※この記事にはプロモーションが含まれています。
こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国に住んでいると登山をする機会がグンと増えます。
韓国には高い山から低い山まで、いろいろな山が身近にあることもあり、登山人口は本当に多いです。
ちなみに私が住んでいるソウル・ヨンシンネの近くには、北漢山という標高836mの有名な山があります。
北漢山はソウルを代表する人気の山で週末にはたくさんの登山客が集まって来ます。
今回はそんな韓国の登山事情についてお伝えしていきます。
統計から見た韓国の登山人口は?
韓国のMOUNTAINというサイトによると韓国の登山事情に関して、2014年の統計データは以下のようになったそうです。
19歳~59歳の国民2873万6622名の内、1ヶ月に1回以上、山へ行く人達は718万7858名で、全体の25.01%
その内の25.87%はソウル在住の人で一番割合が多く、次に多かったのが京畿道で13.25%
つまり韓国の登山人口の40%は首都圏(ソウル・京畿道)の人達で占められているのだそうです。
実際、この数値を見るだけでも、韓国ではいかに登山が人気なのかがお分かり頂けるかと思います。
我が家の登山事情
実は、最近、我が家から歩いて北漢山へ行くコースを見つけまして。
私と妻は、週末に、時々、いつもスマホばかりやって深刻な運動不足に陥っている子供達を半強制的に連れ出して、一緒に登山をするようにしています。
韓国の山の特徴は何といっても、岩が多いということです。
我が家はソウルという韓国で一番の都会に住んでいるのですが・・・
北漢山は自宅から歩いて行ける距離にあるくせに、急斜面の岩がたくさんあります。
登山に出かける時は、ハイキング気分なのですが、こういった岩にぶち当たると突然、リポビタンDばりの冒険モードに切り替わります。
ファイト~~、イッパ~~ツ(´・ω・`)
実際、韓国の人達は、登山慣れしているところがあって、すれ違う人達は、みんなビシッと登山服をビシッと着ています。
その理由の一つとして、韓国はそれなりに危険な場所が多いので、装備をしっかりしなければいけないという発想があるのかしれません。
(ただ、我が家の家族はみんな普段着の延長で登山してますけど・・・)
あと、実は私は高所恐怖症なんですけど、そういう人はあまり韓国では登山するべきではないなって思っています。
こんなところに登ったり・・・
こんなところでくつろいだり・・・
こんなところで談笑したり・・・
もう、見てるだけで、心臓がバクバクするんですけど~(´Д`;)
冗談半分で妻に、
「時々、山から落ちて死ぬ人いるんじゃないの?」
と聞いたら、妻は真顔で、
「うん、時々、いるよ」
とあっさり答えていました。
やっぱ、死んどるやんかーい(ToT)
韓国で登山をしている人達の目的は?
ちなみに妻の話では韓国で登山を楽しんでいる人達にはいくつかのパターンがあるそうです。
会社の接待
実は、韓国には接待ゴルフならぬ接待登山を行なう会社があります。
私の妻が以前、勤めていた会社でも理事長が大の登山好きで、毎月のように部下の人達を連れて、登山をしていました。
お陰でその会社に勤めている間、妻は大分、健康になることができました。
登山サークル
韓国には登山サークルみたいなものがあるらしく、妻の友達もそういうところに所属して仲間と登山を楽しんでいるそうです。
ただ、妻曰く、実際の目的は、登山というよりは、男女の出会いを目的としている人たちも多いとのことです。
その妻の友達も登山サークルで彼氏をゲットしていましたので^^
愛人と一緒に登山!?
