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ので から 韓国語

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

会話の中で、「~ので」とか「~から」という表現を使う機会は多いですよね。

そんな時、韓国語では、“아서/어서(アソ/オソ)”、“니까(ニカ)”、“기 때문에(ギ テムネ)”の3つの表現を使い分けます。

ここでは、それぞれの意味や使い方、そして違いなどについて解説をしていきます。

「~ので」「~から」を韓国語で!

「~ので」や「~から」と表現できる韓国語は、大きく分けて3種類ありますので、それぞれの表現についてお伝えしていきます。

아서/어서(~アソ/オソ)

最初にご紹介するのは、“아서/어서”です。

ハングル カタカナ 意味
~아서/어서 ~アソ/オソ ~ので、~から、~くて

“아서/어서(アソ/オソ)”は、動詞や形容詞の語幹につく表現ですが、

  • 語幹の母音が아や오で終わる場合:아서(アソ)が付く※아(ア)が省略される場合も
  • 語幹の母音が아や오以外で終わる場合:어서(オソ)が付く

というように使い分けます。

“아서/어서(アソ/オソ)”は、客観的な因果関係を伝える時に使います

また、「~ので」「~から」と訳す時もあれば、「~くて」と訳した方が良い時もあります。

具体的には以下のような感じになります。

  • 해서(ヘソ):するので、して
  • 있어서(イッソソ):あるから、あるので
  • 바빠서(パッパソ):忙しいので、忙しくて
  • 더워서(トウォソ):暑いので、暑くて
  • 높아서(ノッパソ):高いので、高くて
  • 좋아해서(チョアヘソ):好きなので、好きで
  • 말해서(マレソ):言うので、言って

니까(ニカ)

次にご紹介するのは、“니까/으니까”です。

ハングル カタカナ 意味
~니까/~으니까 ~ニカ/~ウニカ ~ので、~から

元々は、“니/으니(ニ/ウニ)”という表現から来ているのですが、それを強調した表現となります。

ただ、“니/으니(ニ/ウニ)”という表現を使うことは滅多になく、基本的には、“니까/으니까(ニカ/ウニカ)”を使います。

“니까/으니까(ニカ/ウニカ)”も、“아서/어서(アソ/オソ)”と同様に動詞や形容詞の語幹につけて使われますが、

  • 니까(~ニカ):語幹が母音で終わる場合
  • 으니까(~ウニカ):語幹がパッチムで終わる場合

という感じで使い分けます。

“니까/~으니까(ニカ/ウニカ)”は、主観的な感情を伴いながら、因果関係を説明する時に使います

会話の中では、“아서/어서(アソ/オソ)”の代わりに、“니까/~으니까(ニカ/ウニカ)”を使えることも多いです。

  • 하니까(ハニカ):するので、するから
  • 있으니까(イッスニカ):あるので、あるから
  • 바쁘니까(パップニカ):忙しいので、忙しいから
  • 더우니까(トウニカ):暑いので、暑いから
  • 높으니까(ノップニカ):高いので、高いから
  • 좋아하니까(チョアハニカ):好きなので、好きだから
  • 말하니까(マラニカ):言うので、言うから

기 때문에(ギ テムネ)

最後にご紹介するのは、“기 때문에”です。

ハングル カタカナ 意味
~기 때문에 ~ギ テムネ ~ので、ため

“기 때문에(ギ テムネ)”は、動詞や形容詞の語幹に使う表現ですが、それ以外に“기(ギ)”を取って、“名詞+때문에(テムネ)”という形で使うことも多いです。

その場合は「~のせいで」と相手を非難する時に使うことが多いですね。

“기 때문에(ギ テムネ)”は、理由や原因をより強調したい時に使います

  • 하기 때문에(ハギ テムネ):するので、するため
  • 있기 때문에(イッキ テムネ):あるので、あるため
  • 바쁘기 때문에(パップギ テムネ):忙しいので、忙しいため
  • 덥기 때문에(トプキ テムネ):暑いので、暑いため
  • 높기 때문에(ノプキ テムネ):高いので、高いため
  • 좋기 때문에(チョアハギ テムネ):好きなので、好きなため
  • 말하기 때문에(マラギ テムネ):言うので、言うので、言うため

아서/어서(アソ/オソ)・니까(ニカ)・기 때문에(ギ テムネ)の違い

ここでご紹介した3つの表現は、いずれも「~ので」「~から」と訳せる表現です。

同じようなシーンで使える場合もありますが、それでも意味合いは少し異なりますし、シチュエーションによっては使えなくなることも多いです。

ただ、その違いに関しては、分かりづらい点も多いので、ここで、整理してお伝えしていきますね。

아서/어서(アソ/オソ)と니까(ニカ)の違い

まず、“아서/어서(アソ/オソ)”と“니까(ニカ)”の違いについてお伝えしていきます。

(“기 때문애(ギ テムネ)”との違いは、後述します。)

