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韓国語 さすが

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国には、“역시(ヨクシ)” という表現がありますが、「さすが!〇〇さん」「やっぱり〇〇だ!」「やっぱり好き」とかいう時によく使います。

人をホメたい時や、ヨイショしたい時とかにも使えるので、覚えておくと便利です。

ここでは、“역시ヨクシの意味を解説しながら、具体的に、どのような状況で使えるか、例文も交えながらお伝えしていきます!

韓国語「ヨクシ」の意味

韓国語で「ヨクシ」は“역시”と書きます。

ハングル カタカナ 意味
역시 ヨクシ さすが、やっぱり

“역시(ヨクシ)”は、このように「さすが」という意味で使う時と、「やっぱり」という意味で使う時があります。

ということで、それぞれの意味について、より詳しく解説していきますね。

「さすが」という意味でのヨクシ

誰かに「さすが!」と褒めたい時は、“역시(ヨクシ)”を使ってみましょう。

さすが○○

使い方は、ヨクシの後に褒めたいものを持って来て、

ハングル カタカナ 意味
역시 〇〇 ヨクシ 〇〇 さすが 〇〇

という形にすればOKです。


例えば、私の娘が、韓国語のイラストを上手に書いてくれたとします。

そうしたら、

ハングル 역시 우리 딸!
カタカナ ヨクシ ウリ タル!
日本語訳 さすが、私の娘!

と言いながら褒めるという感じです。

ヨクシは、子育てに必要不可欠な表現かもしれませんね^^

或いは、職場でも

ハングル 역시 우리 부장님!
カタカナ ヨクシ ウリ プジャンニム!
日本語訳 さすが、部長!

という感じで、上司などをヨイショしたい時にも使えます。

ただ、「さすが」という意味でのヨクシは、愛嬌のある表現なので、あまり親しくない人に対しては使わない方が良いです。

一定以上親しい人に対して、使うと効果的ですよ。

ちなみに、誰かを褒める時は、“역시 우리 〇〇(ヨクシ ウリ 〇〇)”という形でよく使いますよね。

  • 역시 우리 난편(ヨクシ ウリ ナンピョン):さすが私の夫
  • 역시 우리 아내(ヨクシ ウリ アネ):さすが私のの嫁
  • 역시 우리 아들(ヨクシ ウリ アドゥル):さすが、私の息子
  • 역시 우리 사장님(ヨクシ ウリ サジャンニム):さすが、社長

ウリは、元々は「私達の」という意味ですが、「ウチの」とも訳せますし、今回のような使い方では「私の」と訳すことも出来ます。

また、ウリは、韓国語独特の表現なので、敢えて、訳さなくて良い時も多いです。

「やっぱり」という意味でのヨクシ

次に、“역시(ヨクシ)” を「やっぱり」という意味で使う場合についてです。

具体的にどういったシーンで、「ヨクシ」を使うか、例文も交えてお伝えしていきます。

「やっぱり好きだ」

改めて見たり、食べたりしたものが、「やっぱり好きだ~」と表現したい時は、“역시 좋아해”という表現を使います。

ハングル カタカナ 意味
역시 좋아해 ヨクシ チョアヘ やっぱり好きだ

“좋아해(チョアヘ)”の原型は、“좋아하다(チョアハダ)”で好むという動詞です。

例えば、我が家の長男がアメリカ留学から帰国して、久しぶりに大好きなヨッキトッポッキを食べた時、

ハングル 난 역시 엽기떡볶이를 좋아해.
カタカナ ナン ヨクシ ヨッキトッポッキルル チョアヘ。
日本語訳 僕はやっぱり、ヨッキトッポッキが好きだあ。

と言っていました。

私としては、妻の作った料理に対して、そう言って欲しかったのですが・・・・

「やっぱり、かっこいい」


話で聞いていたり、テレビで見ていたりしていただけの人を実際に見て、「やっぱりかっこいい」と言いたい時も、역시(ヨクシ)を使います。

具体的には、

ハングル 역시 잘 생겼어.
カタカナ ヨクシ チャルセンギョッソ。
日本語訳 やっぱり、かっこいい(※イケメンという意味で言う時)

とか、

ハングル 역시 멋있어.
カタカナ ヨクシ モシッソ。
日本語訳 やっぱり、かっこいい。(※顔だけでなく総合的にかっこいいという意味で言う時)

と言いながら、キャーキャー騒いでみましょう。

「かっこいい」という意味の韓国語については、こちらの記事が参考になります。

「やっぱりやめた」という表現はない


逆に韓国では、「やっぱりやめた」という表現は使いません。

例えば、ダイエットをしようと決心したけれども、甘い物の誘惑に負けてしまった時、

「やめた」は、韓国語で「그만했다(クマン ヘッタ)」というので、

「역시 그만했다 (ヨクシ クマンヘッタ)」

と言いたいところですが、このようには言いません。

そういった時は、

ハングル 역시 안되겠다.
カタカナ ヨクシ アンデゲッタ。
日本語訳 やっぱりダメだ。

という表現を使ったりします。

ここら辺が、韓国語のヨクシと日本語の「やっぱり」の微妙な違いではありますよね。

まとめ

韓国語では、「역시(ヨクシ)」という表現をよく使います。

「さすが」と褒める時もあれば、「やっぱり」という意味で使う時もあります。

ヨクシは、状況に応じて、日本語への訳し方がいろいろ変わってくる表現です。

そういった中で、「やっぱり」難しいなあと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、今回、ご紹介した例文を参考にしながら感覚を掴み、「さすが、〇〇さん!」と言われるぐらいヨクシを使いこなせるようになることを願っています!

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