※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

先日、日本の友達にお願いをして小さな電化製品をEMSで送ってもらったのですが、その時、友達が気を利かせて、韓国では入手できないふりかけやお茶漬けを送ってくれたんです。

友達の優しさを心遣いに心から感謝しながら、荷物の写真を撮ってLINEで感謝のメッセージと一緒に送りました。

すると友達から意外な返事が返ってきたのです。

「あとカレーを入れたはずなのですが・・・」

えっ、と思って調べたところ、実は、カレーのルーは、持ち込み禁止食品であることが分かったのです。

カレー粉はなぜ持ち込み禁止の食べ物なの?

カレーがないという話を聞いて、改めて荷物の中を見てみると、気になる書類が一枚入っていました。

よく見てみると韓国語で“郵便物検疫一部不合格通知書”と書いてあります。

そして税関で持ち込み禁止で引っ掛かったものは、不合格と判定された日から、動物関連のものは30日以内、植物関連のものは20日以内に返送の手続き(着払い)をしなければ処分すると書いてありました。

でも、なんでカレー粉が持ち込み禁止になったんでしょう?

ちょっと狐に包まれたような気持ちになっている時、友達が気になるメッセージを送ってきました。

「今回送ったのは、韓国には売っていないプレミアムなカレーだったんですけどね・・・」

あっ、もしかして・・・

荷物の中には、韓国の税関の持ち込み禁止品について日本語で詳細を説明した書類が入っていました。

そして、その中に、

食肉および食肉加工品:牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージ、ハム、ビーフジャーキー、缶詰、ゆでた肉、牛肉・牛脂加工品(カレー)など

と最後に牛脂加工品(カレー)と書かれているではありませんか?

恐らく、韓国のスーパーでよく売られている日本のバーモンドカレーやゴールデンカレーであれば問題なかったのだと思います。

でも、少しでも肉成分が入っているような上等なカレー粉であればアウトという感じなのでしょう。

持ち込み禁止になったカレーのルーは没収・・・

実際、どう転んでもカレー粉を受け取ることは出来そうになかったので、日本へ着払いで送ってもらうか、処分してもらうか、友達に確認をしました。

ただ、着払いの料金も結構掛かりそうだったので、結局、処分してもらうことに

うーん、でも処分と言っても、没収された韓国の税関職員の方々のお口の中で丁寧に処分されるんでしょうね。

韓国でも売られている庶民的な日本のカレーはスルーして、高級カレーはしっかりゲットするとは・・・

ルールはルールなのでしょうがないとは言え、思わず「韓国の税関職員さん、お主も悪よのう」と心の中で負け惜しみの言葉を呟いてしまいました^^;

■追記:韓国で日本のカレーのルーが売られているのはなぜ?

ただ、韓国には日本のカレーのルーが売っています。

カレーのルーは、持ち込み禁止食品なのになぜ?と思っていたのですが、実は、こういうカラクリがあったんですねえ~

>>税関とカレーの謎がやっと解けた!ハヤシライスやシチューは?

スポンサーリンク


広告

スポンサーリンク