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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

今、日本でも韓国ドラマの”トッケビ(도깨비)”がテレビで放送されて話題になっている頃かと思います。

鬼(トッケビ)(韓国ドラマ)のあらすじと感想(超オススメ)

ただ、その中で「トッケビとはどういう意味なのか?」と疑問を持つ人も増えているようです。

トッケビは日本語で鬼と訳されたりしています。

韓国ドラマの”トッケビ”では、コン・ユ演じるキム・シンが、”トッケビ”という設定になっていますが、はっきり言ってイケメン過ぎです^^;

そんな中で、私もトッケビに対する概念が曖昧になって来たので、少し整理してみました。

トッケビ=鬼なのか?

トッケビは、日本では鬼と訳されていますまが、韓国にも元々鬼のような存在がいたのでしょうか?

実際、私の妻(韓国人)にトッケビとは何か聞いてみたところ、

「えーっと、頭に角があって、トッケビ棒を持っていて・・・」

日本の鬼と同じイメージを持っていました

実際、絵本とかに書いてあったトッケビもそのようなイメージだったそうです。

確かに、韓国の昔話の動画を見てみると、日本の鬼のようなイメージを持ったトッケビが出て来ます

本来のトッケビの意味とは?

ただ、よくよく調べてみると、現代の韓個で浸透しているトッケビのイメージは、日帝時代の頃に定着したもので、従来、韓国で伝わっているトッケビのイメージとは違うのだそうです

では、韓国に昔から伝わるトッケビとは、どんな姿をしていたのでしょうか?

調べてみると、韓国のトッケビは、

  • 人の姿をしているけれども神でも人間でもない
  • 元々は物だったのものが年月を経てトッケビになる
  • プライドが高い
  • 人に悪さをするというよりも、人と交流することを好む
  • 赤色(小豆や血など)を嫌う
  • シルム(韓国式の相撲)が好きで人に挑戦することもよくある
  • 足が一本しかないトッケビもいる
  • 韓服を着て笠をかぶっているトッケビもいる
  • 美女に化けて若者を誘ったりする
  • 人に財物を与え福をもたらすことも
  • トッケビ棒を振ると欲しいものを自由に盗んで呼び出すことが出来る

などの特徴を持っているのだそうです。

ちなみに、韓国の昔話だと、フンブとノルブというお話に出て来るのですが、そこで、欲張りな兄のノルブを懲らしめるために登場します

この話だけを見ると、トッケビはとても怖い存在に見えます。

しかし、より広い観点で見てみると、トッケビは悪い人には不幸をもたらすけれども、善良な人には幸福をもたらすという、実は正義の味方っぽい側面も持っているのです

ここら辺のイメージは、韓国ドラマのトッケビと通じる世界があるのかもしれません。

トッケビのイメージは変わり続ける!?

このように韓国のトッケビのイメージは、日程時代を機に変わっていったワケですが、今回、韓国ドラマのトッケビがヒットする中で、韓国人のトッケビに対するイメージは、さらに書き換えられているのかもしれません

その証拠に、今は、韓国語で”도깨비”と検索したら、韓国ドラマのトッケビの情報で覆い尽くされています

ですから、今から何年かして、改めて、トッケビのイメージを韓国人に聞くと、

「えーっと、背が高くてイケメンで、優しくて、体に剣が突き刺さっていて・・・」

という答えが返ってくるのかもしれませんね^^

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