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韓国 エアコン
こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

日本も温暖化の影響か、近年はどんどん暑くなっていますが、韓国の暑さも半端なくなりつつあります。

私は元々、韓国ではエアコンなんて必要ないと高を括っていたのですが、2018年の猛暑でさすがにヤバいと思いまして・・・(汗)

今年、移住7年目にしてエアコンを買ったのですが、値段がすごいことになっておりました。

そのブッ飛んだ韓国のエアコン事情についてお伝えしていきます。

韓国のエアコンの驚愕の値段

韓国のエアコンの一番の問題な何かというと、値段がムチャクチャ高いということです。

ちなみに、韓国では日本のような横型ではなく、縦型を購入するのが主流です。

夏が近づいたら、エアコンの価格はさらに上昇するので、早めに購入しようと思って、4月に、妻と家の近くのLGショップへ行ったのですが・・・

韓国 エアコン

一番安い縦型エアコンは、233万ウォン(約23万3千円)でした。

そして、価格が高いものだと、500万ウォン(約50万円)・・・

去年は、まだ160万ウォン(約16万円)のエアコンがあったはずなんだけど、物価がさらに上がっているのかなあ・・・

呆然としている私たち夫婦の前で、LGショップの店員さんは、さらに畳みかけるようにマシンガントークをブッ放しします。

「まだ、今はエアコンが安い時期です。これから暑くなってくると、エアコンの価格はさらに高くなっていきますよ~」

いやいや、LGさん、完全に庶民感覚を失っていませんか^^;

韓国のエアコンの値段ってどうなの?

確かに韓国は縦型エアコンが主流なので、値段が上がってもしょうがないのかもしれません。

しかし、それでも納得できない点がいくつあります。

韓国のエアコンは暖房機能がない

韓国のエアコンには、暖房機能がないのが基本です。

韓国の家には、オンドル(床暖房)があるので、エアコンの暖房機能は必要ないからです。

ですから、韓国のエアコンは冷房専用ということになります。

その一方で、最近、韓国ではミセモンジによる大気汚染が深刻化しているので、空気清浄機の機能がついたエアコンが人気です。

ただ、それでも、夏しか使えないエアコンがここまで高いのは、ちょっと困りますよね~

韓国の電化製品を支配する2大メーカー

韓国の電化製品はサムスンとLGという二大メーカーが独占しています。

(スマホであれば、サムスンが強いですが、家電であれば、LGの方が人気が高いです。)

ですから、そこで競争力が失われて、価格は上がり放題のような気がしています

エアコンの価格を見るだけでも韓国の財閥企業は守られているなあと感じます。

(あくまでも個人の感覚ですが・・・)

そりゃあ、皆、サムスンやLGに入りたがる訳ですよね~

テレビショッピングで見つけた激安エアコン!?

ただ、このままエアコンを買わずに引き下がる訳にはいかないので、いろいろ検討したのですが、やっぱりテレビショッピングいいよねという話になりました。

韓国のテレビは、100チャンネル以上あって、その中でテレビショッピングのチャンネルもたくさんあり、毎日必ずどこかのチャンネルでエアコンの販売をしています

値段もかなり安いので、我が家でもテレビショッピングで商品を購入することが多いんです。

そこで遂に見つけた激安エアコン!!

お値段はなんと・・・

韓国 エアコン

超格安の188万9千ウォン(約19万円)

190万ウォンを切るなんて、ムチャクチャ安いじゃないですか~(*´▽`*)

・・・・・・・・・・・・・・・・(´・ω・`)

最近は、韓国生活が長くなって来たせいか、金銭感覚が麻痺しているのかもしれません^^;

韓国のエアコンは室外機の設置が超大変

今回、エアコンを購入して、初めて分かったのですが、韓国のエアコンの設置って、実はものすごく大変なんですね。

なぜなら、韓国の家は、ベランダがほとんどなくて、家の外に室外機を設置するしかないところが多いからです

特に、高層マンションにるとエアコンの室外機の設置はかなり危険な作業になってしまい、死亡事故が起きる時もあるとのこと。

そう言われてみると、我が家の近くでも、室外機が超危険な場所に設定されているマンションを発見。

こういったマンションにエアコンを設置するって、まさに命がけの作業ですよね(゚Д゚ノ)

ただ、我が家は二階だし、室外機を設置する枠もあったのえ、工事は比較的簡単かなあと思っていたのですが・・・

LGのスタッフがさんが、エアコンを設置しようとすると、

「室外機用の枠が小さくて設置できません。12万ウォン(約12,000円)の追加料金を払って頂いて、別の枠を設置しますね。」

と言われ、結局、2時間ぐらいの大工事になってしまいました

というか、エアコンの設置作業員の人達のためにも、エアコンの室外機は規格を統一しましょうよ・・・

(もしかしたら、設置作業員の人は、室外機の枠に入れるのが大変だから、追加料金を稼ぐためにも、わざと既存の枠を使わなかったのかもしれませんが・・・)

電気代という最後の難関

ここまでいろいろなことがありましたけど、やっと我が家のリビングにそびえたつように設置された縦型エアコンがこちら。

韓国 縦型エアコン

ただ、ここで最後の問題が・・・

それは、韓国は電気代が累進制になっていて、エアコンを使い過ぎると、電気代が、二次曲線のように上昇していくということです。

妻の友達の中には電気代が1ヶ月で20万円掛かったという人もいます

>>猛暑と恐怖の電気代@累進税がエグすぎる・・・

エアコンが我が家に設置されて、

「やったあ、じゃあ、早速、使ってみようよ(*´▽`*)」

と喜ぶ子供達

「いやいや、今からエアコンを使い始めたら、電気代がとんでもないことになるよ。」

と慌てて、自制を促す私に、子供たちは、明らかに納得できない表情(´・ω・`)

今年の夏は、暑がりな子供達と、電気代を心配する親達の暑い戦いが繰り広げられそうです(・´ω`・)

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