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先日、妻がカッピングの治療を受けて来ました。
カッピングは韓国の韓医院などで行っている東洋医学の治療法で、韓国語で부황(プファン)と言います。
カッピングの跡を見た人は、最初、ビックリして、「なんでそこまでやるの!?」と思うかもしれません。
今回は、カッピングの効果や跡がどれくらいで消えていくのかという点についてお伝えしていきます。
カッピングの効果は?
カッピングは、皮膚に付着した悪い血を抜く(瀉血する/しゃけつする)ことによって、血流を良くするという原理になっています。
ですから、血の流れをすることによって、疲労回復や冷え性の解消などの効果があるとのことです。
また、カッピングをした際に、どんな血が出て来るかによって、その人の健康状態を知ることが出来るのだそうです。
健康な人は、比較的サラッとした血が出てくるそうですが、肉をたくさん食べているような人は黒い血が出て来たり、泡が出てくることもあるそうです。
また、血の流れが悪い人は、血が出なかったり、石灰化した白いものが出て来たりするのだとか。
(お食事中の人がいたらすみませんm(__)m)
効果があり過ぎて・・・
妻の話によると、韓国の韓医院で、カッピングをやってくれるところは、非常に良心的なんだそうです。
その理由は、速攻性があるだけでなく、効果があり過ぎて、患者が通院してくれなくなるからとのこと。
韓医院は、本当は鍼治療をチマチマと続けながら、患者さんに何度も通院して欲しいので、よっぽど症状がひどくないとやってくれないのだそうです。
かくいう妻も、その日は本当に体調が悪かったので、韓医院のお医者さんに強くお願いしてやってもらったそうです。
お陰様で、次の日から、随分、体が軽くなったと喜んでいました^^
カッピングの跡はどれくらいで消える?
ただ、カッピングは効果が抜群である反面、かなり大きな跡が残るというデメリットがあります。
今回、妻がカッピングした跡がどれくらいで消えるか毎日チェックしてみたのですが、完全に消えるまで一週間掛かりました。
また、カッピングをした場所は肩や首の周辺だったので、人がたくさんいるところにいると恥ずかしくないのか妻に聞いてみたのですが、
韓国では、みんな、「あ~、プファン(カッピング)をやったのね~」と素直に理解してくれるので、全然、問題ないのだそうです。
日本だったら、「そのあざどうしたの? もしかして旦那さんから・・・」という話になるかもしれませんが^^;
ちなみに、カッピングの跡は、熱いお湯に浸かると、もっと早く消えるんだそうです。
カッピングは痛い!?
実際、これぐらいの跡が出来ると、「カッピングは痛いのかな?」と心配になる人も出て来るかと思います。
実は、かくいう私も2~3年前に、カッピングをしてもらったことがあります。
その時は、たまたま一人で韓医院に行っていたのですが、カッピングの存在も知らず、言葉の意味も良く分かっていませんでした。
そして、先生の言うがままにうつ伏せになっていたら、背中に吸盤なものを設置された後、しばらくしたら、変な感覚が・・・
「うん、なんか、激しく吸引されているぞ・・・」
と結構焦っていましたが、後から見たら、すごい跡が背中にたくさん出来ていました(汗)
まあ、痛いと言えば痛いのですが、我慢できるぐらいの痛さという感じではあります。
もちろん、鍼治療も大の苦手な私としては、あまりやりたくはないですが・・・
それにしても、韓国には、不思議な治療法がいっぱいありますよね~(笑)
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カッピングは、皮膚に付着した悪い血を抜くみたいですが韓国で瀉血するといくらぐらいの費用なのでしょうか?
みおきんまんさん
コメントありがとうございます。
私の妻の場合は保険が適用されたこともあり、費用は1万ウォン(約1,000円)で出来ましたが、通常は3万ウォンぐらい掛かるそうです。
あと、日本人の方の場合だと保険が適用されないので、5万ウォンぐらいの費用になるかと思います。
以前結婚式前に韓国でエステを受けてサービスでされたカッピングで大変な事になった花嫁の悲劇の話を思い出してしまいました(-_-メ)やってみたいけど皮膚が弱いので跡が一生残ったらと思うとできません・・
ところで韓国で鍼の話はよく聞きますが、灸も一般的ですか?
以前通っていた鍼灸院で灸も必須と言われ、周りの老人達が凄い跡が付いているのを見て、絶対残らないようにお願いします!!と毎回言ってました。
Megさん
コメントありがとうございます。
えっ、そんなことがあったんですか!?
韓国ではお灸もしますが、やはり鍼をするケースの方が圧倒的に多いです。
絶対、跡が残らないようにしたいんだったら、鍼の方がオススメですよ!
