※この記事にはプロモーションが含まれています。

韓国語 上手

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

今回は、韓国語で「上手だ」とか「上手ですね」と表現する際に使う言葉をお伝えしていきます。

ただ、実は、韓国にずっと住んでいると、「上手だ」という意味の韓国語のせいで、子供達や自分自身の日本語が段々おかしくなってきておりまして・・・

そういった事情も含めてお伝えしていきます。

韓国語で「上手だ」は잘하다(チャラダ)

韓国語で「上手だ」は、“잘하다”と言います。

ハングル カタカナ 意味
잘하다 チャラダ 上手だ、得意だ、できる

잘(チャル)とは、「よく」とか「うまく」という意味です。

ですから、잘하다(チャラダ)を直訳したら、「よくできる」とか「うまくできる」という感じになります。

あとは、シチュエーションに応じて以下のように使うと良いでしょう。

形式 ハングル(カタカナ) 意味
かしこまった表現 잘합니다(チャラムニダ) 上手です
丁寧な表現(ヘヨ体) 잘해요(チャレヨ) 上手です
ぞんざいな表現(パンマル) 잘해(チャレ) 上手だ

「上手ですね」と表現したい時は?

普段の会話で「上手ですね」という表現にしたい時は、語尾を“네요(ネヨ)”という形にします。

形式 ハングル(カタカナ) 意味
丁寧な表現 잘하네요(チャラネヨ) 上手ですね
ぞんざいな表現(パンマル) 잘하네(チャラネ) 上手だね
尊敬表現 잘하시네요(チャラシネヨ) お上手ですね

前の助詞にご注意

日本語では、「〇〇が上手だ」と表現するので、韓国語でも〇〇가とか〇〇이(主語がパッチムで終わっている場合)という表現を使いたくなるものですよね。

でも、実際の韓国語では、〇〇를とか〇〇을など、日本語で“~を”と表現する時に使う助詞を主語に付けるのでご注意下さい。

韓国語で下手は?

逆に韓国語で「下手だ」と表現する時は、“잘 못하다”と言います。

ハングル カタカナ 意味
잘 못하다 チャル モッタダ 下手だ、不得意だ

못(モッ)は「~できない」といういう時、動詞の頭につける表現です。

ですから、잘 못하다(チャルモッタダ)は、直訳したら、「よくできない」とか「うまくできない」という感じになります。

韓国語で上手を使った例文

次に、韓国語で、上手という表現を使った例文についてお伝えしています。

演技が上手い

ハングル カタカナ 意味
연기를 잘하다 ヨンギルル チャランダ 演技が上手い

韓国ドラマを見ていると、演技派の役者さんをよく見かけますよね。

そんな時は、

ハングル 〇〇(役者の名前)는 진짜 연기를 잘하네요.
カタカナ 〇〇ヌン チンチャ ヨンギルル チャラネヨ。
日本語訳 〇〇は、本当に演技がうまいよね。

と言って誉めて上げましょう。

日本語が上手ですね

ハングル カタカナ 意味
일본말을 잘하네요 イルボンマルル チャラネヨ 日本語が上手ですね

韓国人が一生懸命、日本語を勉強して話してくれたら、「上手ですね~」と誉めて上げたいですよね。

そんな時は、

ハングル 일본말을 진짜 잘하시네요
カタカナ イルボンマルル チンチャ チャラシネヨ
日本語訳 日本語が本当にお上手ですね。

と誉めて上げたら、相手の韓国人も喜んでくれると思います^^

「韓国語が上手ですね~」と言われた時の返し方

韓国旅行に行って、少し韓国語を使うと、「韓国語が上手ですね~」と誉められる人もいらっしゃるかと思います。

そんな時には、いろいろな返し方があります。

素直に、お礼を言いたい時は、

ハングル 감사합니다
カタカナ カムサハムニダ
日本語訳 ありがとうございます

と言っても良いでしょう。

また、謙虚に返したい時は、

ハングル 아직 잘 못해요.
カタカナ アジク チャル モッテヨ。
日本語訳 まだ上手ではないですよ

と言っても良いです。

私はこの表現をよく使います^^;

あと、もっと、韓国語の会話を楽しみたいのであれば、

ハングル 빈말이라도 감사해요.
カタカナ ピンマリラド カムサヘヨ
日本語訳 お世辞でもありがとうございます
ハングル 빈말이라도 기쁘네요.
カタカナ ピンマリラド キップネヨ。
日本語訳 お世辞でもうれしいです

と返したら面白いかもしれません。

빈말(ピンマリ)とはお世辞という意味です。

ただ、ここまでの表現をしてしまうと、韓国語ペラペラだと変な誤解を生んでしまうかもしれませんが・・・

あと、お世辞は、韓国語で아부(アブ)とも言いますが、へつらうような意味でのお世辞なので、아부라도 감사해요(アブラド カムサヘヨ)とは言わない方が良いです。

韓国語が上手だと言われるのは残念!?

うちの長男は、韓国の学校に通いながら、「韓国語が上手ですね」と言われると、「あっ、まだ日本人的な発音が残っているんだ・・・」と少し残念に思うそうです。

実際に、中学生の時に韓国に移住した息子の韓国語は妻に言わせると、完璧ではないそうです。

その一方で、移住した時、小3だった次男は、韓国語が上手という次元を超えて、完全に韓国人と同じ発音で韓国語を話しています

逆に日本語は非常に怪しいのですが^^;

「上手」が私の日本語をおかしくさせる

ただ、韓国語で「上手」という意味の잘하다(チャラダ)は、子供や私の日本語をおかしくさせる危険な要因をはらんでいます。

なぜなら、잘하다(チャラダ)には、「得意だ」という意味も含まれているからです

例えば、韓国では、

ハングル 영어를 잘한다
カタカナ ヨンオルル チャランダ
日本語訳 英語が得意だ

と表現する時があります。

영어(ヨンオ)とは、英語という意味なので、直訳したら、「英語がよく出来る」となります。

ただ、日本語に訳すとすれば、「英語が得意だ」という意味になりますね。

しかし、ここで問題が・・・

子供たちが、私に気を使って日本語で話してくれる時、

「僕、英語が上手なんだよ。」

とおかしな日本語を使ってしまうのです。

最初は私も、「いや、そういった時は、『英語が得意』と言ったらいいんだよ。」と教えて上げていました。

でも、最近は、「あれっ、こんな時は、『上手』、『得意』のどっちを使うんだっけ?」と混乱することが多くなっています・・・

これ、韓国在住日本人のあるあるかもしれません^^;

まとめ

韓国語で「上手だ」という表現をする時は、잘하다(チャラダ)を使います。

ただ、잘하다(チャラダ)は、上手だけじゃなくて、得意という意味もあるため、日本語の「上手」に比べると、もっと幅広く使う時が多いです。

ですから、잘하다(チャラダ)を日本語に訳す時は、私のように混乱しなようお気をつけ下さい!

スポンサーリンク


広告

スポンサーリンク