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中国では韓国がTHAAD(高高度ミサイル防衛システム)の配置に対抗して、韓国旅行ツアーの販売を中止する措置を取りました。

やることが、えげつな~と思いつつ、今まで増加し続けてきた中国人観光客が、果たして韓国の観光地から一気に姿を消してしまうのか、いろいろ気になっていました。

そんな時、先日、たまたまソウルの明洞へ行く機会があったので、そこで感じたり、聞いたり、そして驚いたりしたことをレポートしていきます!

明洞の観光客が減少している?

数ヶ月前に明洞を訪れた際は、人が街の中を埋め尽くしていて、特に中国人観光客が多く、まさに明洞は中国人だらけといった感じでした。

また日本人観光客はかなり減少していたので、日本語の会話というのはほとんど聞くことが出来ない状態だったのです。

ところが、先日、明洞へ行った際は、日曜日の昼間という混みやすい時期であったにも関わらず、以前に比べると結構人がまばらになった印象を受けました

それでも、中国人観光客はちらほら見かけましたが、恐らくこういった人達は、団体ではなく個人で韓国へ旅行に来た人達なんだと思います。

(中国政府が販売を中止したのは、韓国への団体ツアーのみなので)

そして、一番驚いたのは、以前はあれほどまでに聞くのが難しった日本語の会話を至る所で聞くことが出来たということです。

恐らく、日本人観光客はそれほど増えてはいないのでしょうが、中国人の団体ツアー客が激減したので、相対的に目立つようになったのだと思います。

面白いように日本人観光客を見つけることが出来て、日本人の私としてはやはりうれしかったです^^

化粧品の販売スタッフの言語も・・・

また、以前は、化粧品のお店の前に立って販売をしている店員さんは、中国語で客引きをしていました。

しかし、今回は、韓国語、日本語、あとどこか分からない国の言葉を話しているところが多く、中国語で話している店員さんは、ほとんど見かけませんでした

化粧品のお店はちょっと心配ですよね・・・

明洞で働いている人に聞いてみると・・・

さらに、明洞で働いている人に最近の様子をいろいろ聞いてみることにしました。

まず、明洞でマッサージのチラシを配っている現地滞在の日本人の方に聞いてみると、やはり私と同じように中国人観光客が激減していると実感されていました。

ちなみにその方は日本人観光客のみを対象として声掛けをされているので、日本人観光客が見つけやすくなって仕事の効率が上がったかもしれません^^;

また、明洞のミリオネアの2FでRichというアクセサリーショップの店長さんに状況を聞いてみたところ、

「確かに、中国の団体観光客は減ったかもしれないですけど、個人のお客さんは来ているし、中国は人口が多いですから、それほど大きな影響はないんじゃないですかね~」

と意外にもポジティブな様子で話されていました。

確かに

元々、韓国へ行きたいと思っている中国人の個人客の母数が多い

団体客がいなくなると、飛行機の席が取りやすくなる

空いた席に個人客が入ってくるようになる

という考え方もありなのかもしれませんね。

もちろん、希望的観測がふんだんに盛り込まれていると思いますし、これから中国が個人観光客に対しても規制を掛けてくる可能性は十分ありますので。

ただ、明洞に来る中国人観光客は元々、アクセサリーショップで買い物をする人がほとんどいなかったそうで・・・

その店長さんとしては、中国人観光客の動向に変化があっても影響はないとのことでした^^

(日本人観光客と中国人観光客は韓国で買うものがかなり違うという話はよく聞きます)

中国の国策って恐ろしい

それにしても、今回、驚いたのは中国の国策の影響力です。

国のトップの指示でここまで明洞の雰囲気が変わるのですから・・・

そういった観点でも、行きたい人が行きたい国へ行ける自由な国の日本に生まれて自分は本当に良かったと改めて実感しました^^

あと、今は、中国人観光客が減少しているので、日本人観光客にとっては、ゆったりとした旅行を楽しみやすくなっているのではないでしょうか!

実際、日韓関係もなかなか改善していないですが、それでも日本人の私としては明洞が中国人だらけになるよりは、日本人観光客で活気づく方がずっとうれしいですので^^

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