あと、男女二人で登山をしている人たちの中には、恋人や夫婦で登山を楽しんでいる人たちも多いですが、愛人と一緒に登山を楽しんでいる人たちも結構いるそうです。
愛人とのデートの場所が山というのも登山好きな韓国ならではなのかもしれません。
登山で健康増進
特に朝方に登山をすると、一人で黙々と山に登る方もいらっしゃいます。
そういう方は、健康増進であったり、体の鍛錬のために登山をしているという感じです。
実際、韓国では、毎日、登山をしてダイエットに成功したという話もよく聞きます。
日本だと、登山は休日に時々楽しむ感覚ですが、韓国の人達にとって、山はとても身近なので、生活の一部にして活用している方が多いのです。
登山はやっぱり素晴らしい?
最後に登山の素晴らしさって、やっぱり自然や景色の美しさを堪能できることだと思います。
我が街のヨンシンネも山から見れば、こんな感じに見えます。
もちろん、山の景色も本当に素晴らしいです。
私が住んでいるヨンシンネは、日本人観光客はまず来ない場所なのですが、北漢山が近くにあるという点では地の利があります。
ですから、韓国で登山を楽しみたいという方は、是非、ヨンシンネへお越し下さい^^
在韓中に登山をしなかったのが悔やまれます。ソウル外郭循環高速道路に乗って、北漢山を見たとき、山の頂きが岩だったのを思い出します。
日本の小中学校はスマホ持ち込み禁止で宿題が結構出ます。うちの子が宿題をしないでスマホするので、私がスマホにロックをかけました。
ひょのさん
コメントありがとうございます。
次回、韓国へ行かれた時にでも可能であれば登山を楽しんでみて下さい^^
我が家も子供達がスマホにひたすらハマっているので、ロックを掛けたいところなのですが、韓国のシステムがよく分からず、はがゆい思いをしております(T-T)
プガンサン、有名ですよね。
光化門広場から見えますよね。
いくつもルートがあって、一度登りたいです。
ソラク山には登りましたが、登山道が整備されていて
特段、登山ぐるではなくても十分登れる気はしました。
ただし、ソラク山も色々とコースがあるようで
恐竜コースだったかな?は難易度が高いようです。
韓国の山は、2000mを越える山はありませんが
やはり特徴として、水墨画のような、岩が作り出す
独特の景色がすばらしいでよすね。
マラソン大会も参加しましたが、マラソン仲間の会も
韓国はたくさんあるようです。
基本、スポーツがすきなんですね。
登山ぐる、間違い登山靴でした。
たくさん
コメントありがとうございます。
そういえば、光化門広場からも見えますよね!
北漢山もいくつかコースがあるんのですが、白雲台(ヘウンデ)という本当のテッペンに行くコースまでは怖くて行けません・・・
韓国と言えば、公園に運動器具がいっぱいありますし、体を鍛えようとする人達が多いのかもしれません^^
登山というと行く準備が大変な本格的なものかと思いましたが、ハイキング的なものなんですね~
日本でもありますよね。関西地方なら六甲山、生駒山、犬鳴山。関東地方(東京)なら高尾山。ハイキングが出会いの場というのが、昭和チックで健全な感じがします。
cdaさん
コメントありがとうごいます。
はい、皆さん、格好は結構重装備の方が多いですけど、気持ちはハイキング気分ですよね~
(我が家は格好もハイキングですけど)
我が家は北漢山のような高尾山級の高い山もあれば、近所に小高い山もあります。
そういった山へ妻と散歩がてら登ることも多いです。
そこへも何故か登山服でバッチリ身を固めて登る人多いですけど^^;
登山は出会いにもいいですし、家族との交流にもぴったりだと思います!