ただ、何本も刺されて、そのたびにチクチクしますけど^^;
こんばんは~。
「それにしても、韓国には、不思議な治療法がいっぱいありますよね~(笑)」
ホントですね。私もそう思いました。
半島文化・・これは実は正確な表現ではなく、朝鮮半島の文化ももともと大陸が発祥(今の中共とは関係なく)の地なんです。
半島文化に今でも実存するシャーマニズムの片りんなど、神秘主義的なものが現在の人の生活とけっこう密接な関係をもっているみたいですね。
★元々朝鮮・韓国の元の民族も今の半島ではなく、大陸内部、東北部、沿岸部に居住していた。大陸での権力闘争の結果、追いやられて、半島に落ち着くことになった。
★大清帝国の満州族も朝鮮・韓国民族とは兄弟民族。例:北朝鮮の白頭山は、朝鮮民族と満州民族、共通の聖地で、双方の民族の生誕の地とされているぐらい。
日本から見ているとスンナリ理解し難いことが多そうですわ。私的には、ものすごく興味をそそられます。迷信だ、として簡単に無視するものでもなさそうです。
実際、韓ドラを見てますと、神話(超自然の世界の話)とかに関連したシーンが多く登場します。不思議なのは、これがね、韓ドラを観ていて、荒唐無稽(こうとうむけい)な(作り話って)感じでもないんですね。
一体、何があるんだろう?と不思議に思っています。
追記)
★満州民族の言語はもともとは(朝鮮語と酷似した)満州語でした。ところが、大清帝国を樹立した段階で、大多数の下層の民衆言語が漢語であったため、上層部の満州族が統治のために漢語を採用したんです。
言語とは大したものです。満州語の使用を廃止した満州族は、今や中共に完全に融合してしまって、満州語はおろか、満州民族の実態や文化でさえ霧消、あいまいなものになってしまいました。
これを考えると、何故、韓国・朝鮮民族がその独自性を保持するために、言語も文化も固辞し続けたのか、その理由が分かるような気がします。
これからも分かるように、大陸では支配層と被支配層とでは民族が異なっていたんです。この傾向は、後に、朝鮮民族が半島に移住して王国を作った時も同じです。だから統治が大変難しく、複雑だったわけですね。
すみません。長いコメントになってしましました。
きよきよさん
コメントありがとうございます。
あまり難しい話は分からないのですが、半島文化は大陸からの驚異に常にさらされる歴史的な宿命があるので、その分、複雑な背景を持ちやすいのかもしれないですね。
wwwすみませんでしたwww
最近、韓国にどっぷりハマってしまってて、暴走しちゃいましたwww
きよきよさん
大丈夫ですよ~
今後ともどうぞよろしくお願いいたします^^
ケンさんこんばんはー!
カッピングめっちゃ効果ありますよねー
うちのお隣の鍼灸整骨院でもされてますよー。私も大好きです。
カッピング。
私のサロンではカッサをつかった瀉血方が人気です。
奥様にもやって差し上げたいなぁ〜笑笑
なっちさん
コメントありがとうございます。
お隣でカッピングされているんですね!
私の妻もカッピングをしてから、「胃の調子が良くなったし、体が軽くなった~」と喜んでいます。
カッピングの日韓対決も見ものかもしれませんね(笑笑)
ケンさん、おはようございます。ケンさんのブログをいつも興味深くそして楽しく拝見しています。
私は日本に住んでいますが、カッピングの効果に衝撃を受けて、受けに行ったり自宅でもできる範囲で自分につけたりしているのですが、”カッピングをする””カッピングを付けたり外したりする””瀉血する”というのは韓国語でなんと言えばいいですか?(韓国語の勉強も少ししています)
そして韓国に旅行に行った時に受けたいとは思うんですがなかなかカッピングの情報がないように思います。安く受けられていいですね♪
みささん
ブログを読んで頂いてありがとうございます!
そういった感想を頂けると本当にうれしいです。
韓国語で”瀉血”は、사혈(サヒョル)と言いますが、通常は부황(プファン)という表現をよく使います^^
(“瀉血する”という表現は韓国ではあまりしないそうです。)
もちろん、日本人の方が韓国でカッピングをする場合は、保険の対象外になってしまいますが、
それでも、鍼治療と合わせて、4万ウォンぐらいで済ませられるかと思います。
(カッピングは鍼治療のおまけでやるようなものなので、セットのことが多いです)
韓国の医療機関は、本当にピンキリなので、良いところを見つけられるよう願っています!
ケンさん、ありがとうございます!
はい、いろいろ探してみようと思います。
これからもブログ楽しみにしていますね。うまく伝えられないんですけど、ケンさんのブログ読むと、なんかいいなぁ〜って思うんです。
現地情報やドラマのことも興味ありますし韓国語の回はとても勉強になります!かわいいイラストにもほっこりするし表情とか色使いとかオリジナリティに富んでて毎回楽しみです(^-^)
みささん
いやあ、みささんは褒めるのが本当にお上手ですね~^^
お陰様で、幸せな気分を感じております♪
これからも、みささんのような方に喜んで頂けるような記事を書いていけるようがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!