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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国のゴミの分別や捨て方の方法は、日本に比べるとかなり違うところが多いです。
ですから、留学や移住で韓国に来られた方の中には、ゴミの捨て方に戸惑う方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、韓国のゴミの分別方法について、分かりやすくお伝えしていきます!
韓国のゴミ分別方法
韓国のゴミの種類と分別方法は地域によっても違うのかもしれませんが、私が住んでいるソウルの恩平区では、
- 一般ゴミ(生活廃棄物)
- 生ゴミ
- 粗大ゴミ
の3つに大きく分けられます。
一般ゴミの袋と範囲
一般ゴミに関しては、私が住んでいるエリアでは普通のビニール袋を使っても大丈夫です。
あとは、スーパーで買い物をすると、ショッピングレジ袋兼ゴミ袋というのが渡されるのでそれを使っても大丈夫です。
ただ、「じゃあ、一般ゴミってどこまで」という話になるかと思いますが、基本的に、生ゴミ以外は、一般ゴミだと思って頂いて大丈夫です。
日本だと地域によっては、燃えるゴミ、燃えないゴミと分別しますが、私が住んでいるソウルのヨンシンネでは、そういった分別基準がありません。
生ゴミ用の袋の買い方
生ゴミに関しては、飲食物ゴミ袋(음식물 쓰레기 봉지)という種類のゴミ袋を近くのスーパーなどで購入して、それに入れた上で捨てなければなりません。
私はいつも3リットル用のものを購入するのですが、生ゴミのゴミ袋の値段は10枚で3,000ウォン、つまり1枚あたり300ウォン(30円)ということになります。
(実は、少し前までは1枚80ウォン(8円)程度だったのですが、最近は何故か値段が暴騰しています。)
そして一般ゴミや生ゴミは、月・水・金と週に3回捨てる日があるので、その日の前日の夜に、家の近くのゴミ置き場に捨てています。
ちなみに、韓国でもゴミ専用の集積場所が設置されている地域もあるようなのですが、私が住んでいるソウル恩平区では、道の脇や電柱のあるところに置くという感じです。
そういう話を聞くと、「カラスがやってきて生ゴミを荒らすのではないか」と心配する人もいるかもしれません。
でも、ご安心ください!
韓国ではカラスがほとんどいないのでまったく問題ないのです^^
ただ、ゴミ収集日はいろいろなところにゴミ袋が出ているので、見栄えはよくありませんが・・・
粗大ゴミの捨て方
一方、粗大ゴミを捨てる場合は、近くの洞事務所へ行って、申請をしなければなりません。
私も一度、申請をしに行ったことがあるのですが、そこで大型廃棄物排出申告書というものに粗大ゴミの必要事項を記入します。
そして、専用の紙をもらって、それを指定された日に粗大ゴミに貼り付けて家の外に出しておくという流れになります。
(その紙は1枚2,000ウォンでした)
ちなみに日本だと粗大ゴミシールという感じになると思うのですが、ソウルの場合は、普通の紙をテープでペタペタと貼らなければなりません。
申請しなくても良い粗大ゴミの謎
実は、その時、本当は、壊れた掃除機も捨てようとしたのですが、洞事務所の人から
「あぁ、それは洞事務所の横に捨てておいて大丈夫ですよ。」
って言われました。
また、別の機会に妻が壊れたガスコンロを捨てようした時も同じことを言われました。
正直、家から洞事務所まで重たいものを運ぶのはかなり面倒だと思っていたのですが、いざ持っていこうとした時に、あるおじいさんが、
「そういったものは、洞事務所へ持っていくもんじゃない。私達にくれないと。」
と言って引き取っていったのでした。
実は、ソウルでは、電化製品や鉄製の粗大ゴミがあれば、家の外に置いておいたら、どこからともなく廃品回収のおじいさんやおばあさんがやって来て持って行ってしまうのです。
(少なくとも私が住んでいるエリアではそうなっています)
最初、そういった粗大ゴミは、なぜ申請しなくても良いのか、よく分かりませんでした。
でも、今は、粗大ゴミを廃品として欲しがっている人達がたくさんいるからだと個人的には理解しています。
ちなみに、先日、我が家の近くで引っ越しをしている家庭があり、冷蔵庫を外に置いていたのですが、ある注意書きのついた紙が貼られていました。
そこには、
「持って行かないで!」
と書かれていました。
まあ、確かにそうしておかないと、やっぱりマズイですよね~^^;
まとめ
韓国のゴミの分別方法は、基本的に、一般ゴミ、生ゴミ、粗大ゴミの3種類に分かれます。
特に、韓国は日本と違って、生ゴミの分別をしっかりやらないといけないので、その点が、ちょっと面倒かなって思います。
ゴミ袋のお金が掛かってしまうという点もそうなのですが、夏は、果物の皮などを捨てると、虫がガンガン寄って来たりするので・・・
なので、果物はゴミ分別の日に食べたり、一時的に冷凍庫に入れたりしながら、衛生面に気を付けるようにしています。
あとは、地域によってもゴミの分別方法は若干違いがあるかもしれないので、お住いの地域のルールを把握して、しっかり対応して下さいね!
