※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国には、以前に比べると、日本のラーメン屋がかなり増えました。

その中でも有名なラーメン屋と言えば、「アオリの神隠し」ではないでしょうか?

ただ、こちらのお店は、ある事件のせいで、閉店する店舗が増えている事情がありまして・・・

でも、そういった時だからこそ、敢えて行ってみたのですが、今回は、その時の体験レポートをお伝えしていきます。

アオリの神隠しの店舗数と主要店舗

アオリの神隠しは、韓国では、아오리라멘(アオリラミョン)と呼ばれています。

韓国では、かなり大規模に展開しているラーメン店で、2018年の12月時点では、44店舗ありました

主要な店舗は以下のようになります。

店舗名 住所 アクセス
清潭店 ソウル特別市江南区清潭洞 87-10 2~3F 地下鉄盆唐(ブンダン)線アックジョンロデオ駅 4番出口から徒歩6分
明洞店 ソウル特別市 中区 明洞2街 4-2 2F 地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩で5分くらい!?
カロスキル店 ソウル特別市 江南区 新沙洞 541-11 2F 地下鉄3号線新沙駅8番出口から徒歩6分
東大門DDP店 ソウル特別市 中区 乙支路7街 2-1 地下鉄東大門歴史文化公園駅に直結した東大門デザインプラザ(DDP)地下2階デザインジャント「MASTER DINING」内
弘大店 ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 361-17 2F 地下鉄2号線弘大入口駅から徒歩10分ぐらい

ソウルの主要な観光地にはあるので、お店を見かけた方も多いのではないかと思います。

閉店の理由は不買運動

アオリの神隠しは、BIGBANGのスンリ(VI)がプロデュースしたお店としても有名です。

しかし、そのスンリに、2019年2月、大スキャンダルが発覚し、アオリの神隠しの不買運動が起きてしまいました

その結果、15店舗が閉店したり、営業を中断したりする事態に追い込まれ、2019年5月の売り上げは前年比70%以上下がってしまったとのことです。(韓国語の新聞のソース)

ただ、ひねくれ者の私は、

「スンリは最悪だけど、お店で働いている人は悪くないじゃん」

と思って、敢えて、家族と一緒にお店に行かせて頂きました。

名前の意味や由来は?

私が行ったところは、ソウルのヨンシンネにある店舗だったのですが、こちらのお店は、階段を上って、ちょっと奥まったところにあります。

カウンター席も結構あるのですが、今回は、家族で行ったので、テーブル席を利用しました。

テーブル席は、のれんで外から見えないようにすることが出来ます。

こういったお店の構造にしたり、のれんを使ったりする中で、隠れ家的なコンセプトを感じますし、それが、神隠しの由来なのかもしれませんね。

また、アオリの部分ですが、これは、アオリの神隠しが、スンリと実業家の青山氏の共同経営によるお店なので、青山氏の「アオ」と、スンリの「リ」を取ったのではないかと言われています。

アオリの神隠しのメニュー

アオリの神隠しのメニューはそれほど多くありません。

主要なラーメンのメニューを一覧にするこんな感じです。

メニュー 値段 トッピング
アオリラーメン 10,000ウォン チャーシュー、ネギ、味卵、のり、メンマ
アオリラーメン(LITE) 8,000ウオン チャーシュー、ネギ
みそラーメン 10,000ウォン もやし、木クラゲ、のり、ネギ、味付け玉子
まぜ麺 11,000ウォン かつお節、ニラ、刻みネギ、刻みのり、たまご、牛肉炒め
TKGたまごかけご飯 3,000ウォン

アオリの神隠しに来ると、いつもアオリラーメンにするか、みそラーメンにするか迷ってしまいます^^;

ただ、今回は、スタンダードで行こうと思って、アオリラーメンを注文しました!

ちなみに、アオリラーメンを注文する際は、このような渡されて、中身が調整できるようになっています。

私は、特に何も考えず、真ん中の項目を適当にチェックしていたのですが・・・

後で、それは大きな間違いであることに気が付きました

気になるお味は?

今回、私が注文したアオリラーメンがこちら。

うーん、おいしそー、と思いながら、一口食べて、

「あっ、失敗した」

と思いました。

その理由は・・・

結構、辛いのです。

一応、韓国の人から見れば、ピリ辛なんでしょうが、辛い物が苦手な私にとっては、やはりハードルが高くなります(T-T)

実は、先ほどのチェックシートに、「秘伝ソース」という項目があるのですが、そこで、真ん中の기본(基本)にチェックを入れてしまうと、辛くなったラーメンが出て来るんですね。

もし、辛いのを避けたい場合は、넣지않음(入れない)にチェックを入れなければなりませんでした

まあ、「秘伝ソース」の項目をよく見てみると、その下に「辛い味の調整」と書いてあったのですが、老眼でよく見えなかったみたいで(笑)

辛い物が苦手な私としては、かなり焦ったのですが、それでも、味は美味しかったですよ!

辛いのは、しょうがないとして、それ以外の部分では、日本のラーメンと同じような感じです。

「アオリラーメンは、日本のラーメンの美味しさを出来るだけ再現しようとするリスペクトを感じるなあ」

と、辛さのせいで、汗をかきながらも、かなり満足している私なのでした。

「店長、最近はどう?」


ピリ辛アオリラーメンを完食した後、会計をする時に、店長さんに聞いてみました。

「いろいろ大変だったと思うのですが、大丈夫ですか?」

すると、店長は、少しにっこりしながら、

「はい、以前は、大変でしたけど、少し回復してきました」

すると、私もにっこりしながら、

「お店がうまくいけばいいですね。応援していますよ。」

とコメントを残して、お店を出ていきました。

実は、その時に、一緒に食べていた子供達が「えっ、ここスンリのお店だったの?」と嫌そうな顔をしていたのですが、

「バカもん、ここで働いている人は何も悪くないんだ。」

と軽くお説教・・・

もちろん、こういう時期に、アオリの神隠しへ行くことには、いろいろな意見があるかと思います。

でも、私は不買運動という心の狭い人たちがやるようなことは嫌いなので。

なーんて、かっこいいことを言いながら、本当は、ただ単においしいラーメンが食べたかっただけなんですけどね~(笑)

ちなみに、この記事を準備している間に、今度は、日本製品の不買運動が盛り上がって来て、また、ちょっと心配になって来ました。

店長さん、おいしいラーメンが恋しくなったら、また食べに行きますよ~

お店情報

  • 名前:아오리의행방불명 연신내점 (アオリの神隠し ヨンシンネ店)
  • 住所:서울특별시 은평구 갈현동 456-3 2층
  • アクセス:ヨンシンネ駅の6番出口から徒歩3分

スポンサーリンク


広告

スポンサーリンク