こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
今日は、少しネガティブな韓国語のお話です。
やっぱり普段、生活をしていると、嬉しい時もあれば、むかつく時もありますよね。
そんなイライラした時に使える韓国語をお伝えしていきます。
むかつく時は「짜증 나(チャジュンナ)」
韓国語でむかついた時やイライラした時に使える言葉と言えば、やっぱり、「짜증 나(チャジュンナ)」です。
짜증(チャジュン)とは、「かんしゃく」、나(ナ)は、原型が나다(ナダ)で「生じる」という意味なので、直訳したら、「かんしゃくが生じる」となります。
一応、「짜증 나(チャジュンナ)」を略して、「짱나(チャンナ)」と言う時もありますが、どちらかと言えば、女性が使う時が多いそうです。
我が家でも、妻は「짱나(チャンナ)」をよく使うと言っていましたが、息子二人は、「そんな女々しい言葉は使わないよ」と言っていました。
(あくまでも我が家でのケースです^^; )
ですから、基本的には、「짜증 나(チャジュンナ)」を使うと良いでしょう!
짜증 나(チャジュンナ)を使った例文
本当にムカつく(まじうざい)
ムカついている気持ちを、より強く表現したい時は、진짜 짜증나 (チンチャ チャジュンナ)というように、진짜(チンチャ)を付けます。
진짜(チンチャ)は、「本当に」という意味なので、진짜(チンチャ)の代わりに「チョンマル(정말)」を使っても大丈夫です。
>>韓国語のチンチャはチョンマルより圧倒的に使用頻度が高い理由
ムカついて死にそう
さらに、もっと、むかつく時は、「짜증나 죽겠어요 (チャジュンナ チュッケッソヨ)」と表現しましょう。
最後の요(ヨ)は、取っても大丈夫です。
죽겠어요(チュッケソヨ)は、「死にそう」という意味で、韓国では、私も含めて本当によく使う表現です^^;
イライラしている時や怒る時によく使う言葉
짜증 나(チャジュンナ)の他にも、むかつくと訳せる言葉はいくつかあるので、ご紹介していきますね。
화가 나다 (ファガ ナダ)
화가 나다 (ファガ ナダ)は、「腹が立つ」という意味です。
화(ファ)は、「怒り」で、나다(ナダ)は「生じる」という意味なので、直訳したら、「怒りが生じる」となります。
열 받다 (ヨルパッタ)
会話で使う時は、열 받아(ヨルバダ)と言う時が多いです。
열 받다 (ヨルパッタ)は、「頭にくる」という意味です。
열(ヨル)は「熱」で、받다(パダ)は受けるという意味なので、直訳したら、「熱を受ける」となりますね。
화가 나다 (ファガ ナダ)より、もっと頭にカーッと血が上る感じです^^;
미치겠다(ミチゲッタ)
미치겠어(ミチゲッソ)とも言います。
原型は、미치다(ミチダ)で「狂う」という意味なので、미치겠다(ミチガッタ)や미치겠어(ミチゲッソ)は、「狂いそうだ」という意味です。
ムカつく時だけでなく、暑い時、寒い時、辛い時など、いろいろなシーンで使う、結構、万能な言葉です。
성질나다(ソンジルナダ)
성질나다(ソンジルナダ)は、「かんしゃくを起こす」とか「怒りをぶつける」という意味です。
성질(ソンジル)は悪い性格を意味しています。
빡치다(パクチダ)
빡치다(パクチダ)は、「むかつく」、「腹が立つ」、「飽きれた」という意味の言葉です。
主に若者が使う俗語(スランク)で、息子もよく使っているとのこと^^;
まとめ
韓国語で「むかつく」という時は、いくつかの表現がありますが、一番よく使うのは、짜증 나(チャジュンナ)です。
かくいう私も、「あ~、そんなこと、言っちゃ、ダメダメ」と思いながら、ついつい짜증 나(チャジュンナ)と言ってしまう時がよくあります・・・
だって、人間だもの(´・ω・`)
やっぱり、人間、むかつく時もありますから、そういった時は素直に表現してしまって、その後、また気持ちを持ち直して、ポジティブな言葉を使っていけたらいいですよね^^
なんとか、うまくまとめられたでしょうか・・・(´・ω・`)
合わせて読みたい記事
こんな実用的な単語、なかなか教えてくれないので役立ちます(^-^)
미치겠어は金額が高い~!って時も使いますか?
よく韓国の方が日本語で”こんなの狂ってる!”や”キ○〇〇(日本では放送禁止用語)”を使われるのが気になっていました。きっとそのまま日本語訳で使っているんでしょうね。日本ではそういう表現しませんので。
Megさん
コメントありがとうございます。
金額が高い時も、미치겠어って言えますけど、相手に対して言ってしまうと、すごく生意気な人だと思われてしまうので、独り言にとどめておかれることをお勧めいたします^^
実用的な単語、あったら、またご紹介しますね~