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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
先日、年始の家族イベントで、北漢山(プッカンサン)へ登山をしに行きました!
韓国の人は山を登る時、登山服でしっかり身を固めるのですが、我が家はそんなものものはありません。
とにかく服を重ね着しまくって出発です^^;
ただ、私達は登山の初心者なので、一番楽な登山ルートを使っていくことにしました。
その時の所要時間も含めてお伝えしていきます。
北漢山ってどんな山
北漢山は、ソウルの恩平区に隣接した高さ836mの山で、白雲台 (836m) 、仁寿峰 (810m) 、万景台 (799m)の3つの峰々が集まっています。
ソウル市内から簡単にアクセスが可能なので、週末はたくさんの登山客でにぎわいます。
北漢山の入口への行き方
北漢山の入口へ行くには、車かバスで行く必要があります。
我が家は、地下鉄3号線のヨンシンネの隣の駅である구파발(クパバル)駅の1番出口を出たところにあるバス停から行きました。
704番と8772番のバスに乗れば、北漢山の入口へ行くことが出来ます。
(704番のバスであれば、ヨンシンネ駅からでも行けます)
北漢山の一番楽な登山ルート!?
バス停を降りて、登っていくと、北漢山国立記念公園の入り口に到着します。
その左側にある道から山の中に入っていきます。
山の中に入っていくと、いくつかの分かれ道があります。
まず一番目の分かれ道では、
- 右側へ行くと、アスファルトの道
- 左側へ行くと、渓谷の道
へと続くようになっています。
オススメは左側です^^
なぜなら、美しい北漢山を左手に見ながら、山を登っていくことが出来るからです。
途中までは、階段などがかなり整備されていますが、車が入れる広場のようなところまでたどり着くと、そこからが本番です。
北漢山は、韓国の山らしく、岩肌が所々にに見える山道が続いています。
そして、最後の分岐点にやってきました。
- 白雲台(ペグンデ、백운대)2,2km
- 元曉峰(ウォニョボン、원효봉)0.6km
私は一瞬、ここまで来たのだから、白雲台にチャレンジしようかと思いましたが、以前、会社のイベントで白雲台に登った妻が、「子供には危ないから・・・」と言ったので、元曉峰へ登ることにしました。
あとで、白雲台は、ものすごく急な坂を登っていくことを知り、自分が恐ろしい選択をするかもしれなかったことに気が付きました(((゚Д゚)))
ただ、元曉峰へ行くのも、比較的、楽なコースと聞いていた割には、実際は結構きつかったです。
0.6kmと書かれてはいますが、時間的には、分岐点のところから、30分ぐらい掛かりました。
元曉峰の頂上に到着
そしてやっと元曉峰の頂上へ到着した時、私はあることに気が付きました。
自分は、高所恐怖症だったんだ・・・
日本の山だと、頂上に到着したら、すがすがしさに包まれますが、北漢山だと、ちょっとした恐怖感にも包まれます。
目の前には、絶壁があるからです・・・
その近くで、ニコニコ写真を撮ったり、食事をしたりしている人を見かけましたが・・・
そんなこと自分には絶対出来ません(T-T)
それでも、家族で山に登れた達成感を感じつつ、記念写真をパチリ
私、完全に着ぶくれしています・・・
いや、最近、ちょっと太ったかな(・_・;)
そこからいよいよ下山
普段の運動不足がたたってか、いやー、膝が笑う、笑う(アハハハ・・・)
家の中でスマホやテレビばかりを見ている子供たちも、最後はヘトヘトになっていました^^;
そんな中、毎月、会社で接待ゴルフならぬ接待登山につき合わされている妻だけは、平然とした顔。
我が妻も本当にたくましくなったものです。
一番楽なルートでの登山時間
結局、登山の入り口から頂上へ行き、戻ってくるまでは、2時間半掛かりました。
気軽に行けるコースといえば、そうなのかもしれませんが、かなり良い運動になりましたー!
