょうか。ただ1+1や2+1の商品の買い方は実に簡単です。
該当する商品が見つかったら、先ほどお伝えしたように
- 1+1の場合は商品を2つ
- 2+1の場合は商品を3つ
をレジに持っていけば良いだけです。そして、店員さんがレジでピッとすると、レジの機械が「ワンプラスワン」とか「ツープラスワン」と言ってくれます。あとは1+1なら1個分、2+1なら2個分の料金を支払えば良いだけです。
逆に、1+1なのに1個しか持っていなかったり、2+1なのに2個しか持っていかないと、店員さんから、「これワンプラスワンですよ」と指摘されてしまいます。「ワンプラスワンなのに何で1個しか持ってこないの?」という視線を感じて、ちょっと気まずい雰囲気になってしまう時もあるので1+1の商品は必ず2個買った方がお会計はスムーズになります^^
韓国で1+1(ワンプラスワン)や2+1が多いのはなぜ?
では、なぜ韓国では1+1や2+1のサービスを行なっているのでしょうか。これは私が韓国で暮らす中で感じることなのですが、それは韓国では節約するよりもどんどん消費していくことが推奨されているからなのかなと思っています。
日本だったら、まとめ買いよりは、1個の商品を安く売るというケースの方が多いように感じるのですが、韓国では逆の傾向があって、まとめ買いが主流となっています。私も時々、ブログで紹介したりしているのですが、韓国では「とにかくたくさん売る」という意識が販売戦略に強く出ていることが多いです。例えば以下のように
で販売していくのが一般的です。あと、ちょっと余談ですが、韓国では詰め替え用のシャンプーを見たことがありません。(探せばあるのかもしれませんが)
このように割引セールで小まめに買い物をするより、1+1や2+1のように大胆な消費スタイルの方が韓国人の気質に合っているのかもしれませんね。
1+1や2+1を利用する場合の注意点
韓国の1+1や2+1は確かにお得です。ただ、買い方を間違えると少し損をしてしまうこともあるので、注意点についてもお伝えしていきますね。
不必要なのに買ってしまうことがある
1+1や2+1はお得なサービスであることに違いはないのですが、一歩間違えると不必要なのに買ってしまうことがあります。
本当は買う予定ではなかったのに1+1だったから買ってしまうことって意外によくあります、また、特に気を付けるべきなのは2+1です。本当は一個だけしか必要ないのに、2+1だったらお得ということで、2個分の値段を払ってしまうこともあるんですよね。
ちなみに、私は韓国に住んでいるので1+1だから買っていたのに、2本買うことが習慣化してしまって、1+1が終わってもついつい2本買ってしまったりすることがあります^^;
コンビニの1+1や2+1はそこまで安くない場合も
韓国のコンビニで1+1や2+1を見かけることは多いですが、コンビニの場合は、元々の値段が高いので、スーパーで売っている値段と比べるたら実はそこまで安くないケースもあったりします。
例えば、私が好きな紅茶は、コンビニで1,600ウォンで売っているのですが、2+1の時があったので、3,200ウォンで3本購入したことがあります。そうすると1本あたり1,067ウォンで買えたことになります。しかし、スーパーだとこの紅茶は1本900ウォンで販売していたんですね。
もちろん、近くにコンビニしかなければ、2+1で買った方がお得ですが、スーパーまで足を伸ばすことができるのであれば、探してみても良いかもしれません。
それでも1+1や2+1は利用しないと損かも
正直、私も韓国へ来た時ばかりの時は、1+1を見て「別に必要もないのに2個買ってもなあ」と思っていましたが、最近は、「まあ、別に腐るものでないから2個買ってもいいかなあ」いう感覚に変わって来ました。
実際、1+1なのに1個しか買わなかったら、かなり損しますからね^^;だから、私も時々、韓国のセブンイレブンでドリンクを購入するのですが、その時は、必ず2個ずつ購入します。
ちなみに先日は、どこかでちょっと見たことがあるようなイラストが描いてあるコーヒーを1+1で買ってきました。
まあ、安く買えれば、何の問題もありませんが^^
まとめ
1+1(ワンプラスワン)とか2+1(ツープラスワン)は韓国で買い物をしようとコンビニやスーパーへ行くと、本当によく見かけますし、韓国社会にしっかり定着しているサービスだと言って良いでしょう。
2+1だと、一気に3つ買うことになるので、本当に必要か吟味する必要がありますが、1+1であれば1個の値段で2つ買えるのでお得感はハンパないですよね。特に家族や仲の良い友達同士で韓国旅行へ行った時などは、1+1は有効に利用することができるかと思いますので、ぜひ韓国ならではのサービスを満喫しちゃってください!
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BABAとは…
ほんとうにどこかで見たことのあるB〇〇Sですねぇ。
日本でならギャグ商品でありそうなネーミングで。
1+1、2+1も売る側は売れるだけ売ってできるかぎり在庫を残したくないという思いなのでしょう。そんな気がします。
ある一定の割合でクレジットカードを使わないと、税金が高くなるという仕組みは、ちょっといただけないやり方ですね。クレジットカードをつかうのが癖になって、限度額を超えてしまったり、使う為に借金をしてしまいそうです。
cdaさん
コメントありがとうございます。
韓国の人はこういうギャグが結構好きなのかもしれません^^;
1+1もクレジットカードも消費の落とし穴にハマらないよう、私自身気を付けていこうと思います(´・ω・`)
今更ながら、こちらの記事を拝読した者です。
最近、度々韓国へ行くことが増えましたため、記事内容の仕組みが気になっていたのですが、1+1や2+1はコンビニが仕掛けている仕組みなのでしょうか?
それとも、どこかの企業がその仕組みの大元なのでしょうか?
茶利さん
コメント頂き、ありがとうございます!
1+1や2+1は、コンビニだとより目立つだけで、いろいろなお店でやっています。
誰がこういった仕組みを仕掛けたのかは分からないのですが、
韓国の文化として定着しているように感じます。
テレビショッピングとかでも「ワンプラスワーン」とかよく叫んでいますよ^^