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韓国では昨日(2018年2月16日)が旧暦の1月1日でした。
そして、その前後3日間(2018年2月15日~17日)が旧正月(ソルラル)ということになります。
韓国では、新暦よりも旧暦の方を重要視しているので、旧正月は、民族大移動とも言われる帰省ラッシュが起こります。
ただ、我が家では私が日本の会社で仕事をしているので、旧正月の時も休みではないということもあり、最近は帰省をせず、ソウルでまったり過ごすことが多いです。
(そもそも、妻は7人兄弟で、実家へ皆が押しかけると泊まるところがなくなるため、行きづらい事情もあります^^;)
実際、田舎でよく行なわれる旧正月の行事は、ソウルナビやコネストなど、有名なサイトで詳しく紹介されていると思います。
なので、ここでは帰省をしない家庭のソウルでの旧正月の過ごし方をお伝えしていきます。
子供はやっぱりセベットン
韓国の子供達の楽しみは何といっても、セベットン(お年玉)です。
我が家でも、娘が数日前から、旧正月が来るのを指折り数えながら、親にプレッシャーをかけてきました。
また、以前は、セベットンをあげる際、チョゴリやチマチョゴリを子供達に着させていたのですが、最近は段々面倒くさくなってきました^^;
ということで、今年も、起きたままの服装で、寝癖が直っていない子供たちに、セベ(세배)という敬礼をさせて、セベットンを渡します。
今は、長男がアメリカに行っていることもあり、中2の次男に70,000ウォン、小5の娘に50,000ウォンを渡しました。
親が渡す金額としては、相場より少し多めなのかもしれません。
ただ、子供達は、実家に帰ってたくさんの親戚からセベットンをもらえる訳でもありません。
また、必ず、他の友達は合計でいくらもらったかをチェックして、親にプレッシャーをかけて来るので・・・
あと、我が家の近所には妻の姉が住んでいるのですが、子供達は「イモ(叔母)の家に遊びに行こう!」と積極的にプレッシャーをかけてきます。
まあ、子供たちにとっては、旧正月が一年で最も稼げるチャンンスの時期ですから、気持ちが分からない訳でもありません^^;
旧正月と言えばトック
我が家は旧正月だからといって、特別なイベントを行なう訳ではありませんが、それでも朝は必ずトック(お餅)を食べます。
旧暦の1月1日は、トックマンドゥグク(餃子とお餅が入った汁物)を家族で一緒に食べました。
韓国には、お餅屋が本当にたくさんあるのですが、やはりこの旧正月でのお餅の売上げが一年の中でも、かなりの割合を占めるのだそうです。
こうやってトックを食べながら、テレビで、チョゴリやチマチョゴリを来ている出演者達を見ながら、「あ~、旧正月だなあ」と雰囲気を味わうのが一般家庭での過ごし方だと個人的には勝手に思っています^^
旧正月のソウルのお店の状況
旧正月は、田舎へ帰省をする人がたくさんいるので、ソウルは基本的にガラーンとしています。
我が家があるソウル恩平区・ヨンシンネの街を歩いても、人通りは多くありません。
そしてお店の状況はというと、約8割はお休みという感じです。
お店の貼り紙を見てみると、旧正月の3日間フルで休むところもありますが、旧暦の1月1日だけ休むところも結構あります。
ここら辺は、日本のお正月と似たような感覚があるのもしれません。
旧正月でストレスを感じる若者達
ところで、この間、テレビで
「最近の韓国の若者は旧正月で実家に帰る時、親の小言(チャンソリ・잔소리)でものすごくストレスを感じる」
という内容のニュースをやっていました。
ネット記事だとこちら(韓国語)になります。
ちなみに、若者が一番聞きたくない親の小言が
1位:「結婚は一生しないつもりなのか?」(22.5%)
2位:「就職はしたの?お前は何をして生きていくのか?」(22.2%)
なのだそうです。
韓国では、未婚や無職の若者が増えているので、そんな時は、親の小言を聞かないよう、私達と同じようにソウルで旧正月をまったりと過ごす人達が増えているのかもしれません^^;
