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マキシムコーヒー 韓国 日本 違い

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国のインスタントコーヒーにはいろいろな種類がありますが、その中では、マキシムコーヒーも有名ですよね。ただ、マキシムと聞くと「あれっ、マキシムは日本にもあるぞ!」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

韓国のマキシムコーヒーと日本のマキシムコーヒーって何か関係があるのでしょうか?また、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?そこで、この記事では、マキシムコーヒーの韓国と日本での違いについて解説しながら、韓国のマキシムコーヒーをお土産とかで購入される方が、もやっと思い浮かべそうな疑問に対してお答えしていきます。

マキシムコーヒーの韓国と日本の違い

マキシムコーヒーの韓国と日本の違いについては以下の3つの観点からお伝えしていきます。

  • 歴史の違い
  • 味の違い
  • コスト面の違い

それでは一つずつ見ていきましょう。

歴史の違い

まず、マキシムという名前に関しては、元々は、アメリカのゼネラルフーヅ(現在のモンデリーズ・インターナショナル)が商標権を持っていたのですが、そのブランドを日本では味の素AGF株式会社が、そして韓国では東西食品が使っています。

味の素AGF株式会社は、1954年3月にゼネラルフーヅの日本法人として創業されて1971年からインスタントコーヒー「マキシム」を発売し始めました。一方、東西食品は1968年に設立された後、1970年にゼネラルフーヅ社と技術提携して、1980年代に入ってマキシムのブランドを導入し始めたんですね。

マキシムの名前を使い始めたのは日本の味の素の方が早いですが、元を辿れば、日本のマキシムも韓国のマキシムもルーツは同じということになります。

ただ、東西食品はは、現在もロイヤリティをゼネラルフーヅ社に対して支払い続けているのに対して、味の素AGF株式会社は、2016年10月31日にマキシムの商標登録を259億円で譲り受けています(ただし、対象となるのは国内商標のみ)。

味の違い

ただ、マキシムという商標のルーツは日本も韓国も同じ一方で、味に関しては、全然違います。まず、日本のマキシムですが、代表的な商品は、マキシム・インスタントコーヒーだと思います。

こちらのコーヒーは、ビンの中にコーヒーの粉が入っていて、スプーンで必要な分だけを取ってカップなどに入れるスタイルになっています。そして、香りが良くて苦みが少なく、すっきりとした味わいを楽しめるのが特徴です。

その一方で、韓国のマキシムもいろいろな種類がありますが、代表的なものは以下の3種類です。

種類 特徴
オリジナル コーヒーの味をしっかり味わいたい方におすすめです。微糖で苦くはないので飲みやすくなっています。
モカ ゴールド ブレンド 甘さはあるものもコーヒーの味もしっかり楽しめます。
ホワイトゴールド 甘くてもまろやかな味わいのミルクコーヒーです。甘いコーヒーが特に好きな方におすすめです。

ちなみに私は甘いコーヒーが好きなので、この中ではホワイトゴールド派です^^

また、韓国のマキシムコーヒーは、いずれもスティック状になっていますし、コーヒーの粉だけでなく、砂糖やクリープも入っています。そのため、味の違いはいろいろありますが基本的に甘いという特徴を持っています。

日本のマキシムのコーヒーは砂糖やクリープが一緒に入っていないので、そこが決定的な差だと言えます。

コスト面の違い


では、最後にコスト面を見てみるとどうなのでしょうか。まず、日本のマキシムはこちらのサイトだと、一杯あたり8円となっています。コスト面では、かなり優秀ですよね。

その一方で韓国のマキシムがいくらなのかをチェックしてみると、こちらのショッピングサイトでは、20本入り3,880ウォンとなっているので、1杯あたり194ウォン(約21,5円)となります。

また、我が家の近所にあるロッテスーパーでは、100本入りが18,450ウォンで売られていたのですが、そうすると、1杯あたり184.5ウォン(約20円)となります。

つまり、コスト面では、日本のマキシムの方がかなり安いということになりますね。

韓国のマキシムコーヒーはどこで売ってる?

このように韓国のマキシムコーヒーは、日本のマキシムコーヒーとルーツの点では似ているのですが、違う点も多いので、お土産で購入しても、日本のマキシムと被ることはありません。ですからお土産として韓国のマキシムコーヒーを選択するのはアリだと思います。では、そんなマキシムコーヒーは、どこで売っているのでしょうか。

実際、韓国のマキシムコーヒーは、韓国に行けば、大きなスーパーから小さなスーパーまで、そしてコンビニでも売っています。その一方で、日本で入手しようとした場合は、どこで売っているのでしょうか。この場合は、確実に買えるのは以下の2つの方法です。

  • ネットショップ(楽天、ヤフー、Amazon、Q10などで購入が可能)
  • 新大久保などであるような韓国専門のスーパー

韓国のマキシムコーヒーは日本のドン・キホーテでも買えるという人もいるのですが、本当に売っているかは確認できなかったので、ドン・キホーテに関しては保留とさせていただきます。(もしも、ドン・キホーテで韓国のマキシムコーヒーを見つけたよという方は教えていただけますとありがたいですm(__)m)

最後に裏技を一つ

韓国のマキシムコーヒーは特に甘いコーヒーが好きな人にはおすすめですが、中には「甘ったるいから苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。実は、そんな方へのおすすめの作り方があります。

韓国のマキシムコーヒーのスティックには上下があり、袋を開ける方が上なのですが、

  • 上の方には:コーヒー豆がたくさん入っている
  • 下の方には:砂糖やクリープがたくさん入っている

という構造になっています。そのため、マキシムコーヒーのスティックを開けて、コップに入れる時、

  • 前半:コーヒー豆が出て来る
  • 後半:砂糖やクリープがドバっと出てくる

というシステムになっています。

つまり、前半の部分でストップすれば、甘くないコーヒーが飲めるのです。このやり方については、手前味噌で恐縮ですが、以前X(旧Twitter)で動画をアップしたことがあるので、ご参考にしてください。

まとめ

韓国のマキシムコーヒーは、日本にもマキシムコーヒーがあるので、同じような系列だと思う方がいらっしゃるかもしれません。一応ルーツは同じですが、韓国の場合、甘いスティック状のコーヒーとなっていて、日本とはまったく違った路線を突っ走っています。

中には韓国のインスタントコーヒーは甘すぎるから苦手という人がいらっしゃるかもしれません。ただ、甘いコーヒーが好きな方には、逆にすごく喜んでもらえると思いますので、そういった条件を満たせる場合は、お土産としておすすめです。しかし、逆に甘いコーヒーが嫌いと言う人は甘くないアメリカンコーヒーが有名なkanuを贈ると良いでしょう。

あと、お土産として韓国のマキシムコーヒーを買っていかれた際は、日本のマキシムコーヒーの違いについて、うんちくを披露していただいりたり、スティックからの出し方で甘さを調整するやり方を試したりしながら、楽しんでいただければと思います。

韓国と日本のコーヒー文化って意外といろいろな違いがあるので、そういった点についていろいろ調べてみると面白いですよ!

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