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ダシダ 気持ち悪い

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

ダシダは韓国で1975年に販売が開始されて以来、韓国で最も認知度の高い調味料の一つです。ダシダは日本でも販売されていて、ご存じの方も多いと思います。ただ、そういったダシダについて気持ち悪いと言っている人もいるんですね。

そこで、この記事ではダシダは、なぜ気持ち悪いと言われるのか、また、実際のところはどうなのか、日本だけでなく韓国の情報も参考しながら、その真相に迫っていきたいと思います。

ダシダが気持ち悪いと言われるのはなぜ?

先日、ダシダについて記事を書こうと思って、いろいろ調べてみたのですが、なぜかおすすめキーワードの中に「ダシダ 気持ち悪い」というのがあったんですね。

おすすめキーワードの中に出てくるというこは、気持ち悪いと思っている人が多いということなのですが、一体、なぜそう思われているのか調査をしながら、考察もしてみました。

化学調味料(人工調味料)だから

まず、ダシダは化学調味料(人工調味料)だから気持ち悪いと思っている方はいらっしゃるようです。ダシダが韓国で人気なのは、誰でも簡単に旨味を出すことができるからです。ダシダを舌で舐めてみると分かりますが、むちゃくちゃ美味しくて病みつきになりそうな味をしています^^

しかし、その一方で、そういった旨味は自然なものではなく、人工的に作ったものだから、ちょっと気持ち悪いと感じる人がいるのも事実です。やはり、自然の食品を好む人の中には化学調味料を嫌う方も多いですよね。そのため、そういった化学調味料と関連付けて良いイメージを持っていない方もいらっしゃるのです。

実際、化学調味料は、低コストで美味しい味を出せるので、外食産業ではよく使われたりもしていますよね。そのため、ダシダをそういった外食の味と結び付けて、気持ち悪いと考えている人もいます。

韓国の製品だから

ダシダは韓国で作っている調味料です。そのため、韓国の製品だから気持ち悪いと考える方もいらっしゃるようです。

実際、韓国食品に関しては、時々、問題が起こって、そのニュースが日本での話題になったりすることがあります。たとえば、韓国の辛ラーメンから発がん性物質が検出されたという話や、韓国から輸入された食品から大腸菌が発見されたという話もありますよね。

そういった話を聞くと、やはりその延長線上で、ダシダは気持ち悪いと思ってしまうところがあるのかもしれません。

ダシダは体に悪いの?

では、ダシダは気持ち悪いと思われるくらい体に悪いのでしょうか? いろいろ調べた結果、私自身は、

  • 適切な量を摂っている分に関しては問題ないので気持ち悪いと思う必要はない

という結論を出しました。では、なぜ、そのような結論に至ったのか、その理由をお伝えしていきますね。

MSGについての議論

ダシダが体に悪いかどうかについて議論される時、真っ先に挙げられるのが、MSGの危険性についてです。MSGは、グルタミン酸ナトリウム(MonoSodium Glutamate)の略で、いわゆるうまみ調味料のことを指します。ダシダも、ベースとなっているのはMSGで15~20%入っていると言われています。

MSG(グルタミン酸ナトリウム)に関しては、体に悪影響を与えるからということで、特にアメリカなどの海外では、敬遠されているという実情があります。ただ、その一方で、韓国の専門家の間では、MSGは体に問題ないという意見もあります。韓国KBSのニュースでは、以下のような理由から、MSGの安全性を訴えていました。

  • MSGを摂取すると頭痛、筋肉痙攣、吐き気などの症状が出ると言われたがその後の研究でMSGとは関連性がないことが証明された
  • グルタミン酸は、肉、魚などのたんぱく質、玉ねぎやトマトにもすべて入っている
  • MSGはたくさん摂取しても体に蓄積されず、エネルギーに使われて消える
  • 世界保健機関では、MSGの一日摂取制限値を決めていない

ダシダは問題になったことがない

次に韓国食品自体への不安についてですが、この点については、HUNADEという日本の貿易会社のサイトの記事が参考になるかと思います。この記事の中では、韓国産の輸入違反事例について書かれていますが、違反事例の主な内容について2点を挙げています。

  • 成分規格不適合(大腸菌群 陽性)
  • 日本で認められていない添加物の使用

そして、この記事の中では、違反事例としての食品をあげていますが、その中にダシダは含まれていません。つまり、ダシダは輸入品として問題になったことはないので、この点から見ても安全だと言えるのです。

ダシダの成分について

ところで、ダシダの全体的な成分はどうなっているのでしょうか。CJ FOODS JAPAN株式会社での牛肉ダシダの紹介ページについて、ダシダの成分について以下のように記載しています。

食塩、混合薬味ミックス(食塩、小麦でん粉、たまねぎ粉、にんにく粉、牛骨エキス、その他)、砂糖、しょうゆ、牛脂、小麦でん粉、ぶどう糖、デキストリン、たん白加水分解物、牛肉風味エキス、胡椒ミックス、にんにくエキス、にんにく・たまねぎ混合粉/ 調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆を含む)

この中で、気になる2つの成分について簡単に確認してみましたが、

という感じになっていました。また、この中で、たん白加水分解物に関しては、危険性を指摘する記事があったんですね

ただ、これはダシダに限った話ではなく、他の調味料にも当てはまる話です。一般的に化学調味料は、自然の食品に比べると、100%安全だと言い切ることは難しいので、過剰な摂取はやはり良くないのかなとは思います。

まとめ

ダシダに関して気持ち悪いという意見がありますが、いろいろと調査をした限りでは、適度な範囲であれば、過去に問題が起こったことはなく、体に悪いというわけではないので気持ちを悪いと思う必要はないと言えます。しかし、その一方で、ダシダに含まれる成分の中には、気になる化学調味料もあったので、気になる方は、ダシダを使わない形で料理をするという選択肢を選んでも良いでしょう。

(ただ、代用品といっても、それも同じく調味料ではあるのですが…)

ただ、ダシダは韓国でも多くの人たちの舌を虜にするほど、美味しい味を出してくれる魔法のような調味料です。韓国の芸能人の中にはダシダを故郷の味だとさえ表現する人もいます。ですので、ダシダを使う時は、あまり細かいことは考えずに、その美味しさを堪能できれば良いのかもしれませんね。

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