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僕は、妻の実家が近くにあるのでソルラル、チュソク、チュサとほぼ全ての行事に参加します。セベトンは、1万wです。大学生~中学生まで6人の子供達が居るので毎年入学のお祝いもその時に10マンwあげるようにしてます。家は一人っ子で何時も損をしてますが、子供は兄弟でも一人一人個性があり人権が有るので、分け隔てしません。勉強が出来ても出来なくても一律です。学校の成績が良くても挨拶が出来ない子は僕は叱責しますから、恐いコモブと思われてるそうです。高卒で就職した甥が大卒じゃないと今の韓国ではこきつかわれて賃金も最低賃金以下で使われても何も言えない、兵役を受験しても自分の希望した部署は大学生から決めるので、高卒はハンモンテン近くしか無いのだそうです。で、3月から大学に入るのだそうです。
羽生の滑りで、涙が自然に出てきました!力と技の勝負に八百長など有ってはいけません!ムンジェイと北朝鮮の汚い演出が滑稽に見えるではありませんか。宇野も田中も頑張れ。
タケさん
コメントありがとうございます。
親戚がみんな集まると、親達はセベトンの出費がかさむので大変ですね^^;
高卒は板門店という話はちょっとビックリしましたが、韓国の学歴重視社会は、両班文化からの影響を強く受けているのかなとも感じました。
旧正月は羽生選手の素晴らしい演技を見ながら、楽しい時をお過ごし下さい!
旧正月(春節)の始まりで、当地は観光客でごった返しています。親子連れ、一家総出と思しき人も居ます。
中韓台香プラス東南アジアから沢山のお客さんがUSJへGOしてます。
日本の関西圏で就職する東アジア出身者も多いですよ。家の近くのコンビニは中国、韓国、タイ、南アジアの人達で廻って居ます。
文在寅さん、北朝鮮との話し合いばかりぢゃ無くて韓国の明日を担う若者の生きすじを安定させてあげて下さい。
cdaさん
コメントありがとうございます。
関西へは最近、外国人観光客が本当にたくさん訪れているというお話を伺っていますが、USJは特にすごいのでしょうね~
私が日本にいた頃は、そこまで外国の方は多くなかったので、隔世の感があります^^
以前、ソルラルに韓国に行ったことがあります。ソウル中心部でもソルラル当日はお店がやっていないところが多かった気がします。日本においては、正月休みをするデパートや小売店も増えてきています。また、正月に限らずファミレスなども深夜営業を控えるようになってきました。逆に売り上げが伸びているようです。
個人的には、そのような時代を歓迎しています^^
なかのさん
コメントありがとうございます。
ソルラルに韓国に来るのは飛行機代も高くなるでしょうし、お店も休みが多いので何かと大変だったんじゃないかと思います>_< でも、やっぱり正月ぐらいは休まないと従業員の人達が可哀想ですよね~ 私も、昔、販売の仕事をしていたこともあり、正月に働いている方を見ると、ついつい同情してしまうタイプなので、休みが増えること大歓迎です!
話し横入り失礼します。
日本でも90年代に入る前までは、正月三ヶ日は休んで居た記憶があります。2000年代になって正月2日からの営業がはじまり、今では元旦から営業している。
商売金儲けの論理が民族伝統を圧倒した訳ですが、いい加減日本もこう云う商法を見直す必要があると思います。
こう云う事の見直しが、日本に蔓延る稼げば勝ちの風潮、成果主義、儲け第一主義を終わらせていくことに繫がると思います。
羽生凄く感動しました!言葉は要らないですね。
オリンピックに出るレベルの選手は、体もあちこちが故障したり古傷が痛んだりするのでしょうが、理由にしない、それが一流選手だろう。
そして、昨日は藤井君中学生で6段昇進なんてこの後出るのだろうか。二人とも国民栄誉だ。家の息子と2歳上だととても思えない。
優勝賞金の使い道は、それを使って遊ばない様にしたい。のだと!
