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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
今、我が家の家族が新たにハマっている韓国ドラマがあります。
それが、KBSのドラマ「どうしてプンサンさん」(왜그래 풍상씨)です。
韓国での視聴率も初回は数%だったのが、15%とグイグイ上がっています。
この韓国ドラマに関して、私は、最初、ただのマクチャンドラマかな~と思っていたのですが、見れば見るほど、ぐいぐい引き込まれるようになり・・・
今回は、「どうしてプンサンさん」のあらすじを紹介しながら、ドラマの感想や見どころをお伝えしていきます。
「どうしてプンサンさん」のあらすじ
主人公のイ・プンサン(ユ・ジュンサン)は5人兄妹の長男です。
自動車修理工場を運営している中年男性のプンサンは、今まで自分のために生きたことがありません。
なぜなら、プンサンは、人生のほとんどを、弟や妹たちの面倒を見るために費やして来たからです。
プンサンの母親は、子供のことは放ったらかしで、逆に子供たちからお金を搾り取ることしか考えていないどうしようもない人でした。
そして、プンサンの父親は、ある日、道端で突然倒れて亡くなってしまいます。
父親の葬儀に参加したプンサンの弟と妹たちは、父から愛された記憶がなかったので、悲しむ様子がまったくありません。
逆に、隣の葬式で財産を巡って争う人たちを見てうらやましがったり、葬儀中、お互いに喧嘩を始めたり・・・
プンサンは、両親に代わって弟や妹たちの面倒を見て来たのですが、父の死後、このどうしようもない弟と妹たちによってさらに振り回されることになります。
借金まみれの次男・ジンサン
次男のイ・ジンサン(オ・ジホ)は、いつも一発逆転の人生を夢見ながら、逆に借金を増やすばかり。
さらには、高校時代の友人を憎み、殺そうとまでする始末。
プンサンは彼の借金の返済や事件の収拾に追われ続けます。
不倫をしてしまった長女・チョンサン
長女のイ・チョンサン(チョン・ヘビン)は、プンサンが学費を工面して、医師となり、プンサンの自慢の種のような存在でした。
しかし、勤務先の大学病院で、既婚者の医師と不倫関係に陥り、プンサンを深く失望させることに。。。
遊んでばかりの次女・ファサン
次女のイ・ファサン(イ・シヨン)は、チョンサンの二卵性双生児の妹ですが、優秀なチョンサンに対して、劣等感を抱きながら、成長してきました。
そして、いつも遊んで散財するばかりの生活を送り、酒癖の悪い男と付き合い始め、プンサンを心配させます。
やくざになってしまう次男・ウェサン
次男のイ・ウェサン(イ・チャンオプ)は、元々は、プロ野球に入団が決まるぐらいの逸材でしたが、やくざとの戦いに巻き込まれて肩を痛めてしまいます。
そこから、自分もやくざになってしまうのですが、プンサンは必死になって、足を洗わせます。
しかし、その後も、やくざの誘惑を何度も受け続けるウェサンなのでした。
プンサンの家庭も崩壊へ・・・
そんなトラブルばかりの弟や妹のフォローに追われるプンサンには、妻のカン・プンシル(シン・ドンミ)や娘のイ・ジュンイ(キム・ジヨン)のことを大切にしている余裕がありませんでした。
そういった環境の中で、娘のジュンイは問題児となり、妻のプンシルも心労と借金のため、精神的に追い詰められていきます。
どうしようもない弟と妹のせいで、プンサンの家庭は文字通り崩壊していくのでした。
さらに、無理をして、身を粉にしながら生きて来たプンサンの体にも、ある異変が起こり始め・・・
「どうしてプンサンさん」の感想
「どうしてプンサンさん」は、ジャンル的には、マクチャンドラマになるのかなと思っています。
マクチャンドラマとは、日常では予想できないような非現実的なことがどんどん起こったり、展開が行き詰ったりするドラマを意味します。
実際、「どうしてプンサンさん」を見ていると、
- どうして、プンサンの弟と妹、そして母親は、ここまでだらしがないのか?
- どうして、プンサンはここまで苦労しなければならないのか?
