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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

私事で僭越ですが、先日、誕生日を迎えました。

韓国では、数え年で年齢を数えることが多いのですが、私は数え年を言われるのが嫌いでして・・・

なぜなら、数え年は、日本の満年齢よりも1~2歳増えてしまうからです(笑)

そこで、今回は韓国の年齢の数え方や、年齢に関する話題についてお伝えしていきます。

韓国での年齢の数え方は日本とかなり違う

韓国の数え年の年齢は、韓国語で、세는나이(センナイ)と言います。

また、韓国の独特の年齢の数え方でもあるので、한국나이(ハングクナイ)とも言います。

韓国での年齢の数え方は、実は、日本とかなり違います。

簡単に表にまとめると、以下のような感じです。

生まれた時 年齢が一つ増える時
韓国での年齢 1歳 1月1日
日本での年齢 0歳 誕生日

簡単に言ってしまうと、韓国の数え年では、生まれた瞬間に1歳からスタートして、年が変わるごとに1歳増えます

ですから、12月31日に生まれた赤ちゃんは、翌日の1月1日には、2歳になってしまいます。

つまり、数え年と満年齢では、最大で2歳の差が生まれてしまうという訳なのです。

旧暦で計算?陽暦で計算?

ここまでの情報は他のサイトでも書かれていることなのですが、実は、これだけだと曖昧な点があります。

それは、1月1日が、旧暦なのか陽暦なのかという点です。

この点に関して、韓国のナムウィキというサイトでは以下のように記載されています。

20世紀の数え方は、旧暦(陰暦)の1月1日を基準として1歳増え、21世紀の数え方は、陽暦の1月1日を基準として1歳増える

つまり、数え年は、元々、旧暦(陰暦)の数え方なのですが、最近は、陽暦が浸透してきたので、数え年にも陽暦の基準を導入することになったというのです。

この話を聞くだけでも、かなり混乱してきます^^;

韓国の年齢の簡単な計算方法

実際、韓国の年齢の数え方は難しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、以前は、旧暦(陰暦)の日付を基準に計算しなければならなかったので、分かりづらかったところがあります。

しかし、今は、数え年も陽暦を基準として考えるようになったので、

  • 誕生日がまだの人:数え年は現在の満年齢にプラス2歳
  • 誕生日を迎えた人:数え年は現在の満年齢にプラス1歳

と簡単に計算できるようになりました。

韓国の年齢の計算機

そして、もう一つ韓国の年齢を計算する方法をとして、年齢の計算サイトをご紹介しておきます。

韓国の年齢の早見表でチェックするのも良いですが、こちらの方がもっと簡単です。

韓国語サイトになりますが、생뢀연령계산기(生活年齢計算機)というサイトに、生年月日を入力をすれば、簡単に韓国の年齢を計算することが出来ます。

こちらのサイトで、기준일(基準日)と、양걱생일(陽暦の誕生日)の部分を入力すれば나이(ナイ)という項目に韓国の数え年での年齢が出て来ます。

(括弧内は、満年齢です)

その下の음격생일(陰暦の誕生日)は、陽暦の誕生日を入力したら、自動的に計算されて出て来ます。

逆に、陰暦の誕生日を入力したら、陽暦の誕生日が自動的に計算されて出て来ます。

ですから、自分の陰暦の誕生日を知りたい場合も、このサイトを使えば、すぐに確認することが出来るんですね。

ちなみに、その下に、평달(ピョンダル)と운달(ユンダル)と書いてありますが、これは、陰暦の誕生日を入力する人が、閏(うるう)月である場合のみ選択します。

(陰暦では、約3年ごとに13ヶ月の年が来るのですが、その年は、ある月が2回あり、そのうちの一つを閏月と呼びます。)

学年の数え方も日本と違う

韓国での年齢を考える時、もう一つ問題となるのは学年の数え方です。

特に、日本から韓国に移住する方の中で、学校に通うお子さんがいらっしゃると、どの学年から学校に入れるか気になるところですよね。

実は、この点に関しても、韓国では基準が変わって来た経緯があります。

韓国では、日本と違い、3月が新学期なので、以前は、3月から翌年の2月までの子供達が同じ学年となり、1月と2月生まれの子供達を、「빠른 생일(パルンセンイル)」といって早生まれと呼んで来ました。

しかし、2002年以降は、1月から12月生まれの子供達を同じ学年とするというシステムに変わったので、早生まれの人が前の年に生まれた人と同じ学年ではなくなりました。

日本で1月~3月生まれの子達が早生まれとなりますが、韓国に移住すると、早生まれの人だからといって、前の年に生まれた人と同じ学年にはなりません。

ですから、日本にいた時と比べて、学年が一つ下がることになります。

日本と韓国は学年を決める基準が違いますし、韓国でもシステム自体が変わった経緯があるので、ややこしいですよね(´・ω・`)

韓国の年齢と酒・タバコ・免許・結婚

最後に韓国の年齢と酒・タバコ・免許・結婚に関するルールを紹介すると以下のようになります。

お酒が購入できる年齢 満19歳になる年の1月1日
タバコが購入できる年齢 満19歳になる年の1月1日
結婚できる年齢 満18歳になる年の1月1日
免許が取得できる年齢 満18歳になる年の1月1日

韓国の場合、誕生日を過ぎてからではなく、その年齢になる年の1月1日を過ぎてからという点が日本と違います。

また、もう一つ、注目すべき点は、お酒やたばこに関しては、喫煙が飲酒ができる年齢ではなく、購入ができる年齢だということです。

ですから、韓国では、満19歳にならない子供が、喫煙や飲酒を行っても、法的に罰を受けることはありません。

その代わり、お酒やタバコの購入に関しては、法律で厳しく徹底されています。

韓国ドラマを観ていると、未成年の子供が、コンビニの前で待機をしていて、大人がコンビニに入ろうとしたら、

「お金を渡すから、お酒を買って来てよ。」

とお願いするのは、購入に関するルールが徹底されているからだとも言えます。

韓国の年齢の数え方はややこしい

韓国では、陽暦と陰暦の両方が使われていて、かつ最近は陽暦を使うケースが増えて来ているので、年齢の数え方にも微妙な影響を与えていいます。

また、韓国には、数え年と満年齢以外にも、사회적 나이(サフェチョク ナイ)、연나이(ヨンナイ)という数え方があり、全部で4種類の年齢の数え方があります

こちらの記事でも紹介されているようにタイミングによっては、数え方によって年齢が4パターンに分かれるケースもあります。

こんな感じで、韓国の年齢の数え方は本当にややこしいです・・・

ですので、私は、特に韓国に来てから、自分が何歳なのか計算するのが面倒くさくなって来たこともあり、年齢のことは、極力、考えないようしています。

取り敢えず、永遠の28歳ということでよろしくお願いいたしますm(__)m

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