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韓国 地下鉄 子供料金

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

先日、ある方からこんな質問を受けました。「今度、韓国に子供を連れて旅行に行くんですけど、子供用のチャージ式T-moneyを買うことはできますか?」

実際、子供連れで韓国旅行へ行くと地下鉄の駅で、いちいち乗車カードを購入するのは大変ですよね。確かに韓国の地下鉄やバスを利用する際に使うT-moneyカードには青少年や子供用の料金もあります。ただ、旅行をされる方でも子供用や青少年用のT-moneyを買うことができるのでしょうか。

また、旅行者でも韓国の地下鉄を割引料金で利用できる場合、料金はどうなるのでしょうか?そこで、この記事では韓国の地下鉄のT-moneyカードの買い方も含めてお伝えしていきます。

韓国の地下鉄の子供や青少年の料金を詳しく解説

では、ここからお子さんを連れて韓国へ行かれる方に役立つ情報をしっかりお伝えしていきますね。

T-moneyカードのメリットをおさらい

まず地下鉄でT-Moenyを使う方のために、基本的な部分を少し解説をすると、韓国で地下鉄を利用する際は、切符ではなく、以下のようないずれかのカードを使います。

  • 1回だけ使える乗車カード
  • T-money(チャージして何度も使えるカード)
  • クレジットカードに付随した交通カード

クレジットカードに付随した交通カードは、韓国に住んでいる人が使うものなので、旅行者の方は一回用のカードかT-moneyのいずれかを使うことになりますね。特に初めて韓国へ来られる方は1回用のカードを使う方が多いと思います。ただ、このタイプのカードは、その都度、購入しないといけないので、購入したり、あとから換金したりするのに結構時間がかかってしまうというデメリットがあるんです。

それに対してT-moneyカードであれば、いちいち購入しなくても、改札でピッとするだけで、スムーズに地下鉄を利用できるというメリットがあるんですね。

T-moneyの青少年料金と子供料金

では、地下鉄でT-moneyを使うと青少年や子供用の料金も含めた料金体系はどうなるのでしょうか?その点については韓国のT-moneyの公式HPに最新情報が記載されていますが、1回用の乗車券を買った場合の料金も合わせてお伝えすると以下のようになります。(こちらは基本料金となります)

区分 T-Money 1回乗車券
一般 1,400ウォン 1,500ウォン
青少年(満13歳~18歳) 800ウォン 1,500ウォン
子供(満12歳以下) 500ウォン 500ウォン

実際、子供料金は1回用のカードと変わらないので、T-moneyを買うメリットは、いちいちカードを買う手間が省けるという点ぐらいです。ただ、青少年用のカードはT-moneyを買うとかなりお得になることが分かりますね。

ですから、トータルで見ればお子さんと一緒に行かれる方は、T-moneyを買うのがおすすめということになります。

旅行者でも子供用や青少年用のT-moneyは買える?

ただ、旅行者の方にとってはここで一つ疑問に思うことがあるかと思います?冒頭の質問に戻りますが「旅行者でも子供用や青少年用のT-moneyカードを買うことはできるのか?」ということです。

もちろん、子供用のチャージ式T-moneyカードを正式な形で買おうと思ったら、申請の際、住民登録証や外国人登録証など、韓国の在住者しか持てない身分証明書が必要になってきてしまいます。

そのため、私もお子さんの旅行者の方が、子供用のチャージ式のT-moneyカードを利用するのは難しいと思っていました。しかし、今回、質問を頂いたので、ダメもとで、韓国の地下鉄の駅員さんに聞いてみたんです。

すると、意外な回答な返ってきたんです。結論を言うと旅行者のお子さんでも、1週間なら子供料金でチャージ式のT-moneyカードを利用できるというんですね。

チャージ式T-moneyカードの買い方

では、具体的にどういった方法であれば韓国の地下鉄で子供用や青少年用のT-moneyカードを買えるかについてお伝えしていきます。

チャージ式T-moneyカードの発券機を見つける

まずはチャージ式のT-moneyを変える券売機を見つけましょう。地下鉄の駅に行くと、券売機が何台か並んでいます。

その中で一台だけ、ちょと偉そうな大きめのマシーンがあるんですね。

これがチャージ式T-moneyカードの販売機です。

メニューを表示させる

ここで購入ボタンを押すとメニューが表示されます。

子供用や青少年用については以下のように表示されています。

  • 어린이용(子供用):満12歳以下
  • 청소년용(青少年用):満13歳~18歳

こちらから、該当するボタンを押してください。

お金を入れる

最後に表示される金額を入れれば、子供用や青少年用のカードを買うことができます。ちなみにT-moneyを購入する際は、チャージする金額以外にカード自体の金額が3,000ウォン(300円ぐらい)かかります。

ここまでの話を聞いて「あれっ?身分証明書の提示は求められないの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。実は最初に発行するだけだったら身分証は必要ありません。ただ、このままの状態だと1週間を過ぎたら、自動的に大人用カードに切り替わってしまうという仕組みになっているんです。もし、ずっとT-moneyを子供や青少年の料金で使いたい方は、1週間が過ぎる前に身分証明書を提出する必要があります。

でも、1週間であれば、旅行者の方にとっては十分な期間なのではないでしょうか。ですから、旅行者の方でも子供用や青少年用のT-Moneyカードは気軽に買えて使えるということです。

まとめ

ここでは子供用や青少年用のT-Moenyの買い方についてお伝えしてきましたが、大人用のT-moneyの買い方も基本的には同じですよね。また、大人用のカードであれば料金は一律なので、韓国へよく旅行に行かれる方はT-moneyを持っておいて旅行をする際、必要に応じてチャージをすれば良いでしょう。

韓国旅行に慣れている方は、地下鉄をバンバン利用する機会がたくさん出てくると思います。その都度、精算する1回用のカードは面倒だなあと思っている方は、ぜひチャージ式のT-moneyカードを利用してみてください。地下鉄の改札をススイノスーイと通過できるのは、それなりに気持ちがいいものですからね^^

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