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出典:https://www.genie.co.kr/magazine/subMain?ctid=12&mgz_seq=7828

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

最近、我が家の家族は、韓国ドラマ「愛の不時着(사랑의 불시착)」にハマっています。

実は、この作品、いろいろな意図を感じて、個人的には、どうなんだろうとずっと思っていたのですが・・・

家族が熱心に見ているので、今回は、こちらの韓国ドラマのあらすじ、キャスト、感想、そしてある特別な事情について、お伝えいきます。

「愛の不時着」のあらずじ

トルネードに吹き飛ばされ

ヒロインのユン・セリ(ソン・イェジン)は、韓国の最高財閥であるクィーングループの娘であり、自らが立ち上げたファッション事業で盛況を収めている有能な人物です。

セリには、兄が二人いますが、長男のセジュンも次男のセヒョンも能力がなく、性格的にも非常に残念な人達でした。

そのため、父であり、クィーングループの会長でもあるユン・ジュンピョンは、後継者としてセリを指名したのです

ある日、セリは、自社の新製品であるパラグライダースーツを自ら着用して、直接、テストをしようとします。

しかし、飛行中にトルネードに巻き込まれて、セリはパラグライダーごと、遠くへ吹き飛ばされてしまうのでした

セリが不時着した先は?

セリが不時着した場所は、DMZ(韓国と北朝鮮の非武装地帯)の北朝鮮側でした。

森の木のぶら下がった状態で目覚めたセリは、パトロールをしていた北朝鮮の兵士であるリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に発見されます。

ジョンヒョクはセリについて調査しようとしますが、ジョンヒョクが地雷のスイッチを踏んで身動きが取れなくなってしまった隙にセリは逃げ出すのでした。

しかし、韓国に帰ろうとして、境界を越えて向かった先は、韓国ではなく北朝鮮側だったのです

南北の国境を超えたラブストーリー

セリは、ある村に辿り着きますが、そこが北朝鮮であることが分かり、ショックを受けます。

そして、危うく車にひかれそうになりますが、そこで、ジョンヒョク(ヒョンビン)に助けられるのでした。

最初は、セリを殺そうかと考えるジュンヒョクですが、結果的にセリを守ることになり、セリが韓国へ戻れるよう助けようとします。

様々な試練を乗り越える中で、二人は次第に惹かれ合っていくのでした

「愛の不時着」のキャスト

リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)

北朝鮮総政治局長の息子でもある5中隊大尉。

元々はピアニストでスイス留学までしていたが、兄の死をきっけに軍人となります。

原則に従い、完璧に任務を遂行しようとする軍人であり、一見、冷淡にも見えますが、実は優しい心の持ち主です。

ユン・セリ(ソン・イェジン)

韓国財閥家の娘でもあり、ファッションブランド“Seri’s Choice”のCEOとしても成功を収めています。

セレブでありながらも、陽気で破天荒な性格の持ち主でもあります。

ソ・ダン(ソン・ジヘ)

ジョンヒョクの婚約者。

北朝鮮の平壌にある最高級のデパートの社長の娘で、本人はチェロを専攻しており、ロシアで留学生活を送った後、10年ぶりに北朝鮮に戻って来ます。

自分は、当然、ジュンヒョクと結婚すると思っていたのですが・・・

ク・スンジュン(キム・ジョンヒョン)

イギリス国籍の実業家。

セリとは一時、婚約までした仲でしたが、セヒョンの兄と事業を行っている時に、公金を横領して、指名手配をされてします。

そこで、警察の捜査網を逃れるため、北朝鮮に向かいます。

チョ・チョルガン(オ・マンソク)

人民軍保衛部の少佐。

麻薬の密輸や、非武装地帯での不法盗掘など、犯罪も躊躇せずに行う野心家です。

ジュンヒョクが自分の不正を調べようとすると、ジュンヒョクとジュンヒョクの家族を倒そうとし、セリの命も狙います。

チョン・マンボク(キム・ヨンミン)

ジュンヒョクの兄のムヒョクの友人でもあった人物ですが、チョルガンの命令で、ジュンヒョクの家を盗聴します。

しかし、やがてジュンヒョクの味方となり、サポートをしてくれます。

ピョ・チス(ヤン・ギョンウォン)

北朝鮮の5中隊の曹長。

せっかくな性格で、最初は、セリと敵対しますが、実は情に厚い人物で、セリとも次第に仲良くなっていきます。

パク・グァンボム(イ・シンヨン)

北朝鮮の5中隊の曹長で、5中隊の中では、一番のイケメンです。

寡黙な性格ですが、ジュンヒョクを心から尊敬しており、ジュンヒョクからの信頼も厚い人物です。

キム・ジュモク(ユ・スビン)

5中隊の中級兵士。

北朝鮮の兵士でありながら、韓国ドラマの大ファンという人物です。

韓国ドラマを通じて、韓国の流行や文化に対する知識をたくさん持っています。

クム・ウンドン(タン・ジョンサン)

5中隊の初級兵士。

勤務中に、母親からのの手紙を読んで泣いてしまうほど、涙もろい一面を持っています。

セリとも仲が良く、純粋で善良な性格の持ち主です。

「愛の不時着」の感想

「愛の不時着」のユン・セリ(ソン・イェジン)とリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のラブストーリーを中心に描かれています

セリ演じるソン・イェジンは、ロマンスの女王と呼ばれるほどの人気女優です。

また、ジョンヒョク演じるヒョンビンは、イケメンの韓流スターなので、それだけでも話題にならないはずがありません。

さらに、ジュンヒョクの四人の部下達は、次第にセリを尊敬し、守ろうするようになりますが、一人一人が非常に魅力的に描かれています

銃撃戦など、シリアスなシーンもありますが、コメディ的な要素もたくさん織り交ぜられていて、楽しく見ることが出来ます。

また、ドラマの途中では、キム・スヒョンやチェ・ジウなど、人気の韓流スターが友情出演するなど、サプライズ的な要素も盛りだくさんなのが魅力です。

「愛の不時着」ってもしかして・・・

実は、私自身、「このドラマってどうなんだろう。」といろいろ思うところがありまして・・・

「愛の不時着」は韓国の財閥の娘と、北朝鮮の兵士と間で繰り広げられるラブロマンスです。

つまり、北朝鮮と融和したい韓国政府の政治的な意図が強く反映されたドラマだと思うんですね。

ちなみに、先日、イ・ビョンヒョン主演の「白頭山」という映画を観たのですが、そこでも最後は、北朝鮮の人がヒーローになっていました。

韓国に住んでいると、韓国の芸能界って、実は、政治的な意図によってものすごく影響されていることが分かってきます

最近、この役者さん、あまりテレビで見なくなったなあと思うと、「あ~、そういうことかあ。」と気が付いたり・・・

最近、この役者さん、やたらテレビで見かけるなあと思ったら、「あ~、やっぱり、そういうことかあ。」と分かったり・・・

そういった裏事情は、韓国人の妻から教えてもらうことが多いのですが、ここら辺は、韓国の歴史的な背景上、しょうがないのかなと考えています。

そういった意味で、我が家の家族たちも、「愛の不時着」だけでなく、製作側の政治的な戦略にもハマっているのかもしれません・・・

ただ、まあ、そこら辺は、あまり深いこと考えずに、エンターテイメントだということで、楽しめればいいのかなと思います^^

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