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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
日本では今、宅配の再配達問題が大きな問題なっていますが、そういった状況を海外から見ていると、やっぱりこれは日本独自の問題なのかなあと感じてしまいます。
海外といっても、私の場合は韓国に住んでいるので、そこからの視点なんですけどね^^;
もし、韓国のやり方を導入すれば、日本の宅配の再配達問題は解消されるかもしれません。
もちろん、日本の宅配業者が聞いたら「そんなのありえなーい」と絶句する内容がほとんどだと思うので、あくまでも参考程度に読んでみて下さい。
韓国の宅配業者は事前連絡OK
日本の宅配業者は代引きや着払いの場合を除いて、事前連絡をすることはお客さんのプライバシーを考慮して、控えるようになっているようです。
でも、韓国の宅配業者はホームショッピングやネットで購入をした場合は、必ず事前連絡が来ます。
事前連絡はショートメッセージで来る時もあれば、電話で来る時もあります。
何度か電話に出れられなかった後、電話に出ると、「何で、電話を取ってくれないんですかあ」と宅配業者に怒られることも・・・
ただ、こうやって配達日の当日に事前確認をしてから行くので、再配達になってしまうリスクは当然減ってきます。
何があっても荷物を置いていく
一方、普通の荷物が届く場合は、事前連絡はないので、受取人が不在になってしまうケースも多くなります。
しかし、韓国の宅配業者はありとあらゆる手を使って再配達になるのを防ごうとします。
受取人に電話をして
「ドアの前に置いておきますからあ」
とか、
「隣の家の人に預けておきますので~」
と告げて、荷物を置いていくケースはよくあります。
ただ、オートロックのマンションだと、まずはマンションの中に入る必要がありますよね。
そんな時は、別の部屋の人の番号を押して「●●号室の人に荷物を届けたいんでドアを開けて下さい」と宅配業者の人がお願いをするケースはよくあります。
時々、困ってしまうのは、夜の11時過ぎでも、受取人がいないと、別の部屋の人をピンポーンと呼び出して、「ドアを開けて下さ~い」とお願いをする宅配業者がいることです。
そんなことをしたら日本では大問題に発展してしまうと思いますが、韓国ではケンチャナヨ~です^^;
韓国の宅配業者はサインが不要
ただ、宅配業者が受取人不在の場合、ドアの前に荷物を置いていくという話を聞いて、
「あれっ、サインはどうするの?」
と疑問に思う人がいるかもしれません。
実は、韓国の宅配業者はEMSやDHLなど特別な業者を除いて、受取サインはしないシステムになっています。
だから、ドアの前に荷物を置いていくという荒業も可能になってくるワケです。
もちろん、時々、誤配になることもありますが・・・
その時は、とにかく何とかします^^;
それに、サインが不要になるので、その分、宅配業者は時間を短縮することが出来ます。
韓国の宅配業者もすごく忙しいところがあり、荷物を渡すその瞬間には、体の半分は反対の方向を向いて、次の家に行く体勢を整えている人も多いです。
また、最初にマンションに入るドアを開けて上げて、家のドアを開けるのが遅れると、既に荷物を置いて走り去ったりする宅配業者の人もいます。
ちなみに、夜11時過ぎに宅配業者が来ると、女性はとても不安に感じるかもしれません。
でも、韓国の宅配業者はサインをもらわなくても大丈夫ですし、宅配業者の人も変な疑いを女性から掛けられたくないので、目を合わせなかったり、ドアの前に荷物を置いて逃げるように去っていくケースも多いです。
日本の宅配業者のサービスは海外ではあり得ない
こういった韓国の宅配業者のサービスは日本に住んでいる人にとってはあり得ない話に聞こえるかもしれません。
ただ、韓国に長く住んでいると、段々慣れてきます^^;
逆にそういった海外に住んでいる立場から日本の宅配業者のサービスを見てみると、逆の意味で、あり得ないというか、ムチャクチャ感動します。
(以前、日本に一時帰国した時、そう感じました!)
日本の宅配業者もいろいろ大変だと思いますが、日本の良さを活かしつつ、うまく状況が改善されることを願っています!
いつも楽しみに読ませていただいています。
スーパーで買った商品を家に配達してくれるサービスは日本でも増えてきています。
韓国では、自分が帰った時には商品が先に届いていると言った話を聞いたことがありますが、家の前に置くからそういったことが起こるのですね。
結果的に無事、手元に届くのであれば双方がハッピーですが、問題が起こった時面倒ですね。
コンビニ受け取りサービスも韓国では店側は、ただ受け取るだけで、トラブルが多いと聞きました。
日本でコンビニ受け取りする際は、メール届く案内を店員に見せたり、本人確認してまず間違いは起こらないようになっています。
これからもいろんな話題を楽しみにしています。
柴犬さん
コメントありがとうございます!
やっぱりスーパーで買ったものを家まで届けてくれるとありがたいですよね~
我が家の近所のロッテスーパーも会員になっていれば、無料で配達をしてくれるのでとても助かっています。
確かに、むちゃくちゃ早く到着するので、買い物したら、出来るだけ早く家に帰るようにしていますよ^-^
昔は、宅配を受け取る際、サインがないと大丈夫かいろいろ心配することも多かったですが、最近は、「まあ、何かあっても、最後は何とかなるんじゃなーい」と考えるようになってきました。
やっぱり慣れって怖いですよね~^^;
いつも楽しく読んでいます!
もう、日本でも置いていってもらいたいくらいです。
時間を指定すると、ちょっとマンションの下まで…とかも降りられません!子供の園バスのお迎えがあった時など、困りました。そういえば、子どもが小さい時にしていたコープの個配はいなくても置いて行ってくれてたなぁ。取られたこともないし、心配しすぎですよねー!!
なみさん
コメントありがとうございます!
そしていつも読んで頂いて本当にうれしいです(^O^)
日本はやっぱり過敏になってしまっているところがあるかもしれないですよね。
韓国は「もっと気を遣ってよ~」と思ってしまうことも多いのですが、逆の見方をすると、こちらも気を遣わなくて良いので、いい意味で融通を利かせられるというか、気楽に生きられるところがあります^^
日本も昔は隣のお宅の方に荷物を預かって貰うという方法がとられる場合がありましたが、隣近所とのお付き合いが昔より希薄になったことや、プライバシーの問題があって無くなりましたね。
荷物をドアの前に放置というのは、紛失やイタズラによる破損などを考えるとあり得ないと思います。
日本は宅配ボックスの設置費用を国が補助すること、時間指定から配達員のランチタイムを除外することで緩和させようとしていますが、効果があるといいですね。
あとは、通販会社が日時指定を無料にすればもっといいんじゃないかと思うんですけどね。
マザーさん
コメントありがとうございます!
いろいろなご意見を伺うと、宅配ボックスの設置の流れと日時指定の料金設定などから、解決の糸口は見えてくるかもしれないですね!
いずれにせよ、日本は宅配ビジネスの最先端を行っている国なので、配り手良し、受け手良し、世間良しの先方良しのモデルを世界に先駆けて構築してくれることを願っています^^