2つの表現の違いを簡単に説明すると、以下のようになります。

項目 아서/어서(アソ/オソ) 니까(ニカ)
基本的なニュアンス 客観的な因果関係 主観的な因果関係
命令形・勧誘形 使えない 使える
過去形・未来形 現在形にするしかない 使える

例えば、誰かにどこかへ遊びに行こうと誘われたけれども、「忙しくて遊びに行くことができない」ということを伝える時、

ハングル 미안해요. 오늘 너무 바빠서 못가요.
カタカナ ミアネヨ。オヌル ノム パッパソ モッカヨ。
日本語訳 ごめんなさい。今日は、すごく忙しくて行けません。
ハングル 미안해요. 오늘 너무 바쁘니까 못가요.
カタカナ ミアネヨ。オヌル ノム パップニカ モッカヨ。
日本語訳 ごめんなさい。今日は、すごく忙しいので行けません。

どちらの表現も使うことができます。

ただ、ニュアンスを比較してみると、

  • 바빠서(パッパソ)を使った場合:客観的に誰が見ても忙しいという事情を伝えている
  • 바쁘니까(パップニカ)を使った場合:自分が忙しい事情を主張したい気持ちがある(弁明にも聞こえる)

という違いがあります。

実際、通常の肯定文だと、ニュアンスの違いはあるものの、どちらも使えるので、違いが分かりづらいところがあるかもしれません。

ただ、命令形や勧誘形という形になると、そこには、自分の主観が必ず入ってくるので、そこで、“니까(ニカ)”は使えますが、“아서/어서(アソ/オソ)”の方は使えなくなり、その違いが、より明確になってきます。

例えば、以下のような形です。

ハングル 날씨가 좋으니까 산책하러 가자.
カタカナ ナルシガ チョウニカ サンチェク ハロ カジャ。
日本語訳 天気が良いので、散歩に行きましょう。

この場合、天気が良いからということで、散歩に行くかどうかは、その人の主観によって決まり、客観的な因果関係ではありません

ですから、“니까(ニカ)”を使って表現することはできますが、“아서/어서(アソ/オソ)”は使えないのです。

「날씨가 좋아서 산책하러 가자(ナルシガ チョアソ サンチェクハロ カジャ)」

というと、何とも変な文章になってしまいます。

また、“니까(ニカ)”は、過去形や未来形でも使えますが、“아서/어서(アソ/オソ)”は、現在形でしか使えません。

例えば、昨日、眠れなくて、疲れている時、“니까(ニカ)”を使って、

ハングル 어제 거의 못잤으니까 오늘 좀 피곤해요.
カタカナ オジェ コイ モッチャスニカ オヌル チョム ピゴネヨ。
日本語訳 昨日は、ほとんど、眠れなかったので、今日は少し疲れています。

という形で、過去形の表現はできますが、“아서/어서(アソ/オソ)”を使って、“못잤어서(モッチャソッソ)”と表現することはできません

ですから、“아서/어서(アソ/オソ)”を使うには、

ハングル 어제 거의 못자서 오늘 좀 피곤해요.
カタカナ オジェ コイ モッチャソ オヌル チョム ピゴネヨ。
日本語訳 昨日は、ほとんど、眠れなかったので、今日は少し疲れています。

と現在形にしなければなりません。

기 때문에(ギ テムネ)と他の表現との違い

“기 때문에(ギ テムネ)”は、先ほどもお伝えしたように、理由や原因をより強調したい時に使います。

そして、他の2つの表現に比べると、固めの表現になるため、普段の会話で使うよりは、文章の中で使うことが多いです

ハングル 요즘은 물가가 비싸기 때문에 생활이 힘든 사람들이 많습니다.
カタカナ ヨジュムン ムルカガ ピッサギ テムネ センファリ ヒムドゥン サラムドゥリ マンスミニダ。
日本語訳 最近は、物価が高いので、生活が大変な人たちが多いです。

このようにニュースの中で、“기 때문에(ギ テムネ)”は使われることが多いです。

ハングル 한국말은 어렵기 때문에 더 열심히 공부해야 되요.
カタカナ ハングゴグヌン オリョッキテムネ ト ヨルシミ コウンブヘヤ デヨ。
日本語訳 韓国語は難しいので、もっと一生懸命勉強しなければいけません。

このように原因をより強調したい時にも“기 때문에(ギ テムネ)”を使うことが多いです。

まとめ

「~ので」や「~から」と韓国語で表現をする時、3種類の表現を使い分けますが、その違いを簡単にお伝えすると、

  • 아서/어서(~アソ/オソ):客観的な因果関係を伝える時に使う
  • 니까(ニカ):主観的な感情を伴いながら、因果関係を説明する時に使う
  • 기 때문에(ギ テムネ):理由や原因をより強調したい時に使う

というようになります。

こういった違いは、あまり認識されていないことも多いですが、是非、これを機会に、違いをしっかり理解してみてくださいね!

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