韓国生活ガイドブックのKindle本を出版しました！

こんにちは！韓国在住日本人のケンです。

ブログで新規の記事を書くのは本当に久しぶりになります。記事を書いた理由は、今回、「韓国生活ガイドブック」というKindleの本を出版したからです。ただ、いきなり「本を出版した」といっても、「えっ、何で？」と思う方もいらっしゃるかもしれないので、経緯も含めてお伝えしていきますね。

なぜKindle本を出版することになったのか？

まずは、kindle本を出版することになった経緯を簡単にお伝えしていきます。

ブログに突きつけられて厳しい現実

そもそも、なぜKindle本を出版することになったのかというと、私自身、新しい情報発信の方法を模索してきたからです。もちろん、中には「このまま、ブログを続けても良いんじゃない？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、ブログをやっている方は、ご存じかと思いますが、最近、個人の人たちがブログで情報を発信するのは、非常に難しくなってきました。

もちろん、以前に比べてライバルが増えたという点もありますが、Googleのアルゴリズム（Googleの検索エンジンが検索結果の順位を決めるために用いるルールや計算式）業や専門家のサイトが優先され、個人ブログは良いコンテンツを書いても上位表示されにくいという厳しい現実があります。

私はいろいろな個人ブログをツールを使ってチェックしていますが、特にこの1～2年でアクセスが激減しているブログは数えきれないほどあります。また、個人ブロガーの人たちはよくSNSでも情報を発信する機会が多いですが、絶望のどん底に突き落とされてうめき声をあげているようなコメントもよく見かけます。

私のブログも例外ではなく、ガクンとアクセスが下がり、「さすがにこれは厳しいなあ…」と思って、しばらくブログの更新を休止することになったんですね。

別のビジネスにチャレンジしたけれど…

そして、その後、しばらく物販関係のビジネスにチャレンジしていました。物販であれば、Googleのアルゴリズムの影響は受けないですし、比較的収益を得やすいビジネスモデルだと言われていたからです。

ただ、詳しい話はしませんが、物販の仕事も簡単ではありませんでした。そして、物販の仕事をしながら、「何か違うなあ」と違和感を覚えるようになってきたんです。人にはその人に合った仕事があるものですが、私の心の中で「やっぱり書く仕事をしたい」という思いがジワリジワリと湧いてきました。

kindleの出版を勧められて

しかし「だからといって、このままブログを続けるのは難しいし…」と思っていたところで、ある先輩から「Kindle出版をやってみたら良いんじゃないか？」と勧められたんですね。その話を聞いた時、何だかピンと来るものがありました。私は周りの環境から来るものは決して偶然ではなく、意味があるものが多いと結構、信じるタイプということもありまして、早速、取り掛かってみることにしたのです。

実は、私は以前、出版関係の人から「Kindleの本を出版しないか」と誘われて一冊出したことがありました。その時は、本を出版をすることがすごくハードルが高いと感じられたので、出版サポートはありがたいなと思ったのですが、いろいろ調べてみると、意外と簡単に自分一人でも出版できることが分かったんですね。

ということで、今回は自力で出版をしてみたのです。

韓国生活ガイドブックってどんな本？

では、具体的にどんな本を書いていくかと考えた時、私は韓国ブログを10年以上続けてきたので、まずは韓国をテーマにするのが良いと思いました。ただ、一言で韓国といっても色々な切り口がありますよね。そこで、実際にいろいろなテーマをリストアップしてみたのですが、第一冊目として、韓国生活のガイドブックを書いてみることにしました。

