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日本では松屋とかでチーズタッカルビのメニューあるなど、かなりの人気があることを実は最近知りまして・・・
ただ、チーズは何か分かっても、タッカルビとはどんな意味なのか気になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回は、タッカルビの意味や意外な事実、そして本場韓国での食べ方についてお伝えしていきます。
タッカルビの韓国語での意味
タッカルビは、韓国語から来た名前ですが、ハングルでは、닭갈비(タッカルビ)と書きます。
닭(タッ)は鶏
タッカルビの닭(タッ)は鶏を意味します。
韓国でも鶏肉を使った料理はたくさんありますよね。
タッカンマリ(닭한마리)、タットリタン(닭도리탕)、タッカルグクス(닭칼국수)、タッチム(닭찜)などなど・・・
タッカルビも鶏肉を使った代表的な韓国料理の一つです。
갈비(カルビ)の意味
갈비(カルビ)は、肋骨・あばら骨を意味しますが、韓国料理では、その周辺のばら肉を指します。
カルビと聞くと、牛や豚のイメージが強いかもしれませんが、鶏にもカルビはあります。
ですから、タッカルビは、直訳したら「鶏のバラ肉」という意味になります。
タッカルビとはどんな韓国料理?
では、タッカルビはどんな韓国料理なのでしょうか?
タッカルビとは、大きな鉄板の鍋に鶏肉、キャベツ、玉ねぎ、お餅、さつまいもなどを入れて甘辛いコチュジャンと一緒に炒める料理です。
カルビと聞くと、辛くなさそうに聞こえますが、基本的に辛い料理なので、辛い物が苦手な方はお気をつけ下さいm(__)m
韓国では、タッカルビが大人気なので、タッカルビの専門店も街へ行けばたくさん目にするかと思います。
タッカルビはカルビではない!?
ここで重大な事実を一つ・・・
タッカルビは「鶏のカルビ」という意味なので、「そうか、カルビかあ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は、最近の一般的なタッカルビでは、鶏のカルビは使われていません。
タッカルビの歴史
なぜ、タッカルビはカルビではないのか?
それはタッカルビの歴史を振り返ってみると見えて来ます。
タッカルビの歴史はこちらのサイトに韓国語で書いてあるので、参考にさせて頂きました。
タッカルビは、1960年代の始めに、江原道(カンウォンド)の春川(チュンチョン)で鶏肉のカルビを味付けして、炭火で焼いたのが始まりでした。
ですから、タッカルビが誕生した頃は、文字通り、鶏のカルビを使っていたんですね。
ちなみに、タッカルビの本場である春川へ行けば今でも美味しいタッカルビが食べられます。
1970年代初め、タッカルビは一匹100ウォンだったので、タッカルビは、「庶民的カルビ」とか「大学生カルビ」と呼ばれていました。
そして1980年~90年代の始めになって、鉄板に鶏肉と野菜やお餅を入れてコチュジャンと絡める現在のスタイルが定着します。
その際、鶏肉はカルビから、赤みが多い鳥の足の肉を使うのが主流になっていったのです。
ですから、厳密に言えば、タッカルビは、タッカルビではなくタップルコギだ言えるのかもしれません。
本場韓国でのタッカルビの食べ方
そんなタッカルビの食べ方は、日本と韓国ではちょっと違います。
日本のチーズタッカルビは、一人分の定食として出されることが多いかもしれません。
しかし、本場韓国のタッカルビ専門店だと一人でタッカルビを食べにいくのはちょっとキツイと思います。
なぜなら、韓国では、大きな鍋に具材を入れて、みんなで突っつき合うのが定番の食べ方だからです。
ということで、我が家も先日、タッカルビ専門店に食べに行ったので、食べ方をお伝えしていきますね。
今回行ったのは、ソウル・ヨンシンネで美味しいと評判のタッカルビ専門のお店というです。
こちらがメニューですが、基本のタッカルビは一人分が11,000ウォン(約1,100円)でした。
大きな鉄板の鍋でグツグツと・・・
タッカルビの専門店へ行くと、テーブルには鉄板の鍋がドーンと置いてあります。
今回は家族4人で、4人分を注文したのですが、すると、鉄板の鍋に4人分のタッカルビの具材がドーンと入れられます。
ここからグツグツ煮込んでいくと、コチュジャンが段々と浸透して全体が赤く染まっていきます。
私は辛い物が苦手なのですが、それでも口や味覚は「おいしそうだ~」と勝手に反応しているから不思議です^^;
しっかり煮詰まったら、あとは箸で突っついて食べていくだけです。
私は辛い物を食べるとお腹の調子が悪くなるので、出来るだけ食べるのを控えようと思っていたのですが・・・
一口食べると、もう一口、さらにもう一口とついつい食べてしまうぐらい美味しかったです。
鶏肉も柔らかくて美味しいですし、野菜と一緒に食べるので健康的な料理でもあります。
ちなみに、私にとっては、タッカルビは辛い料理なのですが・・・
普通の韓国人にとっては、甘辛いコチュジャンを使っていることもあって、それほど辛いとは感じないみたいです。
タッカルビの締めはやっぱりコレ
ここで、「ご飯と一緒に食べないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最初からご飯を食べるのは邪道です^^
なぜなら、タッカルビは、少し具を残した後、ご飯を入れて、チャーハンにして食べるのが定番のスタイルだからです。
このご飯は、ポックムパブと言われていて、こちらのお店では、一人分2,000ウォン(約200円)で別途料金になります。
そして、子供達に強い要望で、チーズを追加。
やっぱりタッカルビとチーズは相性が最高です。
今回は、チャーハンにする段階でチーズを入れましたが、もちろん、最初からチーズをいれて、チーズタッカルビにしてもOKですよ~
まとめ
タッカルビとは、鶏のバラ肉という意味なので、カルビのイメージが強い人は、焼肉を思い浮かべる人が多いかもしれません。
ただ、牛や豚のカルビ料理と違って、タッカルビは、辛い鍋料理というのが定番です。
ですから、私みたいに辛い物が苦手な方はご注意くださいm(__)m
ちなみに辛くない絶品の炭火タッカルビを食べたい方は麻浦(マッポ)のこちらのお店がオススメです。
しかし、その一方で、辛い物が問題ない人にとって、タッカルビは肉と野菜が甘辛いコチュジャンが絶妙なハーモニーでミックスされた美味しい料理なので、是非、お勧めです!
あと、韓国のタッカルビ専門店へ一人で行くのは厳しいので、是非、お友達を誘って行ってみて下さい。
その時、「実はさ~、タッカルビは本当はカルビじゃないって知ってた~?」という話をすると、ちょっと盛り上げるかもしれませんよ^^
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ほぉ~。なるほどです(°▽°)b
これは絶対にお友だちとタッカルビを食べるときに自慢げに話させていただきます笑
GWINJIさん
ありがとうございます!
美味しいタッカルビを食べながら、
楽しい話のネタで盛り上がることを願っています^^