こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
今回は、韓国語で「怖い」と言う場合の表現をまとめてみました。
(別に、怖いお話をする訳ではないので、ご安心くださいm(__)m)
韓国語では「ムソプタ」、「トゥリョプタ」、「コビナダ」など3つの表現があるのですが、その違いについて解説をしていきます!
무섭다(ムソプタ)
韓国語で「怖い」という時に、最も一般的に使うのは「무섭다(ムソプタ)」です。
「무섭다(ムソプタ)」は予測できる恐怖や味わった恐怖に対して怖いという時に使います。
무섭다は、使う相手によって以下のように語尾が変化します。
- 무섭습니다(ムソプスムニダ):丁寧に言う場合の表現
- 무서워요(ムソウォヨ):親しい人に対して言う場合
- 무서워(ムソウォ):より親しい人や目下の人に対して言う場合
“ㅂ”を使っているので、語尾は、少し変則的になりますね。
また、「怖かった」と過去形で使う場合は以下のように変化します。
- 무서웠습니다(ムソウォッスムニダ)
- 무서웠어요(ムソウォッソヨ)
- 무서웠어(ムソウォッソ)
さらに、これから見るものや経験することが「怖そう」な場合は、
- 「무섭겠다(ムソプケッタ)」
と言います。
ちなみに、私はお化け屋敷の近くに行くと、「무섭겠다(ムソプケッタ)」と言いながら、絶対に中には入らないタイプです(´・ω・`)
무섭다(ムソプタ)を使った例文
この映画はとても怖い。
昨日の夜、怖い夢を見た。
今から怖い話をするよ。
夜に一人で歩くのは怖い。
ちなみに私の子供は、友達から、YouTubeで怖い動画を見せられて、
怖くて眠れないよ~
という時がよくありました^^;
두렵다(トゥリョプタ)
「두렵다(トゥリョプッタ)」も韓国語で「怖い」と訳せる表現の一つです。
「무섭다(ムソプタ)」は予測できる恐怖であるのに対して、「두렵다(トゥリョプッタ)」は予測できない恐怖を表現する時に使います。
ですから、怖い映画について話す時や、怖い夢を見た後などに「두렵다(トゥリョプッタ)」は使いません。
두렵다(トゥリョプッタ)を使った例文
たくさんの人達の前で、話をするのは怖い。
明日がやってくるのが怖い。
社長から怒られそうで怖い。
こんな感じで、一体、どんなことになるか分からず、不安で恐怖を感じる時は、「두렵다(トゥリョプッタ)」を使ってみて下さいね。
겁이 나다(コビナダ)
「怖い」という意味の韓国語として「겁이 나다(コビナダ)」があります。
よく「겁이 나(コビナ)」と言ったりしますが、「コムナ」と聞こえる方も多いみたいですね。
「겁이 나다(コビナダ)」は何かが迫ってくるような恐怖や、何かをしなければならない時に感じる恐怖を表現する時に使います。
ここでの「겁(コプ」とは、「おじけ、おびえ、恐れ」いう意味なので、直訳したら「恐れが出る」という感じです。
また、「おじけずく」とか「びくびくする」と訳すことも出来るので、そんなニュアンスで覚えると良いでしょう。
겁이 나다(コビナダ)を使った例文
新しい職場で働くことが怖い。
面接の日が近づいて怖い。
大きな犬が近づいて来て怖かった。
このように、おじけずいてしまうような恐怖を表現する時は、「겁이 나다(コビナダ)」を使います。
どちらかと言えば、두렵다(トゥリョプッタ)と似たようなニュアンスもありますよね。
まとめ
韓国語で「怖い」という場合、大きく分けて3つの表現があります。
- 무섭다(ムソプタ):予測できる恐怖や味わった恐怖を表現する場合
- 두렵다(トゥリョプッタ):予測できない恐怖を表現する場合
- 겁이 나다(コビナダ):何かが迫ってくることに対する恐怖や何かをしなければならない時に感じる恐怖を表現する時
状況によっては、複数の言い方を使える場合もよくあります。
それでも、それぞれの怖いという意味の韓国語がどんなニュアンスなのかが分かれば、間違って使うことは減ると思いますので、ご参考にして下さい。
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この辺のところは、語彙力を増やすために覚えているところで、タイムリーな記事ですね。
小さいころは暗い夜が怖くて
トイレに行くのも
무서워서 못가요
状態でした^^
たくさん
私は、田舎の祖父母の家に遊びに行った時、
その当時はトイレが汲み取り式だったので、
真っ黒なトイレの底を見た時、
何だか吸い込まれそうで、무서웠어でした^^;