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韓国に住んでいて分かって来たことは、韓国人にはナルシストが多いということです。
韓国語でナルシストは、자뻑(チャッポク)と言います。
これは、自分という意味の자기(チャギ)と「惚れる」という意味の뻑가다(ポッカダ)という言葉が合わさって出来た言葉です。
韓国人は自信家が多いというか、自分大好きな人が多いですよね。
実際、韓国人は褒められた時の反応も日本人とは全然違うので、そんな点も含めて解説をしていきます。
韓国でナルシストの男が取る行動
先日、我が家の長男と、韓国人はナルシストだよねという話になった時、長男が気になる話をしていました。
「クラスの男子の半分くらいは、鏡をよく見ているよ。
トイレに何度も髪を整えに行く人もいるし・・・」
さらに長男は続けます。
「あと、『俺ってかっこよくね~?』と周りの友達に聞く人も時々いるよね」
こりゃあ、完全にナルシストだわと私は苦笑しながら、
「そんな人は、周りの人から絶対嫌われるでしょ~」
と息子に聞いてみました。
すると・・・
「確かに、周りの人からは『何言っているんだよ~』と言われたりはするけれども、それで嫌われたり、バカにされたりすることは絶対ないよ。」
とちょっと意外な返事が返って来ました。
実は、韓国ではナルシストの男性はそれほど嫌われないところがあるようです^^;
韓国でナルシストの女性が取る行動
一方、女性の中にもナルシストは多いです。
以前、韓国人と日本人の女性アスリートが一緒に並んでいて、ファンの人達から、「きれいですね」と同時に言われた時があったのですが・・・
日本の女性アスリートは、「いや、そんなことないですよ~」と謙遜に答えていたのに対して、韓国の女性アスリートは、「うん、知ってる」とニコニコしながら、答えていました。
「あっ、ナルシストだ」とその時は思ったのですが、よくよく考えてみれば、私の娘も鏡の前で、
「私は何て可愛いんだろう!」
とよく呟いていることを思い出しました^^;
実際、日本にいると、ナルシストの人には違和感を覚えるものなのですが、韓国のナルシストの人は、もっと自然な印象を受けます。
褒められた時の韓国人の反応
実際、韓国では、褒められている時の反応が日本と全然違います。
先日、高校2年生の息子が、日本へ一時帰国していたのですが、帰国後、気になる話をしていました。
「日本で褒められた人が、『いやあ~、それほどでも』って言うのを聞いたんだけど・・・
あれ、全然意味が分からなかったんだよね。
なんでそんなこと言うの?」
どうやら、韓国暮らしが長くなってきた息子は、日本の謙遜する文化はまったく理解が出来なくなっていたようなのです。
一応、日本では、褒められた時は、傲慢にならないよう、そういう表現をよく使うよという説明はしました。
しかし、長男はなかなか納得が出来なかったようで・・・
「そう答えられるとなんか気持ち悪い」
「その人よりも劣る人に対して失礼なんじゃない」
と韓国人から見た感想を言い続けます。
褒められたら韓国語で何て答えるの?
そこで、私は息子に、
「じゃあ、韓国人は褒められたら皆、どう言うの?」
と逆に聞いてみました。
すると息子は、
「一応、韓国語でも『그 정도가 아니에요. 』(クジョンドガアニエヨという、”それほどでもない”という日本語の韓国語訳)という言葉はあるけどね・・・」
答えてから、少し考えた後・・・
「そんなこと言っている人、見たことない」
と言って来ました。
「基本的には、ありがとうと言うでしょ~。
あと、サッカーでシュートを決めた人が褒められると、“당연하지”(タヨナジ:”当然でしょう”という意味)という言葉をよく使っているよ。」
ということなんだそうです。
うーん、やっぱり韓国人はナルシスト^^;
日本と韓国の文化の違い
確かに日本では、謙虚な人は多いですけど、もう少し自信を持ってもいいんじゃないかなという人も多いと思います。
(かくいう私もそんな一人かも・・・)
一方、韓国の人の話を聞いていると、自慢話ばかりで、段々、そのナルシスト的な話し方にうんざりしてくることもよくあります。
ここら辺は、日本と韓国の文化の違いなんでしょう。
個人的にはやっぱり、足して2で割るぐらいがちょうどいいのかなあって思うんですけどね~^^
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確かに。日本人の謙虚さは外国人には理解できない部分かもしれませんね。外国語の上達が遅いのも自信のなさが影響しているように思います。学習者は多いのに”英語(韓国語)話せるよ!”って言う日本人は見たことないです。韓国ではそこのところはどうですか?皆の前で英語や日本語を話しても恥ずかしかったり、周りが聞き耳を立てる事はないですか?
