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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国に移住して5年ぐらい生活しながら、ブログで情報を発信したりしていると、いろいろな方から、

「韓国に移住したいと思っているのですが・・・」

と相談を受けることが時々出て来ます。

そういった時、正直言うと悩みます。

韓国移住が良いかどうかは、その人が持っている事情によっても大きく変わって来ますし、人によっては韓国移住をしたら後悔してしまうケースもあるからです。

そこで、今回は、私がある男性から受けた韓国の移住相談に対して答えた内容をお伝えしていきます。

男性の韓国移住は後悔する結果になりやすい!?

私が、特に悩むのは、男性から移住の相談を受ける場合です。

女性の場合は、旦那さんが韓国人であったりして、既に移住をすることが決まっていることが多いです。

また、旦那さんがしっかりして仕事が出来る方であれば日本に住むよりは韓国へ住む方が良いので、より不安を取り除いて上げられるようなお話をします。

ただ、男性の場合は、韓国へ移住した後も、仕事をして生計を立てたり、家族を守る立場に立ったりするので事情がまったく異なって来ます。

実際、男性で韓国移住した方の中には、途中で帰国をされる方が多いです。

私も下手なアドバイスをすると、誤解をしたまま、韓国移住を決断し、結果的に苦労をして後悔する結果になり兼ねません。

ですから、男性から韓国移住の相談を受けた場合は、そういった後悔をしないよう特に慎重に話をしています。

ある男性からの移住相談メール

先日もある日本人の独身男性(Wさんとしておきます)の方から韓国へ移住したいという相談を受けました。

最初は、メールで簡単に返信をしました。

そして、メールだと微妙なニュアンスが伝わらないですし、Wさんに合った形でのアドバイスが出来ないので、

「もし、お会いする機会があれば、もっと具体的なお話をさせて頂きますね。」

とお答えしました。

すると、Wさんは韓国へ遊びに来たついでにヨンシンネまで来て下さったのです(*´▽`*)

Wさんの行動力にちょっと感動しつつ、ヨンシンネで美味しい焼肉を一緒に食べながら、そこで感じたことを少しお伝えしていきます。

男性が韓国移住を希望する場合の問題点

Wさんは30代半ばの男性だったのですが、日本ではそれなりに安定した生活をされていました

しかもWさんは背も高くて、礼儀作法もしっかりされいる好青年で、日本でも不自由なく生活していけそうな感じの方です。

ただ、普通のサラリーマン生活には、ある種の物足りなさを感じていました。

またいろいろな経緯で韓国に関心を持つようになり、いつか移住をしたいという気持ちを強く持っていらっしゃいました。

ちなみにWさんは、韓国へお嫁に行く日本人女性の話はよく聞くけれども、男性で韓国に移住した人の情報はなかなか見つけられなかったそうです。

そんな時、私のブログを見つけられたとのこと。

確かに日本人男性が駐在以外で韓国で住んでいるケースは稀ですし、そういった意味で私は超マイノリティです^^;

万が一帰国した場合のリスク

男性が韓国へ移住する場合、私が心配するのは、一度、日本人男性が仕事を辞めて韓国へ移住した後、再び日本へ帰ることになると、ゼロからのスタートになってしまうということです。

まだ若ければ日本での再スタートは比較的楽なのかもしれません。

しかし、ある程度、年齢を重ねると、再スタートは簡単ではありません。

実際、韓国に骨をうずめる覚悟で来ても、韓国に済む年数が長くなってくると、健康のことや老後のこととかいろいろなことを考えるようになります。

そして、遅かれ早かれ日本へ戻る可能性は高いと思っています。

私も韓国へ移住した日本人男性の方々と接する機会がいろいろありましたが、半分ぐらいの人達は日本へ帰ってしまいました。

もちろん、私も韓国に永住する気持ちはありませんし、近い将来、日本へ帰る可能性は十分あります。

なので、男性の場合は、いつかまた日本へ帰ってくることを前提として、計画を立てる方が絶対良いのです。

仕事とビザの問題

また、もう一つの問題として、韓国で仕事をするのは簡単ではないという点も挙げられます。

日本人でも出来る仕事を探すというのも大変ですが、ビザの問題もクリアしなければなりません

実際、私の知っている日本人男性で駐在以外で韓国に来られて、どうやって仕事をしているかという点を差支えのない範囲でまとめてみると・・・

就業ビザのパターン

  • 韓国企業が日本にも求人を出していたのでその会社からビザを発給してもらって仕事をする
  • 韓国と日本の橋渡しをする業種で起業して投資ビザを取得して働く

結婚移民ビザのパターン(韓国女性と結婚)

  • 日本で培ってきた技術があったので奥さんの紹介で仕事を紹介してもらった
  • 韓国に来た後、アルバイトをしながらそこで知り合った人から良い仕事を紹介してもらった
  • 韓国関係の商品を仕入れて日本人に販売しているビジネスを行っている

ビザはあまり関係ないパターン

  • 日本でビジネスをやっていて、韓国へ来てもそこからの収入が見込めるので、韓国では仕事をする必要がない
  • インターネットを使って、日本語環境で仕事をして生計を立てる

一応、今回、ご相談をされた男性の方には、一番最後のパターンをオススメしておきました。

このパターンを確立することが出来れば、万が一、途中で日本へ帰ることになっても、スムーズに再出発できるからです。

男性の韓国移住はどちらかと言えば反対です

正直言うと韓国移住したい男性から聞かれたら、7対3で反対する気持ちの方が強いです。

ただ、私みたいに韓国移住生活が自分の人生にプラスになっていると感じている人もいますし、人にはいろいろな考え方や生き方があるのは当然のことです。

ですから、その人の夢を実現させるためには、どんな方法があるのか、どんな条件を満たす必要があるのかというお話は最低限させて頂いたという感じです。

韓国移住を成功させるコツ

実際、韓国移住の相談を受けてお話をしていると、逆に自分でも気づかされることがあります。

今回も、Wさんとお話をしながら、韓国生活で私が経験してきた想定外の出来事を面白おかしくお話をさせて頂きました。

その話を聞いて、Wさんは大笑いしながら、

「やっぱり韓国で生き抜いていくには、そういった気持ちで乗り越えていくのが大切なんですね~」

とおっしゃっていました。

その言葉を聞いて、私も改めて、韓国の移住生活では、目の前の出来事をどうらえるかという点がいかに大切であるかを改めて実感しました。

以前、韓国で生き抜くための3ヶ条をまとめたことがありましたが、本当にそんな感じです^^

韓国移住の具体的なお話については

ちなみに、韓国に住みたい日本人の方は確実にいらっしゃるので、私は、韓国移住ガイドという記事で韓国に移住したい方に向けて

  • 移住の手続き(ビザなど)
  • 移住の費用
  • 韓国で住む上でのお役立ち情報
  • 韓国移住のメリット・デメリット

という観点で役立つと思った情報をまとめていますので、韓国移住ってどんなものかなと気になる方はご覧になってみて下さい!

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