と思ってしまうことが、これでもかあというほど、何度も何度も繰り返されるような展開になっています。
私の妻も娘も、ドラマを見ながら、何度も「あー」と顔を覆ったり、「あーあ」とため息をついたりしています。
ただ、ここまで、事件が起こり続けるとすごいというか、「どうしてプンサンさん」は、ある意味、究極のマクチャンドラマなのかもしれません。
恐らく、「どうしてプンサンさん」の視聴率が上がり続けている理由は、このドラマを見ながら、
「プンサンに比べたら、ウチはまだ大丈夫だ。よし、明日からがんばろう!」
と勇気をもらう人が多いからなのだと思います。
ユ・ジュンサンの味わいのある演技が秀逸
そして、もう一つ、私が、このドラマを見て、注目しているのが、主人公のプンサンを演じているユ・ジュンサンの味わいのある演技です。
彼の愛情と哀愁があふれる演技を見ていると、本当に胸が切なくなってきます。
- 医者から重大な病気を宣告された後、涙を流しながらククスを食べるシーン
- 妻から激しくなじられながらも妻に優しい言葉をかけ続けるシーン
などなど、一つ一つの演技が本当に味わい深くて、胸に刻まれていきます。
私の妻は、韓国ドラマを見てよく泣くのですが、私は基本的に泣くことは全然ありません。
でも、ユ・ジュンサンの演技を見ていると、思わず、ウルっと来てしまう時があります(T-T)
そんな主人公プンサンの深い優しさと切なさを表現した主題歌“꿈(クム)”はこちら。
最近、私の頭の中では、この歌が何度も勝手に流れています^^;
日本で放送されたら誤解のないように・・・
この記事を書いている段階では、「どうしてプンサンさん」は日本での放送予定はまだ決まっていないようです。
「どうしてプンサンさん」は韓国では人気が急上昇していますが、私自身、こういったドラマのスタイルが日本で受けるかどうかは正直分かりません。
ちなみに、我が家でも、「どうしてプンサンさん」が日本で放送されるかという話題になったのですが、その時、娘がポロっと一言、
「日本の人がこのドラマを見たら、韓国にはこんな人がいっぱいいるんだと思わないかなあ・・・」
と心配していました。
最初から、お伝えしておきますが、「どうしてプンサンさん」はマクチャンドラマです。
ですから、変な誤解はしないで下さいね^^;
2015年に放送された恍惚の隣人(日本語タイトル)を
見ていますが、マクチャンドラマ=ドタバタ劇は
次から次へとあり得ない展開が急激に起こります。
まぁ、韓国の家庭がすべてこのようになっているとは
自分は、知り合いがいるので思いませんけれどね。
かなりデフォルメされている部分はありますよね。
ちゃぶ台返し、交通事故、記憶喪失、権力の座争い、復讐
もう、てんこ盛りです^^
日本では、ピースサインですが、やはり韓国ではハートサインですね。
日本人で、このハートサインする人は皆無です。
たくさん
コメントありがとうございます。
あとは、喫茶店で水をぶっかけり、髪を引っ張り合って喧嘩したり、
いろいろありますよね~^^
韓国は逆にピースをする人を最近あまり見かけないような・・・
どこもかしこもハートサインです^^
韓国版おしんですか
心配いりませんよ。
ごく普通の家族をえがいても売れない時代
韓国ドラマ、ギャオで見ますが特徴がありますね
今日はこちらは春の暖かさ
済州島ではメンドロントットというそうですが
気持ちがいいんです
蕗のとうがでていまして早速蕗味噌をつくりました
韓国の方も蕗はたべますか
以前こちらで拝見しましたジャガイモの食べ方
早速ためしてみました
ジャガイモの芽が出てきましたので芽カキをかねて
作りましたが美味しい!
おやつにもってこいですね
2月末からサッカ-の試合が日本では始まります
地元のチ-ムがJ!にあがりますので楽しみにしてます
韓国から来た選手もいますよ
サッカ-お好きですか?
りんどうさん
コメントありがとうございます。
ふきのとうは韓国でも食べますよ^^
じゃがいもでしたら、トンカンジャンがやっぱりおすすめです!
おやつにも最高だと思います^^
私は、実はサッカーよりも野球派なのですみませんm(__)m
でも、ニュースはチェックしています。
最近は日本代表も若い選手が台頭してきて、これからが楽しみですね!
ドラマはドラマ。
そんな家庭ばかりなら、韓国社会はとうの昔に潰れていますよと言ってあげて下さい。
日本人の誤解より、娘さんご本人の成績や成長の方が万倍気掛かりなお父さんを安心させてあげましょう。
cdaさん
コメントありがとうございます。
確かに、親としては娘の将来の方がずっと心配ですよね~^^;
確かにマクチャンドラマですが、人生ってずっと平穏でなく、多かれ少なかれ予期せぬ波乱が起こったりする訳で、国は関係なくそこに共感するからマクチャンって分かっていても韓国ドラマは人気なんじゃないでしょうか?
誰にでも”どうして私・・”って瞬間があるから・・
日本公開になったら見てみたいです(^-^)
Megさんn
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、平凡な人生を生きている人ってほとんどいないんんだと思います。
私の人生も振り返ってみれば、マクチャンドラマかもしれません^^;
ただ、このドラマの振り幅はすごいので、日本で放送されたら、是非、ご覧になってみて下さい!
返信ありがとうございます!
マクチャンは振り幅広くないと楽しくないですね。
お兄さんの苦労話で今までで一番すごかったのは”おバカちゃん注意報”です。弟の罪を被り10年服役から話が始まります!
これ以上はありえないでしょう~(*_*;
Megさん
”おバカちゃん注意報”懐かしいですね~^^
うちの長男に「このお兄ちゃんを見てみろ」と言った記憶がありますが、まあ、ドン引きだと思います(笑)