確かに韓国人は自信家が多くてナルシストが多い気がします。でもそれが自分を磨く良い作用に働いていると思います。
でもちょと発言は自慢が多い感じがしますね日本人的には・・
これってそういう風に子供の頃からの親や先生の教育でしょうか?何事もほどほどがいいですね(^-^)
megさん
コメントありがとうございます!
英語の件で息子に聞いてみましたが、「クラスで一番英語が出来る人に、アメリカ人と話せるか聞いたら出来ないって言っていたよ」って答えてしました。
日本人は外国語の上達が遅いというよりは、謙虚に遅いのだと思っている側面がもしかしたらあるのかもしれません^^
謙虚すぎることもなく、自慢しすぎることもなく、バランス感覚をしっかり持って生きていければいですね~!
有難うございます!韓国に行く度に韓国人の語学能力の高さを感じるし、韓国語を日本語で教えている韓国人youtuberは多いのに逆を見かけないので・・日本人にも流暢に話せる人はいるのだろうけど、なかなかそれを表に出さないし。環境のせいかなと思います。謙虚もいいけど日本人は褒める文化があまりないので、自信がない様に育つような気がします。
我慢強い性格も、海外ではどうかなぁと思います。
韓国で何度か遭遇しましたが、本当に日本人観光客は遠慮して文句を言えない人が多いです。言わないと伝わらない事も多いのに。私も怖いアジュンマには言えませんが。なるべく伝えるようにはしています。じゃないと次の日本人が痛い目に遭うので(^-^)
megさん
コメントありがとうございます!
日本人はその場では中々言えない方が多いのですが、中には後でクレームを入れたり陰口を言ったりする方も結構いらっしゃるので、そこら辺を「怖ぇぇぇぇ」と思っている外国人は多いみたいですね^^;
ちなみに私の妻は、日本にいた時はすごく優しく対応していましたが、韓国に来てからは半分怒ったような顔で対応しています。
私が「なんでそんなに怒った顔しているの?」と言ったら、「韓国だとニコニコ笑っていたら店員さんにナメられるから」とのこと・・・
それを聞いた私が、ブスっとして対応している店員さんに「気分が悪いんですか?」とちょっとキツめに突っ込んだら、妻からおいおいと制止され・・・
なかなかさじ加減って難しいですよね~
「韓国だとニコニコ笑っていたら店員さんにナメられるから」に思わず笑ってしまいました(^-^)
実は前回の訪韓の際、あまりにも理不尽な目にばかり遭うので、何故だろう?と自己反省していきついた結論がその答えでした。店員さんは即座にお客を判別するのだなと。堂々としておくのがナメられないコツかなと思いました。
でもやっぱり小心者の日本人、アジュンマには対抗できません。(*_*;
嫌な目にも沢山遭いましたが、同じだけ温かい韓国人にも遭ったのでまた遊びに行きたいと思っています。
ケンさん、今の儘のお心持で良いと思いますよ。日本人がよくする謙遜は、処世術として「出る杭は打たれる」を避けるためだけではないと思います。
大袈裟に言うと、謙遜の後ろに古代中国の老子の考え方が在ると思うのです。(物事が)うまくいったのは自分の能力というのではなく、自分を支えてくれているまわりの人たちのおかげ、そして何よりこの世の中すべてを貫く偉大な法則「道」に則ったからだとするわけですね。
つまり「道」に則れば誰がしてもうまくいく。自分のもつ能力や知識という「道」からみれば実に狭い枠を鼻にかけるのではなくて、謙虚にこの「道」に首を垂れる。これが大切だとしています。こんなことをこちらで書かせていただいている私自身が「道」から程遠いのですが、私はこれが真だと考えています。
人間誰しも自分が大切で大好きで自己中心だと思うのです。自慢したいし、羨ましがられたい、優越感に浸りたい、私もそうです。そうだからこそ、心の中でちょっと引き下がる。客観的になるために、もっと言えば自分のためにも謙遜は必要だとおもいます。口幅ったいことを申しました。ご笑覧下さいませ。
cdaさん
コメントありがとうございます。
謙遜の気持ちは大切ですし、私もそういった日本人の美徳の精神を忘れないようにがんばっていきたいと思います^^
