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私が数年前、韓国に移住して来た頃は、「韓国にはラーメン屋がないなあ」と思うことが多かったです。

しかし、最近、いろいろなところで、日本のラーメン屋を見かけるようになって来ました。

これは、日本へ旅行した際、おいしいラーメン屋を体験する韓国人が増えてきたからなのかもしれません。

そういった流れの中で、日本のラーメン屋は、韓国の食文化を変えつつあるのかもしれない!

というテーマで韓国のラーメン屋事情をお伝えしてきます。

新たなラーメン屋がソウル・ヨンシンネに上陸!

私が住んでいるソウル・ヨンシンネには、既に”かどや”という日本のラーメン屋があります。

韓国にある日本のラーメン屋@ヨンシンネの”かどや”を堪能

そんなヨンシンネに、今度は、“麺処 ほん田”のラーメン屋が殴り込みをかけてきました^^

韓国では”HONDA RAMEN”という名前のお店になっています。

先日、ほん田ラーメンがオープンして、少し安くなっていたので、家族で食べに行って来ました。

日本のラーメン屋が変える韓国の食文化

ほん田ラーメンの中に入ると、昔の韓国では絶対に考えられなかった2つのシステムがお店の中にありました。

カウンター席

一つ目はカウンター席です。

もちろん、店内にはテーブル席もあったのですが、店内スペースの三分の二はカウンター席となっていました

実は、韓国には昔、「カウンター席のあるお店は必ず潰れる」というジンクスがありました。

食事はみんなでするもんだという韓国人にとって、カウンター席という発想はあり得なかったんですね。

しかし、テーブル席を圧倒するカウンター席を目の当たりにしながら、韓国も随分変わったものだなあとしみじみ実感しました。

券売機

お店の中に入った後、私達は、いつ店員さんが注文を取りに来るかなあと、じっと待っていました。

しかし、店員さんはなかなか来ません。

そこで、お店にいた、ちょっとイケメン風の若い店員のお兄さんに、「注文してもいいですか?」と聞いたら、

「あの券売機で注文して下さい」

と言われました。

おっと、完全に券売機を見落としていました^^;

私自身、韓国では券売機のあるお店をほとんど見たことがありませんでした。

(マックなどファーストフードでは、タッチパネルの機械で注文するのが一般的になっていますが)

券売機は日本のラーメン屋から来た発想だと思いますが、恐らく韓国の人はまだ慣れていないと思います。

その証拠に、その日はオープンして間もない頃だったこともあり、券売機に戸惑うお客さんが続出していましたので^^

韓国の人は薄味がお好き!?

今回、私が注文したのは、ほん田ラーメンのセット(5,900ウォン)というものでした。

セットだと、小さなおにぎりが付いてきますが、単品だと4,900ウォンなので、かなりリーゾナブルな価格設定になっています。

出てきたのは、とんこつラーメンでしたが、その割には、こってりとした感じではなく、さっぱりとした味わいです。

また、塩分は控えめの印象を受けました。

チャーシューも柔らかくて美味しかったですし、個人的には、それなりにいい味だなあと思いました^^

また、韓国にある日本のラーメン屋をいくつか回ってみて感じることなのですが、今回のほん田ラーメンも含めて、全体的に薄味が多いかなと思っています

その疑問を妻に投げかけてみると、韓国の人は、塩っ気の多いラーメンは、健康に悪いからということで避ける傾向があるんだそうです。

キムチとか塩分たっぷりなはずなんですけどね~^^;

ラーメン屋の修了証が韓国的!

ところで、今回、行ったヨンシンネのラーメン屋には、修了証が飾ってありました。

「お~、こんなものがあるんだあ」と思いつつ、よくよく見てみると・・・

あれ!?

教育期間が2018年9月17日~9月21日で5日間しかないのならまだしも、修了証が発行された9月21日は、実は、このラーメン屋がオープンした日の翌日だったのです

ここら辺のバタバタ感がいかにも韓国的で思わず笑ってしまいました。

まあ、結構、おいしかったから別にいいんじゃないでしょうか(笑)

ヨンシンネというソウルの小さな街でも、今回2軒目の日系ラーメン屋が出来ましたら、これから、ますます韓国で日本のラーメン文化が拡がっていくことを期待しています!

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