※この記事にはプロモーションが含まれています。
こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国では夏に携帯扇風機(ハンディファン)を持ち歩く人が最近、すごく増えています。
前々から何となーく気にはなっていたのですが、
先日、友人から、「韓国から来た人は、かなりの高い確率でミニ扇風機を持っていますよね。」と言われて、やっぱり~という話になりました。
そこで、今回は韓国の携帯扇風機(ハンディファン)の値段や購入する時の注意点についてお伝えしていきます。
韓国語で携帯扇風機(ハンディファン)は何と言う?
韓国語のお話を最初にしておくと、まず、韓国語で扇風機は、“선풍기”と書きます。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
선풍기 | ソンプンギ | 扇風機 |
そして、今回、お伝えする携帯扇風機(ハンディファン)は、韓国語で、“휴대선풍기”と呼ばれています。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
휴대선풍기 | ヒュデソンプンキ | 携帯扇風機、手持ち扇風機、ハンディファン |
或いは、手(손)で持つ扇風機ということで、“손풍기(ソンプンギ)”とも言います。
元々の、“선풍기(ソンプンギ)”と読み方が似ていますが、韓国人から見て“손(ソン)”と“선(ソン)”は、明らかに発音が違うのでご注意下さい。
韓国で携帯扇風機は大人気
最近は、ソウルもジワリジワリと暑くなってきて、ソウルの街を歩いているとお店で携帯扇風機を見かける機会が増えて来ました。
そして、いろいろなお店で、携帯扇風機専用のコーナーが出て来ます。
この写真を撮ったところは、本屋の文房具コーナーだったのですが、基本的には、生活グッズを売っているお店で売られています。
ちなみに韓国の携帯扇風機の価格の相場は10,000~12,000ウォン(1,000円~1,200円)で、充電式のものが主流です。
ただ、充電ケーブルは韓国のスマートフォンで使うものと同じケーブルを使うように設計されているので、充電ケーブルは基本的に付いていません。
また、韓国で携帯扇風機(ハンディファン)を買う時は、絶対知っておかなければならない注意点があるので、ご紹介していきます。
携帯扇風機(ハンディファン)はいつから流行るように?
携帯扇風機(ハンディファン)は、韓国発祥だとも言われていますし、韓国では、かなり前から、販売はされていました。
ただ、韓国で、本格的に流行るようになってきたのは、2017年頃かなかと思います。
韓国の行政安全部が出している統計値では、扇風機全体の売上に占めるハンディファンの売上が
- 2015年:26%
- 2016年:38%
- 2017年:48%
- 2018年:51%
となっており、2017年から2018年に掛けて、一気に需要が増えたことが分かります。
そして、韓国でのブームを受けて、日本でもハンディファンが知られるようになったそうです。
ハンディファンは、日本だと2,000~3,000円の価格帯で売られているみたいですね。
韓国の携帯扇風機のちょっと怖い話
韓国の携帯扇風機(ハンディファン)について、以前、よく利用する生活用品店のお兄ちゃんと話していた時、ちょっと怖い話を聞いた時があります。
私「最近、韓国で携帯扇風機を使う人って増えていますよね。」
店員さん「そうですよね~」
私「男性より女性の方がよく使っていると思いませんか?」
店員さん「はい、女性の場合は、汗でお化粧が落ちないように使っている人が多いですよ。」
なるほど~、だからか~と私が妙に納得した時に、店員さんが、
「実はですね~」
とある重要なことを話してくれたのです。
ここから、少し韓国語で・・・
店員さん「(사실은 휴대선풍기가 한번 터졌어요サシルン ヒュデソンプギガ ハンボン トジョッソヨ)」
最初、私は
「実は、携帯旋風が一度、大ヒットしたんですよ。」
という意味だと思いました。
なぜなら、韓国語のトジョッタ(原型は터지다(トジダ))という言葉は、商品が爆発的にヒットした時に使ったりするからです。
しかし、よくよく聞いてみると、爆発的にヒットしたのではなく、本当に携帯扇風機が爆発する事件が起こったとのこと。
店員さんの話によると、韓国で販売されている携帯扇風機は基本的には中国から輸入しているそうなのですが、以前は、5,000~6,000ウォン(500~600円)ともっと安い値段で売られていたそうです。
しかし、安いだけの携帯扇風機の中に安全管理をしっかり行っていなかったものがあり、爆発する事件が起こってしまったとのこと・・・
まさか、そっちのトジョッタだったとは知らず、ちょっと怖くなったお陰で、少し涼しくなりました^^;
実際、先ほど、ご紹介した行政安全部の資料にも、ハンディファンが韓国で流行り始めた2017年には、ハンディファンの事故が33件と2016年の4件に比べて、8倍以上増加したと書いてあります。
店員さん曰く、
「だから、安すぎる携帯扇風機とか、道端で売っている(いわゆる露天商)ものは危ないから絶対買わない方がいいです。
1万ウォン以上しても、ちゃんとしたお店で売っているものを買って下さいね。
もちろん、ウチで売っている扇風機も安全点検はしっかりしていますよ!」
確かに安いモノには訳があるから気を付けなければいけないと改めて実感しました。
なぜ、韓国で携帯扇風機が流行る?