僕は日本に居る時から糖尿病を患ってましたが、韓国も日本と同じくらいの患者さんが内科にくる感じですので、人口比から見ると日本の倍は患者が居る感じで、予備軍も多そうです。
成人病予防で、登山とかAPTや公園に運動器具を設置していると聞きました。街歩きでも、ノースフェイスで上から下まで決めて、リュック持って折りたたみのストックまで持っている人多いです。(何処に行くのだろうか?)上から下まで100万w以上だろうなという格好が好きみたいです。
僕は、週末にTシャツに短パンで標高300m程の山に登ります。血糖値はかなり改善します。難所の入口と出口には
日本で言う茶屋もあり、マッコリで盛り上がって登山どころでは無いようにも思える人もいます。
息子にノースフェイスのシャツとか買ってやるか?と聞くと
アジャシしか着ないよ!と言われます。登山着は中高生にはNGです。
タケさん
コメントありがとうございます。
韓国で山好きの人って、登山服、サングラス、登山靴、スティック、リュックサックまでブランド品でビシッと固めている人多いですよね。
韓国の登山服メーカーって、ソン・スンホンとか韓流スターを使うことが多いですけど、それだけ韓国では登山グッズに需要があって、登山関連のメーカーは儲かっている証拠だと思います。
あと、確かに言われてみれば、中高生はラフな格好の子達が多いかも。
でも、まだ山へ行くだけでも素晴らしいですよね。
我が家の子供達は、山へ行こうというと、いつも激しく抵抗しますから・・・
そうそう!ヒマラヤにでも登山に行くのか?と思うほどの人結構多いです。
部活がないので、スポーツ店が無い韓国。
登山専門店とか流行るんでしょうね。アディダスとかナイキとかメーカーの店舗はある。でも、アシックスは意外と韓国で受け入れられている。
僕は昔っからアディダスが好きで息子にも勧めています。
息子の通学カバンはもちろんアディダス。
タケさん
私も先日、近くのデパートでアシックスのお店を見つけて、短パンを買いました!
肌触りといい、ゴムの引き締め感といい、やっぱりアシックスは日本人の私に合います^^
韓国はどこのブランドが分からないところものを買うと、すぐにほつれたりする時があるので、ブランドものを買った方が安全かなって思います。
公園に運動器具がいっぱい。
これには驚きました。日本だったらあっという間に
壊れてしまうだろうなと思いました。
壊れるというか壊してしまう。
エアロバイクまで置いてありましたよ、蔚山では。
公園に運動器具が置いてあるのは、国民の健康のことを考えてのことだったんですね、知りませんでした。
たくさん
コメントありがとうございます。
公園の運動器具は行政が国民の健康のために設置しているのかは分かりませんが、実際、使っているのは中年以上の方々なので結果的にそうなってはいます。
あと、小高い山に登る途中にも公園がよくあるのですが、そこにも運動器具がいっぱいあるので、どうやって持ってきたんだろうと不思議に思うことは多いです^^;
こんにちは。お久ぶりです!過去3回孝子洞ってところから登ったのですが、なかなかスリリングな山で面白いですよね!
最後の急坂をを登って是非ペクンデ制覇してください!
mihoさん
ご無沙汰しています!
久し振りにコメント頂けてうれしいです(^O^)
実は、妻が会社のイベントでヘウンデまで行ったことがあったのですが、その話を聞いて、行きたい気持ちがなくなりました^^;
登山とは、また別のところで勝負しようかなと思っていますm(__)m
こんにちは。はじめまして。私は北海道教育大学岩見沢校スポーツ文化専攻アウトドアライフコース4年自然体験活動研究室の浅木亮磨と申します。 卒業論文で、韓国人登山者の山岳事故防止の対策と課題について探ることを目的とし、韓国人登山者と日本人登山者の遭難に対するリスク認識の差について研究しています。 ただいま、韓国人登山者の安全意識について調査しています。もし、よろしければ一度ご連絡いただけませんか?
浅木さん
こんにちは。
私は趣味程度で登山をしているので、本格的に登山をしている人のことはよく分からないところがありまして・・・
そもそも、韓国の人達は、遭難のリスクがあるような山には、あまり行かないような気もしています。
岩山が多いので、墜落して死ぬ人は少なからずいらっしゃいますけど・・・
日本は、登山をする時はしっかり準備をしていくイメージがありますが、韓国の登山は、散歩の延長みたいな感覚があると思っています。