あと、もしかしたら、日本人は謙虚さが過剰な遠慮に繋がっているのかもしれませんね。
少し話がずれてしまうかもしれませんが、特に国際社会では日本は外国から言いたい放題言われてしまっているので、日本人としてはやっぱり悔しいなあって感じてしまいます。。。
国際社会は弱肉強食のジャングルみたいなものですから、言ったもの勝ちを含めて遣りたい放題ですね。言われたい放題なら強い国は大抵そうですよ。アメリカもロシアも中国もイギリスもフランスもドイツもそうです。
ですから、ケンさんの仰りたいことは十分にわかります。なぜ日本だけこんな目に遭うのかと。私はそれは有名税みたいなものだと思っています。韓国から日本に向てのものには強い悪意を感じますが…
日本政府や日本社会が腹に一物をもって他国に仕掛ける必要はないと思います。しかし、不当な理不尽極まる主張や要求には反論し毅然と撥ね付けなければなりませんよね。
ごめん下さい。上記の内容は言葉足らずでした。
国際社会は弱肉強食とは言え、国際法をはじめ基本的なルールは在りますね。それらを踏まえた上で、または自分たちに都合のいいようにそれらを利用しながら、自分たちの利益を如何に得ていくかが問題でしたね。
cdaさん
本当に国際社会では自国の都合の良いように真実を曲げる人達がたくさんいますからね~
正直、なぜ、我が国は理不尽な要求に対して、正論をもっとしっかり主張していかないのかとはがゆく思うことが多いのですが・・・
私は日本の道徳水準は世界でもトップクラスだと思いますし、その素晴らしい精神で世界をどんどん感化していくべきだと思っています!
ニコニコしてるからなめられるってより、日本人(外国人)は所詮韓国語わからないからいいやって思ってる側面が大きいと思いますね。
自分の場合は、日本でも海外でも買い物するときに態度変えませんが、韓国語で会話できるだけで、日本語だと割引20%だとすると、韓国語で値下げ交渉すると50%になったりした経験もありますし。
韓国人はウリなのかそうじゃないかでまったく態度が変わりますが、韓国語で会話できる日本人は珍しいので、ウリ側になって態度がものすごく良くなる気がします。
うまうまさん
コメントありがとうございます!
一応、私の妻は韓国語は出来るけれども嫌な経験もしてきたので^^;
どちらの要素が大きいはよく分かりませんけども、可能であれば言葉もしっかり学んで楽しくショッピングをしていければいいですよね~
韓国には変な人もいますけど、情が厚くていい人もたくさんいますので^^
日本は島国で狭い世界なので、一人目立つ人間は周りから叩かれるので、謙遜して置くのが礼儀みたいにはなってますね。
ただ、日本人同士は言わなくてもわかるだろっていうのがありますが、外国人は言わなきゃわからないじゃんっていうところで喧嘩になったり意思疎通がうまくいかないって感じになりますね。
日本での生活が長い外国人はそういう部分を理解できてくるのでそういうことも減ってはきますが。
僕がSNSで知り合った韓国人達はかなり謙虚というか自虐的でした。
以前あるSNSのコミュニティで一人の韓国人が「韓国は素晴らしい国です」と呟いたら、他の韓国人達が「寒いからやめろ」だとか「ネタとしてもつまらない」とか言い始めてつい笑ってしまいました。
他にも基本的にSNSのグローバルな世界の中では
自分や自分の国を過剰に賛美する韓国人をあまり見かけた事がありません。
そのせいか僕は韓国人の本質は謙虚あるいは自虐的なんじゃないかと思っています。
表面的には自信満々に見える韓国人も実は韓国社会がそうさせているだけで、心の中では結構不安やコンプレックスを抱えているのかもしれません。
おーんさん
コメントありがとうございます。
おーんさん、鋭いところに気が付かれましたね~
実は韓国の人は個人レベルではなく、国のレベルだとものすごいコンプレックスを感じていることに私も最近気が付きました。
近々そういった話もアップするつもりです。
優越感と劣等感は表裏一体であって、他者と比べる心から産まれるものでしょ。
謙遜や謙虚というのは、他者と比べたくない気持ちから産まれるものでは?