登山後、3人の子供たちに
「また、今度、一緒に登ろうね」
といったら、3人とも口をそろえて
「絶対、いやだー」
とのこと。
しょうがないですね。
次は、妻と登山デートでもしようかと思います^^
冬に北漢山を登る時の注意点
1月の北漢山は、道が凍結しているところも一部あるので、アイゼンや登山用のスティックがあると安全です。
また出来れば、登山靴を履いていくことをオススメします。
私は普通の運動靴で登っていたので、登山ルックで身を固めたおばさんから、「運動靴で来るなんて・・・」とボヤかれました^^;
来月、北漢山登山をするので情報収集していて、こちらのブログに辿り着きました。写真付きで大変参考になりました。
有難うございます。そしてご苦労様です。
それで既にご承知かもしれませんが、記事「北漢山の登山体験、一番楽なルート!?」の中で「0.6kmというのは、あくまで標高で、時間的には、分岐点のところから、30分ぐらい掛かりました。」と、書かれていますが、ここはやはり距離ではないでしょうか?
もう一つのルート(看板)が白雲台(ペグンデ、백운대)2,2km
と書かれていますが白雲台は標高836mだったと思いますm(__)m
椿山繁さん
コメントありがとうございます!
北漢山に関心を持って頂き、ありがとうございます。
北漢山に目を付けられるとはさすがです!
ルートの件、そう言われてみれば、確かにそうですね^^;
記事の方も修正しておきました。
5月の北漢山は、緑も美しいですし、気候も爽やかで登山をするには最高だと思いますよ!
我が家も妻が登山が好きで、いつも「北漢山へ行こう、北漢山へ行こう」と言われています。
北漢山へは日本人観光客もあまり来られないので、もし、日本人っぽい人がいたら、私かもしれません^^;
気持ちの良いお返事ありがとうございます。
コメントしようか、随分悩みましたが書いて良かったです。
北漢山は2年前別ルートで登りました。
ルート間違って9時間の行程となってしまい、下山した時は妻共々ヘトヘトでした。でも凄い忘れられない思い出になりました。
昨年の10月は道峰山へ登りました。
ソウルの名山2つを登りまして、今年はどっちの山にしようか考え、北漢山にしました。北漢山頂上からチョットゥリ峰へ抜ける稜線歩きが大変気持ち良かったです。(2年前は逆ルートで歩きました)
今、予定を組んでいるところなのですが、すみません、こちらの登山口から頂上までおよそ登山時間はどの程度かかるのか教えて頂けませんでしょうか?
よろしくお願い致します。
椿山 繁さん
ご返信ありがとうございます。
北漢山はコースやスピードによっても違いが出て来ますが、北漢山のスペシャリスト(!?)である妻に聞いたところ、
チョットゥリボン:4~5時間
ウォニョボン:3~4時間
ペグンデ:5時間
と言っていました。(いずれも往復です)
ちなみに、妻に日本から北漢山へ来る方がいらっしゃるという話をしたら、
「私、案内役出来るわよ。一緒に登山しませんかって伝えて。」
と言っていたので、お伝えしておきます。
もし、必要とあらば、またご連絡下さい^^
ケン様へ
ご丁寧な返信、痛み入ります(^^>)
なるほど、なるほど、大変参考になりました。
僕は今度の訪韓が12度目になります。
5月後半、妻と妻の親友と3人で訪問させていただきます。
2日目に女衆だけでソウル見学しているあいだ、ソウルのツアーガイドさんを誘って北漢山へ登る予定です。
昨年の道峰山も、同じガイドさんと登りました。
なので奥様が同行して頂ければ、これ以上心強いものはないと思いますが、お気持ちだけ有難く頂戴致します。
逆に奥様始め山好きのようですから、日本の北アルプスへ行きたいときは、是非声かけて下さい。ご案内させて頂きます。
3千メートル級の高山に咲き乱れるお花畑が見られる7月後半から8月初めがお薦めです。
椿山 繁さん
分かりました!逆に少しでしゃばり過ぎてしまってすみませんでした^^;
北漢山は、韓国の中でも険しい部類の山に入りますが、コースはいろいろ選べますし、何より本当に美しい山で景色も最高なので、是非、その素晴らしさを満喫されることを願っています(*´▽`*)
北アルプスの自然も素晴らしそうですね~ いつかそちらへも行ける機会があればいいなって思います^^
いえいえ、出しゃばってと微塵も感じておりません。
申し出、本当に嬉しく思っております。
北アルプスの夏シーズンは素晴らしいです。
でも北漢山の岩の道も大変素晴らしいです。
遊び心でちょっと計算てみました。
直角三角形に例えて看板のある場所を標高0メートルと仮定します。
三角形の斜線が2200m、高さ836mとすると底辺が2,035mとなります。
ここから計算するとペグンデへの登り角度が22.2度となりました。
かなりの角度になりますね。心してかかりたいと思います。