こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国では、「さすが!〇〇さん」「やっぱり〇〇だ!」「やっぱり好き」とかいう時、ヨクシ(역시)という韓国語を使います。
人をホメたい時や、ヨイショしたい時とかにも使えるので、覚えておくと便利ですよ~^^
ここでは、具体的に、どのような状況で使えるか、例文も交えながらお伝えしていきます!
「さすが」という意味でのヨクシ
誰かに「さすが!」と褒めたい時は、「역시(ヨクシ)」を使ってみましょう。
使い方は、ヨクシの後に褒めたいものを持って来て、
「역시 〇〇(ヨクシ 〇〇)」
という形にすればOKです。
例えば、私の娘が、韓国語のイラストを上手に書いてくれたとします。
そうしたら、
さすが、私の娘
と言いながら褒めるという感じです。
ヨクシは、子育てに必要不可欠な表現かもしれませんね^^
或いは、職場でも
さすが、部長
という感じで、上司などをヨイショしたい時にも使えます。
ただ、「さすが」という意味でのヨクシは、愛嬌のある表現なので、あまり親しくない人に対しては使わない方が良いです。
一定以上親しい人に対して、使うと効果的ですよ。
「やっぱり」という意味でのヨクシ
次に、「역시(ヨクシ)」を「やっぱり」という意味で使う場合についてです。
具体的にどういったシーンで、「ヨクシ」を使うか、例文も交えてお伝えしていきます。
「やっぱり好きだ」
改めて見たり、食べたりしたものが、「やっぱり好きだ~」と表現したい時は、역시 좋아해 (ヨクシ チョアヘ)という表現を使います。
좋아해(チョアヘ)の原型は、좋아하다(チョアハダ)で好むという動詞です。
例えば、我が家の長男がアメリカ留学から帰国して、久しぶりに大好きなヨッキトッポッキを食べた時、
(僕はやっぱり、ヨッキトッポッキが好きだあ)
と言っていました。
私としては、妻の作った料理に対して、そう言って欲しかったのですが・・・・
「やっぱり、かっこいい」
話で聞いていたり、テレビで見ていたりしていただけの人を実際に見て、「やっぱりかっこいい」と言いたい時も、역시(ヨクシ)を使います。
具体的には、
やっぱり、かっこいい(素敵)
역시 잘 생겼어 (ヨクシ チャルセンギョッソ)
やっぱり、かっこいい(イケメン)
と言いながら、キャーキャー騒いでみましょう。
「かっこいい」という意味の韓国語については、こちらの記事が参考になります。
>>韓国語のモシッタの意味!モッチダやチャルセンギョッタとの違いは?
「やっぱりやめた」という表現はない
逆に韓国では、「やっぱりやめた」という表現は使いません。
例えば、ダイエットをしようと決心したけれども、甘い物の誘惑に負けてしまった時、
「やめた」は、韓国語で「그만했다(クマン ヘッタ)」というので、
「역시 그만했다 (ヨクシ クマンヘッタ)」
と言いたいところですが、このようには言いません。
そういった時は、
やっぱりダメだ。
という表現を使ったりします。
ここら辺が、韓国語のヨクシと日本語の「やっぱり」の微妙な違いではありますよね。
まとめ
韓国語では、「역시(ヨクシ)」という表現をよく使います。
「さすが」と褒める時もあれば、「やっぱり」という意味で使う時もあります。
ヨクシは、状況に応じて、日本語への訳し方がいろいろ変わってくる表現です。
そういった中で、「やっぱり」難しいなあと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回、ご紹介した例文を参考にしながら感覚を掴み、「さすが、〇〇さん!」と言われるぐらいヨクシを使いこなせるようになることを願っています!
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