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出典:https://tv.jtbc.joins.com/skycastle

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

最近、韓国では、「SKYキャッスル(SKY캐슬)」というJTBCのドラマが話題になっています。

放送時間は、金曜日・土曜日の夜11時からという厳しい時間帯であるのにも関わず、視聴率は、グングン上がって来ています。

我が家では、最初に妻がハマり、私もジワジワとハマって来ているのですが、なぜ、韓国でこの「SKYキャッスル」の人気が高まっているのか、あらすじを交えながらお伝えしていきます。

「SKYキャッスル」のあらすじ

SKYキャッスルとは、医者や判事など社会の0.1%であるエリート出身の家族のみが住むことが出来る超高級住宅街です。

その中で、妻たちは、夫を王様のように出世させ、子供たちを名門大学へ進学させるため、他の妻達と、お互いにしのぎを削りながら、奮闘しています。

物語は、主人公のハン・ソジン(ヨム・ジョンア)が、同じSKYキャッスルに住むキム・ミョンジュ(キム・ジョンナン)の息子がソウル大学の医学部に合格した記念パーティーを主催し、その準備をするところから始まります。

ミョンジュは、SKYキャッスルの中でも女王的な存在です。

実は、ソジンが、パーティーを主催した理由は、ミョンジュから、娘のカン・イェソ(キム・ヘユン)が医学部に入学するために必要なデータ(ポートフォリオ)を入手することでした。

しかし、ミョンジュはソジンにポートフォリオは伝えず、息子を合格に導いたカリスマ入試コーディネーターキム・ジュヨン(キム・ソヒョン)(→実は、この人がかなりのキーパーソンです)を紹介します。

コーディネーター料は莫大な金額でしたが、ソジンは義理の母に土下座をしてお願いをして、費用を捻出してもらうのでした。

その一方で、ミョンジュは、息子を医学部に見事合格させたご褒美として、夫のパク・スチャン(ユ・ソンジュ)から、クルーズ旅行をプレゼントされたのですが、帰国後、狩猟用のライフルで自殺してしまいます

夫のスチャンは、失意の中、大学を辞め、SKYキャッスルも出ていくことに。

その後、空き家となった家に、ファン・チヨン(チェ・ウォンヨン)と童話作家の妻イ・スイム(イ・テラン)が引っ越しをしてきます。

実は、スイムは、ソジンの高校生の同級生で、ソジンが高校時代、アルコール依存症の父を持ち、貧しさの中で荒れた生活を送った過去を知っていたのです。

しかし、ソジンは、過去を隠すために名前も変えており、スイムと会っても、スイムの高校時代の同級生ではないと主張するのでした。

物語が進む中で、ミョンジュがなぜ自殺をしたのか、その過程が徐々に明らかとなり、華やかなSKYキャッスルの闇が浮き彫りになっていきます。

そして、SKYキャッスルでは、同じような悲劇が再び繰り返されそうとしていたのです

「SKYキャッスル」の視聴率の伸びがすごい!

SKYキャッスルは、この記事を書いている段階で、14話が終わった段階ですが、韓国のナムウィキのデータによると、現時点での視聴率の推移は以下のようになっています。

初回は、深夜枠なので、視聴率は1.727%でしたが、その後、グングン上昇し、14話では、15.780%を記録しました

(首都圏では、17.254%を記録しています)

この数字を見るだけでも、SKYキャッスルの人気がいかに急上昇しているかがお分かり頂けるかと思います。

「SKYキャッスル」の人気の秘密

なぜ、SKYキャッスルが韓国で話題になっているのか?

その理由は、SKYキャッスルが、今の韓国の学歴社会の問題点を痛烈に風刺したドラマだからです

子供を一流大学に進学させるために、お金の投資を惜しまず、必死になって奔走する親達。

しかし、その一方で、親からのプレッシャーやハードな環境に耐えながら、中には親に対する不信感、そして憎しみさえ抱いてしまう子供達。

子供に名門の道を行かせたい親の気持ちは、子供への愛情から来るのでしょうか?

それとも自らのプライド、いや、自己満足的なエゴの欲望を満足させるためなのでしょうか・・・

一見、誰もが憧れるSKYキャッスルには、そんな親や子供たちの壮絶なる感情がうごめいているのです。

もちろん、SKYキャッスルそのものの世界が現実世界に展開されているとは私も思いません。

正直、かなり大袈裟に表現されているなあと感じる部分は多いですし、あくまでもこれはドラマの話です。

しかし、それでも、SKYキャッスルは、現在の学歴重視一辺倒の社会に対して、一石を投じる作品になっていることは間違いないと思います

ですから、韓国の学歴社会に対して、韓国の人達が共感しているイメージを味わいたい方に、SKYキャッスルは是非お勧めです。

韓国の学歴社会の行方は?

日本では、受験戦争の激しい時代の後、ゆとり教育の時代が来ました。

実際、ゆとり教育には賛否がありますし、今の韓国がゆとり教育に舵を切っていくとはあまり思えません。

ただ、韓国が学歴偏重社会を続けるのか、それとも、こういったドラマなどで今のシステムに疑問を感じる人たちが、今とは別の方向へ進んでいくのか、韓国在住日本人としては気になるところです。

そして、SKYキャッスルのドラマは終盤を迎えており、新たな犠牲者も出てきているので・・・

今後のドラマの展開に注目していきたいと思います!

サスペンス系だとミスティという韓国ドラマもいいかなっと思います。

最終回がちょっとびっくりでしたけど^^;

>>韓国ドラマ・ミスティはOSTが素敵だけど最終回があ・・・

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