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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国には、文化商品券(문화상품권)というものがあります。

この文化商品券は、日本だと図書券に近い類の商品券で、基本的には、入学祝いなど、子供へのお祝いをするために上げるケースが多くなっています。

ただ、最近は、モバイル文化商品券という面白いタイプのものが出て来ていることが分かったので、それも含めてご紹介していきます。

カカオトークでも使えるモバイル文化商品券

先日、妻から、カカオトーク(※)で

「文化商品券もらったから、コンビニで何か買う時はこれ使って~」

と一枚の画像が送られて来ました。

※カカオトークは、チャットや通話ができるスマホアプリです。機能的には日本のLINEとほぼ同じで、韓国でスマホを持っている人ならほぼ100%の人達が使っています。

そこには、モバイル文化商品券50,000ウォンと書いてあり、バーコードがついていたのです。

そこで、早速、近所のセブンイレブンへ行って、コーヒーを買った時にお店のおばさんに見せると、

「えっと、モバイルキョルチェ(モバイル決済)・・・」

と言いながら、ピッと計算してくれました。

すると、レシートには購入金額とモバイル文化商品券の残高が表示されるようになります

おもしろーい!

ちなみに妻が、この文化商品券を親戚からもらった際もカカオトークで送られて来たそうです。

日本だとこういう類のものは専用アプリをダウンロードしないと利用出来ないケースが多いような気がします。

ですから、金券を画像データでポンポン気軽にやり取りするところが、いかにも韓国的なのかなと思います^^

実際、文化商品券は従来は紙のものが主流でした。

韓国 文化商品券

しかし、最近はデータでやり取りできるタイプのものが出て来たので、文化商品券も時代の流れと共に変わって来たんだなあと感じています。

文化商品券はカルチャーランドで購入が可能

韓国の文化商品券の購入方法はいくつかあって、基本的にはカルチャーランドという文化商品券を発行している会社の公式HPから購入することが可能です。

カルチャーランドで購入する場合は、事前の会員登録が必要です。

あとは、Gマーケットという韓国のオンラインサイトでも購入できますし、コンビニでも購入が可能です。

ただし、コンビニで購入できるのは紙の文化商品券のみとなります。

文化商品券が使えるお店

文化商品券が使えるお店も、カルチャーランドの公式HPにお店のロゴ付きで紹介されています。

基本的には、

  • 書店(教保文庫・永豊文庫など)
  • 映画館(CGV・MEGABOX・ロッテシネマなど)
  • 公演・レジャー(JUMP・BIBAP・エバーランドなど)
  • ショッピング(ABCマート・doota!・オリーブヤングなど)
  • 文房具
  • レストラン(KFC・BBQチキン・スシロー・パパジョーンズ・オートバックス・VIPSなど)

などのジャンルで使えるようになっています。

文化商品券に対する韓国人の本音!?

こうやって見てみると、最近はモバイル文化商品券も出てくるなど、韓国の文化商品券も便利になってきたなあと感じるのですが・・・

韓国人の妻に言わせると、文化商品券はイマイチなのだそうです。

妻曰く、

「本屋さんで使えるといっても、使えない本屋さんも結構あるし・・・

映画館やレストランで文化商品券が使えるところも、そんなに多くないから、何かと不便なのよね~

やっぱり、普通の商品券の方がいいわ!」

とのこと^^;

実際、我が家も、以前、Eマートやロッテマートで使える商品券をもらったことがあるのですが、そちらの方が主婦としてはありがたいのだと思います。

かくいう私も、文化商品券を使う場所と言えば、近くのセブンイレブンぐらいしかありません。

ですから、コーヒーや紅茶を1プラス1で買う時に、ちびりちびりと使っています^^

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