他者と比べたくない気持ちっていうのは
A自信のなさ
B自分はこれでいいという肯定
C目標がもっと高い
のどちらかではないでしょうか?
日本人の謙遜は、外国人からAの自信のなさととらえられる事が多いと思いますが、
実は、BやCの場合もあります。
いやむしろそれが多いんではないかと思ってます。
日本の場合さん
これは私の個人的な意見ですけど、人の性格や国民性ってコインの表裏みたいなところがあって、状況によって良く出る時もあれば悪く出る時もあります。
謙虚という性格や国民性も良い効果をもたらすことが多いですが、TPOによっては悪く出てしまったり損失に繋がったりすることもあります。(特に国際社会では・・・)
大切なことは、自分自身や自国の特徴を客観的に理解して、よい意味で自分や国民性の持ち味を発揮できるようにうまくコントロールしていくことだと思います。
だから、私は日本人が海外に出て自分自身を客観的に持つ機会を持つというのはとても大切だと感じています。
日本の場合さんとの話はいつも難しくなっちゃいますね^^;
多分、同じ事を言ってますよ。
私も日本人が大丈夫って言ってるわけじゃないんです。
相手が違う場合は、やり方を臨機応変に変えないとね。
しかし息子さんの
「その人よりも劣る人に対して失礼なんじゃない」
って言葉で、
あーそもそも階級ありきの考え方なんだなってわかりました。
謙遜は、その階級を打ち消してしまう言葉なんだって気づきました。
ありがとうございます。
私は、
あなたの上ではありません。アピールですし。
かといってあなたの下でもありません。アピールではないかと。
あなたとおんなじですよ。と安心させたい気持ちです。
そこには階級があることを意識してはいますが。それを打ち消すのが謙遜かと。
日本では人前では謙虚に振る舞うのが美徳だと思われているからでしょう。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
「能ある鷹は爪を隠す」
といったようなことわざがあるぐらいですから。
だからといって決して、自分に自信が無いからではないと思いますよ。
マザーさん
コメントありがとうございます。
確かに、謙虚である=自信がないという形でつなげるのは良くないかもしれませんね。
別々の問題として考えた方が良いと思います。
私が伝えたかったことは、別にあるのですが、あまり細かく説明する時間もないですし、思想的な話になってしまうのでやめときます^^;
(追加です)
日本の場合さんの挙げられた
『C目標がもっと高い』
になるほどと思いました。
ノーベル賞受賞の言葉なんかでも感じますね。
この内容、思わず共感してしまいました!(笑)
韓国人の友達に褒められた時「아니~」と言ったら「なんで?日本人は褒めると否定するけど日本人を褒めるのはよくないこと?」と言われてしまいました。(笑)
息子さんの仰る通り「俺だったら、知ってる!ありがとう!って言うのに。(笑)」と言ってました。(笑)
世界的に見ても謙虚なのって日本人くらいですよね。
謙虚なのがいいっていうのは日本の中だけで、もしかすると外国でその謙虚を出したら不思議がられるのかも(とくに褒められた場合)…とその時に思いました。
良いところでもあり、悪いところかなって思います。
たんたんさん
コメントありがとうございます!
確かに日本の謙虚な文化って世界的にはまだまだマイナーなところがありますよね~
でも、だからこそ希少な価値があるというか、最近は日本へ来て、その奥ゆかしい謙虚なおもてなしの文化に感動して日本大好きなる外国人が増えているんだと思います^^
まだまだ理解されない部分も多い日本の文化ですが、これから世界にもしっかり広がっていくことを心から願っています!