素晴らしい。銀座で遊ぶとか自分にご褒美とか考えない所が超一流だ。ベンツ買うとか貰うだとか興味もなく道一筋、邪道が入る隙は無い。このまま真っ直ぐと伸びて欲しいものです。一郎や大谷は練習の後のコンビニでかったプッチンプリンが癒されるんだそうだ。
主食はカレー。何億貰っても変わらないスタイルなんだそうだ。
今日が、Uターンラッシュなのか、SBSニュースでやっていました。
日本より休みが短いから、移動も大変ですね。
田中 利博さん
コメントありがとうございます。
確かに、韓国は全体的な休みの数も日本より少ないですし、長期休暇の期間も短いから、ちょっと可哀想ですね^^;
オリンピック観戦から16日、ちょうどそちらの元旦に帰国しました。
スケルトンの選手が金メダルを決めて、一日中テレビ放送してましたね。でも、オリンピックは日本のほうがずっと盛り上がってます、やっぱり日本人は、オリンピック好きなんだなぁ。お土産用にオフィシャルグッズを買いたかったのに、どこも完売で…特にフィギュア物は無くて…ロッテ免税店、百貨店共に全然無くてお土産に困り焦りましたよ。
学歴社会の韓国のお話
やっぱりすごいんですね〜〜ちなみに羽生結弦選手は高卒ですけどね〜。大学は進学しないでカナダへ拠点を移したようです。
ttkazokuさん
コメントありがとうございます。
韓国は、ショートトラックとか金メダルを取れそうな一部の競技では、すごく盛り上がるという感じですね。
私の妻もショートトラックの試合では、テレビの前で大騒ぎしていました!
ただ、それ以外は、ほとんど盛り上がりません。
日本では、松岡さんや中居さんとか、有名な芸能人がオリンピックをレポートしていますが、韓国では、そういうのがまったくないので、ここら辺も文化の違いなのかあと思いました^^
韓国は出世コースに乗れないと本当に仕事に付けなかったり、安月給の世界が待っていたりするので、そのためにも良い大学へという意識が、日本よりもっと強いなあという感じます>_<
小平に日本の、こうあるべき日本の姿を見ました。今日からまた日常の生活です。五十肩で湿布あちこちですが、力をもらいました。
羽生にも感謝です。頑張りましょう!
タケさん
コメントありがとうございます。
羽生選手も小平選手も本当に素晴らしかったですね。
あと、個人的には小平選手が競技が終了した後、李選手に寄り添う姿にも感動しました^^
私も韓国に住んでいる日本人代表としてがんばります!
中国も似たように、実家に帰らない若者が増えているそうですね。
ところで、お餅は日本のようにもち米で作るのでしょうか。
なんかうるち米で作られた餅が韓国では多いような気がして。
トッポギを何回か食べたけれど、美味しくなかった。
たくさん
コメントありがとうございます。
実家に帰らない若者が増えているのは世界的な現象なんでしょうね。
韓国のお餅は、日本と違ってもち米は使わず、一般的にうるち米を使うみたいです。
トッポッキも日本のお餅のような感覚で食べると、おいしく感じづらくなってくるのかもしれません^^;
私も今年から親戚の子供にセベットン渡すことにしたのですが、
インターネットで調べたところ
中学生で5万ウォンが平均的な金額だそうです。
日本のお年玉よりちょっと少な目?な気がします。
ちなみに私は全額1000ウォン札で準備して渡しました笑。
子供たちにもヤヤウケ?(がっかりかもしれない…)でした。
チアさん
コメントありがとうございます!
1,000ウォン札作戦いいですね。
私も来年やってみようかな~^^
そして、その中に1万ウォン札をさらりと入れておけば、サプライズがあって面白いかもです(笑)