韓国でテレビでは、”チャンネルJ”といって、日本で放送されていた民法のドラマやバラエティ番組もいろいろ放送してくれるチャンネルがあります。

私も日本が懐かしくて時々チェックしているのですが、そこで、なぜか頻繁に放送されている日本の番組があるんですね。

それが松重豊さん主演のドラマ「孤独のグルメ」です。

「孤独のグルメ」の韓国での反応が熱い!

「孤独のグルメ」は韓国語では、“고독한 미식가(孤独な美食家)”と訳されています。

実は、「孤独のグルメ」は韓国でかなり人気があるんです。

実際、YouTubeなどで、韓国語で”고독한 미식가”と検索したら、「孤独のグルメ」の動画がたくさん出て来ます。

動画を見てみると、韓国の人は、孤独のグルメの中でも食べるシーンだけを切り取ってアップしているものが多いようです。

また、韓国のバラエティ番組を見ていた時に、ある女優さんが日本へ旅行をして、「孤独のグルメ」で撮影されたお店で食事をして、

「五郎さんはこうやって食べていたのよね~」

と言いながら、真似して食べたりしていました。

「孤独のグルメ」の韓国での反応はかなり熱いのです^^

私も韓国で「孤独のグルメ」にハマりました。

実は、私は、今までグルメ番組にハマったことはなかったので、正直、最初に「孤独のグルメ」を見た時は、つまんないなあと思っていました。

しかし・・・

韓国人の妻が「この番組は日本語の勉強になる~」と言いながら楽しんで観ているのを横で見ている内に、何だか私も一気にハマってしまいました

主演の松重豊さんの味わい深い演技、本当においしそうに食べる様子、そして食事をしながら繰り広げる妄想

本当に最高です^^

私自身、韓国に移住してから、テレビのリモコンはいつも妻に渡して任せていたのですが、「孤独のグルメ」にハマってからは、

「ねえ、ちょっといい?」

とリモコンを手にして、まず「孤独のグルメ」が放送されているかをチェックして、放送されていなかったら、妻にリモコンを返すというパターンが続いています^^;

韓国で「孤独のグルメ」が人気なのはなぜ?

ただ、昔からの韓国を知る人は、韓国でこれだけ「孤独のグルメ」の反応が熱く、ガンガン放送されているという話を聞くと、

「韓国では、食事をする時もお一人様じゃない人が多いから、文化に合わないんじゃないの?」

と思われるかもしれません。

でも、実は、最近、韓国ではお一人様文化が急速に広がって来ているのです。

これが、韓国で「孤独のグルメ」が人気になっている最大の理由だと私は思っています。

私達が韓国に移住した数年前は、まだ一人で食事をすることに抵抗を感じる人は多かったと思いますが、韓国社会は急速に変わりつつあります。

実際、韓国のテレビでは、芸能人の私生活を撮影するバラエティ番組が多いのですが、最近は2極化が進んでいます

一つは、芸能人が子育てに奮闘する様子を撮影する番組で、スーパーマンが帰って来た(슈퍼맨이 돌아왔다)などが有名です。

>>秋山とSHIHOの娘、サランちゃんは韓国で一番人気の子供!?

そして、もう一つは未婚の芸能人の一人暮らしの様子を撮影する番組です。

具体的な番組としては、미운우리새끼(憎い我が子)、나혼자산다(私は一人で生きる)、비행소녀(非婚少女)などいろいろあります。

>>나혼자산다(ナホンジャソサンダ)を見た感想の記事

ですから、韓国には、従来の家族文化を大切にしようという流れとは別に、

「結婚をしなくても楽しく生きることは出来るんじゃない!?」

お一人様を肯定しようとする社会の流れがあるという訳なんですね。

韓国人から見たら「孤独のグルメ」はまさに後者のカテゴリに分類されるのだと思います。

韓国のお一人様の光景にビックリ

そして、もう一つ私が韓国の街を歩いていてビックリしたことがあります。

それは、明洞にあるロッテ百貨店に行った時のことです。

地下の食堂街に行くと・・・

カウンター席のお店がものすごくたくさんあるではないですか!

以前、ある食堂の店長さんとお話をしていた時、

「韓国では、昔からお店にカウンター席を作ると潰れると言われているんだよね~」

と言われたことがあります。

カウンター席は、まさしくお一人様の象徴ですが、それは韓国の家族文化には合わないからという理由でした。

しかし、それは過去の話になりつつあるようです

韓国のカウンター席で食事をしている韓国人の中には、

「なんだ、この辛さは!

胃が焼けそうになるぐらい辛いぞ。

でも美味い!辛美味い!

うぉ~、オレの胃袋は、まるで火力発電所のようだ。」

と「孤独のグルメ」の主人公の井之頭五郎のように妄想にふけっている人も意外に多いかもしれませんね^^

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