韓国 変圧器
こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国へ旅行や留学へ行かれる際、電化製品を使う時に必要な変換プラグを持って行かれる方は多いと思います。

では、その一方で、変圧器は必要なのでしょうか?

ここでは、韓国で生活をしている立場から詳しくお伝えしていきます。

韓国の電圧は220V

韓国の電圧は220Vなので日本の100vに比べて2倍以上です。

ですから、220Vの電圧に対応していない電化製品を使ったら壊れるということになります。

実際、韓国の電圧に対応していない電化製品を韓国で使用しようとすると壊れます。

例えば、我が家は任天堂のWiiを日本から持ってきたのですが、Wiiは韓国の電圧に対応していません

そしてある日、次男が間違って変換プラグだけでWiiを韓国のコンセントに差し込んでしまったのですが、5秒でWiiが壊れました(T-T)

故障したWiiを呆然と見つめる次男を見ていると不憫に思ったので、後日、日本へ出張に行った時、Wiiを修理したのですが1万円以上修理代が掛かりました^^;

なので皆さんは決して真似しないようにして下さい。

変圧器はいらいないと思う理由

こういう話を聞くと、韓国へ旅行や留学をする際は変圧器が必要か考える方も多いと思いますが、それでも基本的にはいらないと思っています。

その理由は2つです。

220Vに対応している電化製品は多い

一つ目の理由は日本の電化製品は220Vに対応しているものが結構多いからです。

具体的には電化製品や携帯充電器のアダプターに“100~240V”と220Vを超える数字が記載されていれば大丈夫です。


(アダプターの文字って本当に小さいので見づらいですが・・・)

ちなみにiPhoneやノートパソコンなどは基本的に韓国の電圧にも対応しているので問題がないケースは多いです。

■ケーブルの方もご注意

少し細かい話をすると、電化製品のアダプターは220Vに対応していても、ケーブが220Vに十分対応していない場合があります。

その場合は、電化製品のマニュアルに書いていたりするので、確認されることをお勧めいたします。

変圧器は重たく高額になりやすい

もう一つの理由は、変圧器はワット数が高いとそれに対応した変圧器は高額になりかつ重たくなるからです。

例えば、以前、私は日本の炊飯器でおいしいご飯が食べたいと思って、韓国の電圧にも対応した炊飯器を買おうと思ったことがあります。

しかし、韓国の電圧に対応した日本の炊飯器は数万円と日本で一般的に売られている炊飯器に比べて2~3倍もするのです。

「じゃあ、日本の炊飯器とそのワット数に対応した変圧器を買ったらいいじゃーん」と思って、変圧器を探してみたのですが、そういった変圧器は3~4万円ぐらいするので諦めました・・・

ですので、炊飯器は現地で調達した方が良いということになります。

>>韓国CUCKOOの炊飯器の使い方と美味しいご飯への道のり

あと、アイロンやドライヤーに関しても、日本のものは基本的に韓国の電圧に対応していませんし、ワット数も大きいです。

ですから、変圧器を買うよりは、現地で購入されることをお勧めいたします。

変換プラグは必須

その一方で、韓国と日本ではコンセントのプラグが違うので、変換プラグは必要です。

一般的に韓国のコンセントに対応している変換プラグはSEかCとなっています

SEは太目でCは細目です。

実際、私が韓国で生活しているとSEの方が断然使いやすいです。

なぜならCでも韓国のコンセントに確実に入りますが、細いので抜けやすくなるからです。

ちなみに韓国の電化製品の電源プラグ、変換プラグ(SE)、変換プラグ(C)を並べるとこんな感じになります。

地域によっても違いはあるのかもしれませんが、韓国で売られている電化製品の電源プラグは、SEの変換プラグと同じなので、SEがあれば十分です

そして、万が一のためにCがあればいいのかなって思います。

延長コードを使って変換プラグを節約する

実際、韓国へ旅行する際などに変換プラグを何個も買うのは面倒かもしれません。

ですから、そういった場合は、3又や4又に分けられる延長コードや電源タップを持って行けば、変換プラグは1個だけあれば、基本的に大丈夫ということになります。

(もちろん、延長コードや電源タップにも対応電圧があるのでご注意下さい)

我が家は、この方法で変換プラグを節約しているのでご参考にして下さい。

まとめ

韓国へ旅行や留学で行かれる際、変換プラグは必須(SEタイプがオススメ)ですが、変圧器は基本的にいらないと思います

ただ、万が一、韓国の電圧に対応していない日本の電化製品を韓国のコンセントに差してしまうと、一瞬で電化製品は壊れます。

ですから、電化製品を持っていく際は、その製品が220Vの電圧に対応しているか、必ず事前にチェックをして下さい

また、アイロンやドライヤーなど、ワット数が高くて、韓国の電圧にも対応していないものは、現地で購入されることをお勧めいたします。

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