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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

今年の春、我が家の長男が、韓国の高校に通い始めました。

韓国の場合、中学もそうですが、高校も日本と比べてかなり違います

今回は、そこら辺のお話をいろいろご紹介していきます。

韓国の中学はユルユル

実は、息子が中学生の頃、親の私は、結構、悩んでいました。

それは、息子が本当に勉強をしなかったからです。

もちろん、塾(ハグォン)に通っている人は、がんばって勉強している訳ですが、我が家の息子のように塾に行っていない人は、部活もあるワケではないので、そのまま家に帰って来ます。

学校が塾に通っている方に配慮してか、宿題もほとんどないので、息子は家でスマホばかりしていました。

また、韓国の高校へ行くには、受験がありません。

普段の定期テストの結果と内申点で行ける高校が決まります。

さらに中三では、12月末には、学校が終わり、その後、長~い冬休みと春休みが2月末まで続くので、息子はダラダラ生活の極みを行っていました^^;

「日本にいた頃の同級生は、必死になって受験勉強をしているのに、ウチの子はこんなんで大丈夫なんだろうか・・・」

と焦る気持ちを吐露すると、妻が一言。

「大丈夫よ。高校になったらムチャクチャ忙しくなるから。こうやっていられるのも今の内^^」

しかし、その時は、妻の言葉をにわかに信じることはできませんでした。

そんな私の心配をよそに、長男のユルユルの中学時代は終わりを告げていきます。

超ハードな高校生活

さて、長男の高校生活が始まると・・・

息子は、毎日、夜の10時半過ぎに家に帰ってくるようになりました^^;

というのも、通常の授業が終わった後、放課後の授業が学校でみっちりと行なわれるからです。

長男の話では、2年生以降は、放課後の授業が必須になるそうなのですが、1年生も基本的には、ほぼ全員受けているようです。

ただ、放課後の授業料は有料とのこと。
(金額がまだ分からないのでちょっと心配・・・)

あと、給食も昼だけでなく夜も支給されます

韓国の場合、中学まで給食代は無料なのですが、高校では有料となります。

朴クネ大統領が、高校も無償化するという公約も掲げて当選したのですが、結局、反故にされてしまいました(T-T)

(まあ、政治の世界ではよくある話かも・・・)

1日2食分なので、1ヶ月で20万ウォン(2万円)給食代を支払うことになります。

日本の高校生活との違いは?

韓国の高校と日本の高校を比べて違うのは、やはり韓国の高校は部活がないということです。

息子の話では、金曜日の午後、2時間ぐらい部活動をする時間があるそうですが、そんなの部活動とは言えませんよね^^;

ただ、勉強面に関しては、高校になったら、生活が超ハードになるという妻の話は、本当でした。

昔、韓国留学について色々調べていた時、「韓国に留学するんだったら、中学か大学から。高校からの留学はムリ」と言われたことがあります。

その時は、理由がよく分かりませんでしたが、今から考えると、韓国の高校生活は、超ハードで韓国人でも大変なので、言葉が良く分からない留学生は、ついていくのが、本当に難しくなってしまうからなのだと思います。

韓国の高校で塾はどうなる?

ところで、韓国と言えば、塾というイメージが強いですが、高校になったらどうなるのでしょうか。

あくまでもこれは私の息子が通っている学校での話ですが、ほとんどの人が、塾には通わなくなるそうです。

そりゃそうですよね。

ただ、それでも中には、放課後の塾が終わってから、夜10時~12時人によっては、夜12時から深夜2時まで塾に通う人もいるのだとか(・_・;)

そんな中で、息子もさぞかし大変だろうなあと思っていたのですが、逆に最近、勉強が面白くなってきたみたいで。

環境ってやっぱり大切ですよねえ^^

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