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帰国前の引越しで粗大ゴミの廃棄はネットで申し込みと決済をすませると廃棄シールを印刷して廃棄物に貼り付けて指定した場所に出しておきました。でもなぜか指定した日に取りに来ませんでしたね。
うちが住んでいた仁川の生ゴミの捨て方は生ゴミボックスでした。プリペイドカードを生ゴミボックスの挿入口に入れると生ゴミ投入口のフタが開き、袋から生ゴミだけを投入するものでした。夏はすごく臭いので大変でした。廃棄料金は有料袋よりは安かったですね。
ひょのさん
コメントありがとうございます。
地域によっていろいろ違うところもあるんですね~^^
確かに私も洞事務所で指定日の話になった時、職員の人から、
「その日に取りにいけないこともありますよ」
って言われたので、私が慌てて、
「えっ、じゃあ、そんな時はいったん家に持って帰らないといけないんですか?」
と聞いたのですが、
「いえ、そのまま放っておいてください」
と言われました。
ここら辺も韓国ならではですね^^;
ゴミ袋価格の高騰、もしかして、韓国で、石油価格が高騰している??って事でしょうか??
韓国の場合、石油価格が高騰すると、関連製品が連動して、値上げするので、もしかしたら、と思いました。
間違っていたら、すみません。
田中さん
コメントありがとうございます。
私も車に乗っていないので石油価格はあまりチェックしていないのですが、世界標準と連動しているので、日本とそれほど差はないかと思います。
韓国は物価上昇率が高いですが、食品も含めて全般的に上がっています。
ただ、最近は韓国の物価が上がっているというよりは、日本はデフレ時代が続いていたので、相対的により上がっているように見えるだけなのかあと思うこともあります^^;
件のおじいさん、廃品回収業者なんでしょうけど、あんな口振りが普通なんですか?
私だったら、あんたになんで遣らにゃならんのかと言ってしまいそうです。大型家電の運び出しひとつをとっても引っ越しでは苦労するのだなと感じました。
御承知のように、日本でも資源管理やリサイクルを名目に役所が金を取るようになっていますね。一昔前までまであった廃品回収屋さんが懐かしいです。
cdaさん
コメントありがとうございます。
廃品回収の仕事って実は結構儲かるのかもしれませんよね。
私の妻の知り合いでも、そのシステムを作って大金持ちになった人がいます。
あと、本来であれば皆から尊敬されながら生活をすべきお年寄りが社会の底辺で働いていらっしゃるのを見ると、やはりちょっと複雑な気持ちになりますよね・・・
粗大ゴミの引き取り価格は安いですね。
前済んでいたところは1点340円
大物になると2点とか3点必要。
今の所は540円
会社の人が住んでいる伊勢原市は1000円^^
生ごみは、小バエが沸くので、生ゴミ乾燥機で処理し
パラパラにして、一般ゴミで出しています。
お勧めです。
たくさん
コメントありがとうございます。
確かに生ゴミ乾燥機があると便利ですね!
韓国にあるか分かりませんが、やっぱり夏場は臭いとか大変なので・・・