＞＞韓国生活ガイドブックのKindle本はこちら

韓国生活ガイドブックの目次は以下のようになっています。

はじめに
第１章　韓国ってどんな国なの？
１　韓国の基本知識を体感的にご紹介
２　韓国に気候は日本とどう違う？
３　韓国の生活環境は意外に快適
４　韓国の治安を守っているある武器とは？
５　韓国＝物価が安いのはとっくの昔の話
６　韓国で日本語は通じるの？
７　日本と韓国の文化の違いは大きい？
第２章　韓国生活を始める前にやるべきこと
１　韓国生活に必要なビザの取得
２　日本の銀行口座を確保しておこう
３　日本のクレジットカードも確保しておこう
４　日本との電話連絡用の手段を確保しておこう
５　送金用の口座を確保しておこう
６　荷物を送る準備
７　日本での行政手続き
８　韓国語学習
第３章 韓国に到着してからやること
１　韓国に来てからやることには順番がある
２　暫定的なネット環境と電話番号の確保
３　Ｔ―ｍｏｎｅｙカードの購入
４　仮住まいの確保
５　外国人登録証の取得
６　銀行口座の開設
７　正式な携帯電話の契約
８　健康保険への加入
９　正式な賃貸契約
１０　公共料金の申し込み
第４章 韓国生活を快適に過ごすコツ
１　韓国生活で役立つアプリ
２　交通機関を活用しよう
４　韓国で上手に買い物をしよう（オフライン編）
５　韓国で上手に買い物をしよう（オンライン編）
６　韓国で美味しいお店を探す方法
７　カフェ巡りを楽しんでみませんか？
８　自転車を活用してみよう
第５章 韓国で生活をするデメリット
１　仕事を探すのが大変
２　韓国の文化に馴染めないとキツイ
３　老後の問題に直面しやすくなる
４　孤独を感じやすい
５　子供は身も心も韓国人になる
６　カントリーリスクがある
おわりに
著者紹介

基本的には、韓国で生活をしてみたい人に向けて書いた本ですが、「韓国ってどんな国なんだろう？」と思っている人にも役立てればという視点でも書いてみました。本当はもっと短くする予定だったのですが、途中からいろいろ書きたい内容が出てきて、結果的には45,000文字ぐらいの分量になっています。

自分自身の体験談もところどころに交えているので、楽しく読んでいただけるんじゃないかなと思っています^^

Kindle Unlimitedなら無料で読めます

今回の本をいくらにしようか正直かなり悩みましたが、最終的には1コインの500円で販売することに決めました。本当はもう少し安くしても良かったのかもしれません。ただ、分量的には先回出版した本の4倍ぐらいのボリュームになっていますし、エネルギーはもっと注いで書き上げたので、あまり安売りはしたくないという気持ちにあって、この価格にしました。

ただ、その一方で、Kindle Unlimitedの対象本にしたので、kindle unlimitedのサービスを使っている方は無料で読むことができます。Kindle Unlimitedは月額980円（税込）ですが、初月無料というキャンペーンを利用することができますし、3ケ月間は一カ月99円というキャンペーンを選ぶことも可能です。

私も他の人はどんな本を書いているのかなと思って、3ケ月99円のキャンペーンを通じて、Kindle Unlimitedの申し込んでみたのですが、Kindle Unlimitedって本当にいろいろなジャンルの本を片っ端に読めるから便利ですよね。まずは、最近、気になっているジャンルの本をいろいろピックアップして読みながら、その分野に対する知識を深めていますが、それが私のちょっとしたマイブームになっています^^

「Kindle Unlimitedの対象になっている本はレベルが低いのでは？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レビューを見れば、一定レベル以上の本をピックアップして読むことが可能です。

何だか自分の本の宣伝なのか、kindle unlimitedの宣伝なのかよく分からなくなっていますけど…

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今後の展望について

今回、とりあえず自分で一冊本を出してみることができましたが、これからどうしていくかは、まだちょっと悩んでいます。一応、韓国関係の本であれば、あと数冊は書けると思うのですが、どれくらい需要があるか見えないところがあるからです。やっぱり書くのであれば、できるだけたくさんの人たちに読んでもらいたいと思うのが、ライターとしての本能ですからね。

ただ、いずれにせよ、kindle出版については今回、一通りの方法が分かったので、ジャンルを問わず、いろいろな本の執筆にチャレンジしていきたいと思っています。恐らく、いろいろな壁にぶち当たることになるかと思いますが、トライアンドエラーを繰り返しながらがんばっていくつもりです。

今回の出版は小さな一歩かもしれません。ただ、「ローマへの道も一歩から」というように、まずは最初の一歩を踏み出さないと何も始まりませんので。ということで、これからも応援をしていただけると本当にうれしいです。