コマウォヨ

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

日本人で韓国語を少し知っている人に「ありがとう」の意味が何か、聞いたら「カムサハムニダ」と答える人が多いかもしれません。

ただ、韓国に住んでいると「コマウォヨ」を使う方が、もしかしたら、多いかなと思っています。

そこで、今回は、コマウォヨとカムサハムニダの意味の違いについて解説をしていきます。

コマウォヨの意味

コマウォヨは、韓国語(ハングル)で、“고마워요”と書きます。

ハングル カタカナ 意味
고마워요 コマウォヨ ありがとう

意味は「ありがとう」です。

この表現の原形は、“고맙다(コマップタ)” ですが、状況に応じて以下のように使い分けます。

고마워요(コマウォヨ)を使うケース

まず、“고마워요(コマウォヨ)” ですが、こちらは、より関係が近い人に対して使います

職場の同僚や友達に対して、“고마워요(コマウォヨ)”を使うことが多いですね。

また、韓流のスターが、自分と親しいファン達に対して、感謝の気持ちを伝える時は、“고마워요(コマウォヨ)”というのが、一番、自然だと思います。

고맙습니다(コマップスムニダ)を使うケース

格式ばった表現として使う場合は、“고맙습니다(コマップスムニダ)” です。

目上の人に対して、お礼を言う時は、“고마워요(コマウォヨ)”ではなく、“고맙습니다(コマップスムニダ)”を使った方が良いです。

また、韓国のお店で、買い物や食事をした後、お礼を言う時、普通の外国人は「カムサハムニダ」ということが多いですよね。

でも、そこで、“고맙습니다(コマップスムニダ)”を使ったら、「ちょっと韓国語を知ってるなあ」と思われるかもしれません^^

ただ、場合によっては、「カムサハムニダ」を使った方が良い時もあるので、その違いは、後で解説をしていきます。

고마워(コマウォ)を使うケース


目下の人に対して、感謝の気持ちを伝える時は、“고마워(コマウォ)” と表現します。

例えば、子供が父親の私にマッサージをしてくれた後や、子供が母親のためにお皿洗いを手伝った時は、“고마워(コマウォ)” です。

家族など、より親しい間柄の人に対しては、やっぱり“고마워(コマウォ)”ですね。

고맙다(コマップタ)

“고맙다(コマップタ)” は、原形なので、日常会話では、あまり使わないのですが、それでも時々使う時はあります。

どちらかと言えば、男性が使う時が多いです。

ニュアンスとしては、ちょっと偉そうな感じがありますよね。

例えば、我が家でも、息子が妹からお菓子をもらった時とか、息子がちょっと偉そうに“고맙다(コマップタ)”と言ったりしています^^

カムサハムニダの意味

その一方で、日本で韓国語を学ぶ方は、感謝の表現として「カムサハムニダ」を先に学ぶ方が多いのではないでしょううか。

カムサハムニダは、韓国語で“감사합니다”と書きます。

ハングル カタカナ 意味
감사합니다 カムサハムニダ ありがとうございます

“감사(カムサ)”は、感謝という漢字をハングル読みした表現です

そして、“합니다(ハムニダ)”は、「する」という意味の“하다(ハダ)”のかしこまった表現で「~します」という意味になります。

ですから、直訳したら「感謝します」で、日本語的には「ありがとうございます」となる訳ですね。

コマウォヨとカムサハムニダの意味の違い

では、“고마워요(コマウォヨ)”と、一般的によく知られている“감사합니다(カムサハムニダ)”には、どういった違いがあるのでしょうか。

まず、コマウォヨとカムサハムニダは語尾の使い方が違うので、語尾を合わせると、

原形 고맙다(コマップタ) 감사하다(カムサハダ)
습니다で終わる形 고맙습니다(コマップスムニダ) 감사합니다(カムサハムニダ)
요で終わる形 고마워요(コマウォヨ) 감사해요(カムサヘヨ)
パンマル 고마워(コマウォ) 감사해(カムサヘ)

