ウリ 韓国語

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国では、ウリという韓国語の表現を本当によく使います。

韓国語を少し学んでいる人は、「ウリ」=「私達」だと思っている方も多いかと思います。

確かに、それはそれで合っているのですが、実は「ウリ」には「私の」とか「ウチの」という意味もあるんですね。

そこで、今回は「ウリ」の幅広い意味について解説をしていきます。

ウリという韓国語の意味

ウリは、ハングルで、“우리” と書きます。

ハングル カタカナ 意味
우리 ウリ 私達(私達の)、私(私の)、ウチ(ウチの)

ウリの基本的な意味は「私達」です。

ただ、実際に使われる際は、「私(私の)」とか「ウチ(ウチの)」という意味で使われることも非常に多いです。

私が、最初に違和感を覚えたのは、“우리집 사람(ウリ チプサラム)” という表現を聞いた時でした。

“집사람(チプサラム) ”とは、自分の奥さんについて、他人について謙遜しながら紹介する時に使う表現です。

日本語に訳すとすれば、「家内」という表現が一番しっくり来るかもしれないですね。

“우리집 사람(ウリ チプサラム)”という表現を聞いた時、「私達の家内」と頭の中で直訳してしまって、思わず笑ってしまいました^^;

でも、よくよく聞いてみれば、この場合は「ウチの家内」と訳することが分かりまして・・・

ですから、皆さんも間違えないようにして下さいね!

ウリの使い方

ウリは、生活のいろいろなシーンで使われる表現です。

では、具体的にどういった形で使うのか、解説をしていきます。

「私達の」という意味での使い方


まず、ウリを「私達」という意味で使う場合の表現です。

ハングル 우리는 꼭 이겨야 돼!
カタカナ ウリヌン コッ イギョヤデ!
日本語訳 私達は必ず勝たないといけない!

みんなで、がんばろうって時に使えますね。

ハングル 우리 사귀자.
カタカナ ウリ サギジャ
日本語訳 (私達)付き合いましょう。

告白する時も、ウリをよく使います (*ノ∀`*)ゞ

「私の」「ウチの」という意味で使う時

その一方で、「私(私の)」とか「ウチ(ウチの)」という意味での使い方をご紹介していきます

親しい人に対して使う時


韓国では、家族など、親しい関係の人のことを他人に対して伝える時、ウリという表現を使います。

  • ウリ オンマ (우리 엄마):ウチのお母さん
  • ウリ オンニ (우리 언니):ウチのお姉ちゃん
  • ウリ アギ (우리 아기):ウチの子、ウチの赤ちゃん
  • ウリ アドゥル (우리 아들):ウチの息子
  • ウリ タル (우리 딸):ウチの娘
  • ウリ マンネ (우리 막내):ウチの末っ子
  • ウリ オッパ 우리 오빠:ウチのお兄ちゃん(女性が年上の兄に対して使う表現)
  • ウリ ソンセンニム (우리 선생님):ウチの先生
  • ウリ サジャンニム (우리 사장님):ウチの社長

例文をご紹介するとこんな感じです。

ハングル 우리 딸은 너무 착해요.
カタカナ ウリ タルン ノム チャッケヨ。
日本語訳 ウチの娘は、本当に優しいです。

親バカな父の独り言です^^

ハングル 우리 사장님은 진짜 좋은 사람이야.
カタカナ ウリ サジャンニムン チンチャ チョウン サラミヤ。
日本語訳 ウチの社長は本当にいい人です。

会社の社長がいい人だと、本当に楽しく仕事が出来ますよね~

恋人を呼ぶ時の表現(ウリ オッパ)


韓国では、恋人を表現する時にも、ウリをよく使います。

年上の彼氏のことを言う時は、「ウリ オッパ」と言いますし、逆に年上の人が年下の恋人を指していう時は、「ウリ エギ」と言ったりします。

当然ですが、相手が複数の異性と付き合っているという訳ではないので、誤解がありませんように!

ウリ ナラ


ウリは、人に対してだけでなく、自分が所属しているものや所有しているものに対しても付けて使ったりします。

一番有名なのは、やっぱり “ウリナラ(우리나라)” だと思います。

ウリナラの意味は「我が国」です。

韓国でテレビを観ていると、

ハングル 우리나라는
カタカナ ウリナラヌン
日本語訳 我が国は
ハングル 우리나라, 대한민국은
カタカナ ウリナラ テハンミングクン
日本語訳 我が国、大韓民国は

という表現を本当に多く耳にします。

ウリ チプなど

他にも、

  • 우리 집 (ウリ チプ):ウチの家
  • 우리 회사 (ウリ フェサ):私の会社
  • 우리 학교 (ウリ ハッキョ):私の学校

という感じで使ったりします。

例文を紹介するとこんな感じです。

ハングル 한국에 오면 우리 집에 놀러 오세요.
カタカナ ハングゲ オミョン ウリチベ ノルロオセヨ。
日本語訳 韓国へ来たら、ウチの家に遊びに来て下さい。
ケン

“우리 집 (ウリ チプ)”は、直訳したら、「私達の家」となりますが、正しい意味は「我が家」ですし、一人暮らしでも「ウリ チプ」と言います。

ハングル 우리 회사는 요즘은 잘 되고 있어요.
カタカナ ウリ フェサヌン ヨジュムン チャル デゴ イッソヨ。
日本語訳 私の会社は最近うまく行っています。

“우리 회사(ウリ フェサ)”と“내 회사(ネ フェサ)”の違いは、この後に解説していきます。

ネ(내)じゃダメなの?

ここまでの話を聞いた人の中には、

「ウリ(우리)じゃなくて、ネ(내)を使ったらダメなの?」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実際のところ、「私の」というニュアンスを強調したい時は、ネ(내)を使います。

具体的には、家族など親しい人を他人に紹介する時は、基本的にウリ(우리)を使いますが、一対一で話す時は、ネ(내)を使ったりします。

例えば、家族に対して、直接、

ハングル 내 아들은 진짜 잘 생겼어.
カタカナ ネ アドルゥン チンチャ チャルセンギョッソ。
日本語訳 (うちの息子は)本当にかっこいいね。
ハングル 내 남편은 역시 최고야.
カタカナ ネ ナムピョヌン ヨクシ チェゴヤ。
日本語訳 (私の夫は)やっぱり最高よ。

と言いたい時は、ネ(내)を使ったりしますよね。

また、自分の会社のことを表現する際も、自分が、その会社を個人で所有している場合は、내 회사(ネ フェサ)と言います。

その一方で、その会社に雇われている立場であれば、우리 회사 (ウリ フェサ)です。

ケン

こういった感じで、「私の」を強調したい時に、ネ(내)を使い、他人に紹介する時や、一般的に使いたい時は、ウリ(우리)を使うと良いでしょう。

ウリは韓国文化の象徴的な表現!?

ウリは、「私達の」という意味以外にも「ウチの」とか「私の」という意味で使われることが多い言葉です。

ウリという表現は、韓国の仲間意識が反映された言葉だと言う方もいらっしゃいます。

確かに、韓国は、

  • 家族を大切にする人が多い
  • サムスン、ロッテ、現代、SKなどの主要な財閥企業は、いずれも家族企業である
  • 出身地に対するこだわりがすごく強い

などなど、家族や自分と近い関係の人を非常に大切にする文化がありますよね

そういった観点から見て、確かに、ウリは日本語だと「私の」と、訳すことも出来ますが、日本語の「私の」とは、また違ったニュアンスがあると感じて頂ければいいんじゃないかなって思います^^

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