※この記事にはプロモーションが含まれています。
こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国語で「せーの」とか「さんはい」って何て言うと思いますか?
いわゆる掛け声ってやつですよね。
韓国語では「はなどぅるせ」とか「しーじゃく」とか言いますが、それぞれの意味について詳しく解説をしていきます。
韓国語でよく使う掛け声
日本語の「せーの」や「さんはい」に対して、韓国語で完全に一致する言葉はないのですが・・・
韓国では、掛け語を掛ける時には以下の2つのパターンのいずれかを使います。
- 하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)
- 시작(シージャッ)
では、それぞれがどういった意味なのか、詳しく解説していきますね。
하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)は1,2,3
韓国語で「せーの」という時は、“하나둘셋”と使う時がよくあります。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
하나둘셋 | ハナ、ドゥル、セッ | せーの、123 |
하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)は、直訳したら、「一つ、二つ、三つ」という意味になります。
分解すると、
- 하나(ハナ):一つ
- 둘(ドゥル):二つ
- 셋(セッ):三つ
となりますね。
例えば、重たい荷物を二人で一緒に持つ時は、하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)と言いながらタイミングを合わせます。
あと、韓国のアイドルグループが皆で、一斉に挨拶する時も、하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)と誰かが言った後、
「안녕하세요~ 〇〇입니다~(アンニョンハセヨ~ 〇〇イムニダ~」
と言ったりしますよね^^
하나둘셋の発音は?
“하나둘셋”の発音はこんな感じです。
BTSなど、韓国のアイドルが“하나둘셋”と言う時、日本人の方には、
- はーどぅーせ
- はーとぅーせ
- はなとぅーせー
- あーどぅーせ
- なーどぅーせ
- はなーとぅーせー
といろいろな形で聞こえているようです。
ただ、一番近いのは、「はなどぅるせっ」かなと思います。
それを早く言うと、「あーどぅーせ」とか「はなとぅーせ」と短く聞こえるようです^^
일이삼(イル、イ、サム)とは言わない
韓国語を学んでいる人は、日本語で、掛け声をかける時、「1,2,3」という時が多いので、韓国語でも、同じように「일이삼(イル、イ、サム)」と言うのではないかと思うかもしれません。
ネットで見ると、「일이삼(イル、イ、サム)」という時もあるという意見も見かけるのですが、韓国で掛け声をかける時は、こちらの表現は使わないのでご注意下さい。
시작(シージャッ)と言う時も
一方、“시작”を「せーの」という意味で使う時もあります。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
시작 | シージャッ | せーの |
시작(シージャッ)は、漢字で書くと「始作」となりますが、韓国語で「開始、始まり」という意味です。
また、後ろに하다(ハダ)を付けると시작하다(シジャッカダ)で始めるという意味になります。
例えば、腕相撲をする時、手を合わせた後、시작(シージャッ)と言ったら、勝負開始です。
また、かけっこをする時は、「준비 시작(ジュンビ シージャッ)」と言いますが、これは日本語に直訳すると、「準備、スタート」という感じですね。
ちなみに、少し余談になりますが、韓国には、시작이 반이다(シージャギ パニダ)ということわざがあります。
直訳したら、「開始は半分だ」となります。
これは、「何かを始めたら、半分達成したようなものだ」という意味です。
何事もまずはやってみることの大切について説いているので、個人的にはすごく好きなことわざです^^
まとめ
「せーの」とか「さんはい」と掛け声をかける時は、韓国語だと、하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)か시작(シージャッ)という表現を使います。
あとは、
- ただ、タイミングを合わせる時は、하나둘셋(ハナ、ドゥル、セッ)
- 何かを始めるぜ~という時は、시작(シージャッ)
という感じで使い分けたらいいと思いますよ!
スポンサーリンク
広告
スポンサーリンク