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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
2017年11月15日に韓国の慶尚北道浦項市でマグニチュード5.4の地震が発生しました。
震度は4程度だったそうですが、それでも地震の影響はかなり大きいなあと韓国のテレビを見ながら感じる機会が多いです。
今回はソウルで感じた地震や韓国の地震の歴史も含めてご紹介していきます。
ソウルで感じた地震
地震が起こった当日、私はソウルの自宅にいたのですが、突然、スマホに緊急地震速報が届きました。
そして、それから数秒後に、僅かではありましたが、少しだけ揺れを感じました。
多分、ソウルは震度1ぐらいだったのではないかと思います。
私地震、日本では地震を何度も経験していたので、それに比べたら、これぐらいの揺れは全然大したことはありません。
でも、正直に言うと、実は、ちょっと焦りました。
その理由は・・・
韓国の建物は地震があることを前提に出来ていないからです。
そのことは、こちらの記事で詳しく書いています。
実際、ソウルに関しては、地震が来る前に地震速報が来たので、その点ではすごいなあと思いました。
ただ、今の韓国の状況を考えると、あまりそのことは重要でないのかもしれません。
大きな地震が来たら対策のしようがありませんから・・・
地震の影響は結構大きい!?
実は、韓国で地震が起こった日の翌日11月16日は、韓国の大学入試の一環として行なわれるセンター試験(スヌン)の日でした。
しかし、前日に地震が起こったため、
「みんなが同じ条件で試験を受けられるように」
ということで、試験日が一週間延期されました。
また、地震から一週間近く経っても、余震があったりするので、避難生活をしたり炊き出しをしたりしている方々がいらっしゃいます。
少し前の韓国から見れば、ちょっと信じられない光景です。
韓国の地震の歴史とその頻度
実際、韓国の歴史を振り返ってみると、韓国は元々地震がなかった国ではなかったようです。
こちらの記事を見てみると、韓国の過去2000年の歴史で、地震は40回起こっていて、最大の地震はマグニチュード7を超えたというのです。
やっぱり歴史の教訓って時間が経てば忘れちゃいますよね・・・
また、地震の頻度的には、17世紀と18世紀に集中していたとのこと。
その後、頻度は少なくなったようですが、韓国では2016年も大きな地震が起こっています。
最近の地震の増加傾向を見ると、韓国は地震がない国から少ない国へ再び変わりつつあるようです。
こうやって記事を書いている今も、地震の影響で不便な生活をされている方が韓国には結構いらっしゃると思います。
そういった方々が一日でも早く平穏な生活を取り戻されることを願っています!
韓国も気象庁というのですね。
震度は国によって採用基準が違うようで
韓国の震度と日本の震度では違うようですね。
なんだか、日本海側の南側に震源が移って生きているようで
今後は韓国にも被害が発生するかもしれませんね。
たくさん
コメントありがとうございます。
なんか、震度の基準はそうみたいですね^^;
今は、世界のどこで地震が起こってもおかしくない時代になって来ているような気もするので、私も気を付けようと思います!
震度の基準については、いちおう国際基準もありますよ。
ただ、国によって基準をさらに細分化したり、などということがあります。
それ以前に、観測点の違いや観測機器の精度の違いが多いようです。あと、地震に関する観測練度とかも。
quazmさん
コメントありがとうございます。
確かに韓国の場合、今まで地震がほとんどなかったので、日本に比べて、観測機器にはほとんど注力してこなかったかもしれないですね。
韓国で”震度”という言葉を聞くこと自体がすごく違和感を感じますので^^;
韓国のこれからの中等・高等教育では、韓国では昔から地震があったこととマグニチュードと震度の違いと世界中の殆どの場所で頻度の違いはあれ地震が起きる事を教えるのを必須にして欲しいです。
正直日本の気象庁震度3〜4程度であれ程の被害がでるとは思ってもいませんでした。コンクリートが柔らかそうだったり、鉄筋が細かったり数が少なかったり、帯筋が入っていないのではと思わせるひしゃげた柱を見ました。
地震保険や災害保険なんかも充実するようになって欲しいですね。
cdaさん
コメントありがとうございます。
今まで韓国にはほとんど地震がなかったので、そういった対処が出来ていなかったのはある意味当然だったのかもしれません。
ただ、最近、韓国では連日のように地震についての報道がされているので、段々みんなの地震に対する意識も高まっていくと思います!