というように対比させることが出来ます。

その上で、対比される表現同士の違いについて解説をしていきます。

고맙다(コマップタ)と감사하다(カムサハダ)の違い

“고맙다(コマップタ)”も“감사하다(カムサハダ)”も原形の表現です。

“고맙다(コマップタ)”は、そのまま「ありがとう」と日常会話で使えるのに対して、“감사하다(カムサハダ)”を、日常生活でそのまま使うことは出来ません

その理由は、“고맙다(コマップタ)”は、「ありがとう」「ありがたい」と訳せますが、“감사하다(カムサハダ)”は訳すと「感謝する」となるからだと言えます。

日本語でも日常会話で、感謝の気持ちを伝える時、「感謝する」とは言わないですよね。

韓国語も同じような理由だと考えて頂いて大丈夫です。

고맙습니다(コマップスムニダ)と감사합니다(カムサハムニダ)の違い


次に、“고맙습니다(コマップスムニダ)” と“감사합니다(カムサハムニダ)”との違いですが、こちらはどちらも同じようなシーンでよく使えます。

ただ、厳密に言えば、

  • 고맙습니다(コマップスムニダ):より関係が近い人に対して使う
  • 감사합니다(カムサハムニダ):より関係が遠い人に対して使う

というニュアンスの違いがあります。

ですから、相手がちょっと怖そうな社長である場合や、ビジネスで感謝の気持ちを伝える時などは、コマップスムニダよりもカムサハムニダの方が良いということになります。

また、観光地でお礼を言う時も、一瞬の出会いで終わるような人に対しては、감사합니다(カムサハムニダ)の方が無難です。

ただ、少しでも打ち解けて来たら、고맙습니다(コマップスムニダ)を使ってみることをお勧めします

コマウォヨとカムサヘヨの違い

“コマウォヨ(고마워요)”も“カムサヘヨ(감사해요)”も、より親しい人に対して使う表現です。

ただ、一般的には、“コマウォヨ(고마워요)”を使うケースの方が遥かに多いです。

逆に、“カムサヘヨ(감사해요)”は使わないことはないのですが、使うシーンは明らかに少ないですね。

고마워(コマウォ)と감사해(カムサヘ)の違い

最後に“고마워(コマウォ)”と“감사해(カムサヘ)”の違いですが、こちらに関しては違いが明白です。

目下の人に対して、“고마워(コマウォ)”は使いますが、“감사해(カムサヘ)”は使わないからです。

“감사해(カムサヘ)”は文法的には問題ないのかもしれませんが、すごく不自然な感じがします。

日本人がコマップスムニダよりカムサハムニダを多く使う理由

ところで、日本の人達が、韓国へ来て、お礼をいう際、コマップスムニダよりも、カムサハムニダをより多く使うのは、なぜだと思いますか?

ここら辺は、少し独断と偏見が混じるのですが、以下のような理由があるからだと思います。

カムサハムニダは語源が分かりやすい


“고맙습니다(コマップスムニダ)”は、オリジナルのハングルです。

その一方で、“감사합니다(カムサハムニダ)”の“감사(カムサ)”は、漢字の「感謝」から来た表現です

“감사합니다(カムサハムニダ)”は、直訳すると「感謝します」となり、日本人にとって、覚えやすいのかもしれません。

旅行先では初対面の人が多いから

もう一つの理由として、使うシーンを考えてみると、日本人など韓国から見た外国人は、旅行先で韓国語を使うことが多いですよね。

そうなると、どうしても、話す相手は、初対面の人達が多くなる訳です。

どちらかと言えば、よそよそしい雰囲気の中で、お礼を言うことが多いので、そういった時は、カムサハムニダを使うのが無難だと言えます。

まとめ

今回は、「ありがとう」という意味でも、韓国語、「コマウォヨ」の様々な表現、そしてカムサハムニダとの違いについてお伝えしていきました。

実際、どちらも「ありがという」と訳せるので、同じような意味の表現だと言えるかもしれません。

ただ、いろいろと細かく見ていくと、様々な違いが出て来るものです。

基本的には、

  • コマウォヨ、コマップスムニダ:関係がより近い人に対して使う
  • カムサヘヨ、カムサハムニダ:関係が遠い人に対して使う

傾向が強いと言えます。

また、より丁寧な順に並べると、

감사합니다(カムサハムニダ)

고맙습니다(コマップスムニダ)

감사해요(カムサヘヨ)※ほとんど使わない

고마워요(コマウォヨ)

고마워(コマウォ)

고맙다(コマップタ)

という感じになります。

ですから、誰か韓国の方とお話をする際、最初は「カムサハムニダ」とお礼を言いながらも、関係が近くなってきたら、「コマウォヨ」を使えるようになっていけたらいいですよね^^

コマウォヨと言われたら何て返す?

コマウォヨとかカムサハムニダとお礼を言われたら「どういたしまして」と返したいところですよね。

そんな時、韓国語でどう返すかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

合わせて読みたい記事