ところで、私がもう一つ気になったのは、
「なんで韓国で携帯扇風機がこんなに流行っているのか。」
ってことです。
そこで、友達から携帯扇風機をプレゼントしてもらった娘に聞いてみたところ、娘が一言
「暑いから・・・」
まあ、そーだよなーと思いつつ、日本だと携帯扇風機を使っている人は、そんなにたくさんはいないんだよね~と話すと、
「なんで日本では携帯扇風機を使わないの?」
と逆質問されてしまいまいた^^;
まー、日本だと湿度が高くて、ムシムシしているから、携帯扇風機を使っても、そんなに涼しくならないからかなーと思ったりもしているのですが・・・
それとも日本の女性は韓国の女性よりもお化粧が薄いからでしょうか(汗汗)
とにかく、最近の夏は、異常なくらい暑いですから、安全な携帯扇風機(ハンディファン)を有効活用して、少しでも涼しい夏を過ごすことて出来ればいいですよね!
スポンサーリンク
広告
スポンサーリンク
いますね〜観光客が地下鉄車内で使って居るのをよく目にしますよ。
車内は結構冷房が効いているのに、ガンガンに扇風機を回してくれるのです。隣にいる乗客のことは御構い無しですね。勘弁してほしい。
例外なく女性客で男はいませんね。何にしてももう少し配慮して頂きたいと思う次第です。地下鉄車内で爆発も嫌です。
cdaさん
コメントありがとうございます。
韓国には日本のように回りに配慮する文化はないですよ^^
ただ、だから悪いと言っている訳ではなくて、私も最初は「何で?」って思っていたんですけど、最近は「自分もあまり気にしなくてもいいや」という感じになってきて、結構気楽に生活しています。
(もちろん、日本人として最低限の配慮はしますよ~)
実際、韓国で生活していると日本へ行った時とでは、頭の中でカチッとモードを切り替えています^^
そりゃそうなのでしょうけれど、韓国での流儀を日本でそのままされたら敵いません。やはり旅行客には考えて欲しいです。
cdaさん
確かにおっしゃる通りですね^^;
中国製は、バッテリーが爆発しますね。
リミッター外してその文安くする分
過充電で爆発するようです。
スマホでもありましたね。
コピーはするけれど、安くするため
そのような安全装置は外してしまうんですね。
日本でも、熱中症対策で、作業服の中に
ファンで強制換気するものが発売されています。
https://ec.midori-anzen.com/shop/contents1/coolfan.aspx
お高いですね。
日本は、扇子とか団扇で凌いでいるから
ファンは売れないんじゃないですか。
自分も暑いときは扇子です。
でも、会社の中では、USBにつなげて、自分の顔に
向けてファンを回している人もいますが、少数ですね。
電車内でファンを使っている人にまだ自分は遭遇していません。
たくさん
コメントありがとうございます。
確かに言われてみると、韓国にも団扇はあるのですが、あまり街で配ったりするのを見かけない気がします。
その分、携帯扇風機が流行りやすい環境があるのかもしれませんね^^
ケンさん、안녕하세요
自分も7月にソウルにいった際に携帯扇風機をかいました。
まさか、こんな怖い話があったとはビックリです!!!
気を付けないとと思っていますが、なかなか日本で使うのが恥ずかしく、まだ袋の中です!!!笑
なんとか、暑い日が終わる前に使いたいです。あっ、気を付けながら!!!笑
あややさん
コメントありがとございます。
普通のお店で買われていれば基本的に大丈夫だと思います^^
やっぱり、日本で携帯扇風機を使うと、皆の視線が集中して、余計、恥ずかしくて暑くなっちゃうのかもしれませんね^^
でも、せっかく購入されたのですから、ブンブン風を吹かせて、暑い夏を乗り切って下さい(^O^)
ケンさん、返信ありがとうございます。
自分は高速ターミナル駅の地下ショッピングセンターで買いましたので大丈夫そうです。笑
明日から、さっそく使ってみようと思います!!!
暑い日が続きますが、体には気を付けてこの夏を乗り越えましょう!!!
韓国でも日本のように中国製品に対する偏見はあるのでしょうか?
パンさん
コメントありがとうございます。
偏見ありますよ。
これはあくまでも個人的な感覚ですが、日本で売っている中国製よりも韓国で売っている中国製の方が、さらに質が悪くなっているような気がします。
日本だと検品をかなり徹底してやっているからかもしれませんね。