チャジャン麺 味

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国の代表的な庶民料理として、チャジャン麺(짜장면)があります。

チャジャンは、安くて美味しいというメリットもありますが、味も、ちょっと中毒になりそうなところがあります。

そこで、今回は、チャジャン麺の魅力について徹底的に解説をしていきます。

チャジャン麺とは?

まず、そもそもチャジャン麺とは、一体、何なのか分からない方もいらっしゃるかと思うので、簡単にお伝えしていきます。

チャジャン麺は韓国料理?中国料理?

チャジャン麺は、チュンジャン(춘장)と呼ばれる黒い味噌、そして、細かく切った豚肉や玉ねぎを食用油で炒めたものに麺を混ぜて食べる韓国の料理です。

基本的に、チャジャン麺は、韓国の中華料理店のメニューとして扱われているので、チャジャン麺は中国料理だと思っている人もいるかもしれません

しかし、チャジャン麺は、厳密に言えば、中国料理がローカライズされた韓国料理です

チャジャン麺の歴史

チャジャン麺の由来は、19世紀末に遡ります。

1882年7月23日に朝鮮で起こった壬午軍乱(じんごぐんらん)を鎮圧するために、中国の清の軍隊が派遣された後、当時の李氏朝鮮は、清の強い介入を受けることになってしまいました。

そして、1882年10月には、李氏朝鮮と清との間で、中朝商民水陸貿易章程(ちょうしんしょうみんすいりくぼうえきしょうてい)という不平等条約が締結されてしまいます。

それをきっかけにして、清の華僑が朝鮮に移住するようになりました。

その華僑の90%以上が、山東省出身者で、山東省の家庭料理であった炸醤麺(ジャージャー麺)から派生して、チャジャン麺が生まれたと言われているのです。

その後、100年の歴史を経て、チャジャン麺は、韓国人の味覚に合うように変わっていきました。

チャジャン麺は韓国で大人気

そして、今やチャジャン麺は、老若男女を問わず、韓国で大人気のメニューとなったんですね。

例えば、韓国の人達は、出前(韓国語で“배달(ペダル)”)で、いろいろな食べ物を注文します。

その時の定番は、チキンとチャジャン麺です。

我が家の子供達も、何か出前を頼もうという話になった時は、「うう~ん、チキンがいいかなな。チャジャン麺がいいかなあ。」と激しく悩みます^^

また、韓国では、一人で小売店をやりくりをしている人が多いので、そういった人達が出前でよく頼むのもチャジャン麺です。

お昼時に、東大門や南大門へ行くと、お店の人達が、お店の奥で、美味しそうにチャジャン麺を食べているのを見かけた人も多いのではないでしょうか。

あと、韓国では、卒業式の日にチャジャン麺を食べるという習慣もあります。

それだけ、チャジャン麺は、韓国人の食生活に深く根付いていると言えるのですね。

チャジャン麺は価格も安い

チャジャン麺は、値段的にもお手頃です。

中華料理屋へ行くと、一番安いのが、チャジャン麺です

一人前だと、大体、7,000ウォン~8,000ウォンで売られています。

そういった意味で、チャジャン麺は、B級グルメのカテゴリに入る料理だと言えます。

しかし、B級グルメの中でも、チャジャン麺は、まさに最強だと言えるのではないでしょうか。

チャジャン麺の味は甘い?


韓国では、チャジャン麺が大人気という話を聞くと、「あれっ、チャジャン麺も辛いのかな」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

確かに日本のジャージャー麺は、塩味のピリ辛ですが、韓国のチャジャン麺は、まったく辛くはなく、むしろ甘い味がします

これは、チャジャン麺のソースの元となっている“チュンジャン(춘장)”という黒い味噌が甘いからなんですね。

ちなみに、味噌と言えば、日本には、味噌ラーメンがありますが、やっぱり味噌と麺は相性が抜群なのかもしれません

この“チュンジャン(춘장)”は、煮豆に小麦や塩を混ぜて発酵させた味噌にカラメルや調味料などを混ぜて作られています。

チャジャン麺の元となった中国の炸醤麺(ジャージャー麺)は、甜麺醤(てんめんじゃん)を使用していますが、チャジャン麺は、“チュンジャン(춘장)”を使っているので、独特の甘い味がする訳です。

しかし、だからといって、甘ったるいという訳ではなく、味噌の風味と調和した、ちょうど良い甘味となっています。

そして、韓国には、病みつきになるほどチャジャン麺が好きな人が多いですが、その理由は、この味噌風味の独特の甘みにあるのかなと個人的には思っています。

さらにそこへ、細かく切った豚肉や玉ねぎが入っているのですが、豚肉は食べ応えをアップさせ、玉ねぎは、チュンジャンの甘味とうまく調和しています。

また、このチャジャンは、ご飯との相性もバッチリなので、“チャジャン(짜장밥)※チャジャンご飯”という形で食べる方も多いです。

チャジャン麺の魅力を写真でご紹介

実際、言葉では、なかなかチャジャン麺の魅力を伝えることが難しいので、写真も交えながら、チャジャン麺の魅力をたっぷりお伝えしていきます。

我が家では、時々、こんな感じで、チャジャン麺などを出前で頼みます。

最近の韓国では、陶器ではなく、プラスチックの容器に入れて出前でやってくるお店がほとんどです

そうすれば、後から容器を回収する手間が省けますからね。

こちらが定番のチャジャン麺です。

上からだと麺が見えないですが・・・

そして、私がいつも好んで注文するのは、チャジャン麺とチャジャンポックム(チャーハンにチャジャンソースがかかったもの)が半分ずつ入ったものです。

また、チャジャン麺を注文する際、よく一緒に注文するのが、タンスユク(탕수육)です。

タンスユクは、豚肉に小麦粉をまぶして油で揚げて、人参や玉ねぎが入った甘酸っぱいソースにつけて食べる韓国式中華料理)なのですが、こちらは、そのセット商品です。

そして辛い物を食べたい人は、“チャンポン(짬뽕)”という麺料理を注文しますが、こちらも韓国では、チャジャン麺と並んで、韓国の中華料理店で人気のメニューの人です。

ちなみに、最近は、辛いものが好きな人のため、辛いチャジャン麺も出て来ました。

普通のチャジャン麺に比べて、ちょっと赤みが増しています。

あと、チャジャン麺を注文すると、よく餃子がセットでついて来ます。

これだけのメニューが揃うことによって、我が家の子供達の目はランランと輝きだします^^

チャジャン麺の美味しい食べ方

チャジャン麺を美味しく食べるコツは、しっかり混ぜることです。

韓国料理には、ビビンパなど混ぜることによって、美味しさが引き立つ料理が多いですが、チャジャン麺もその中の一つですね。

あと、チャジャン麺は、麺なので、時間が経ったら、どうしてものびて不味くなってしまいます

ですから、チャジャン麺が来たら、出来るだけ早く食べることも、美味しく食べる上で、欠かせないポイントです。

麺にしっかりチャジャンソースを絡めて、食べると、これが、また実に美味しいのです。

チャジャン麺のインスタントの味は?

ただ、日本にいる方は、チャジャン麺を食べる機会がなかなか持てないと思います。

そういった方にお勧めなのが、チャジャン麺のインスタントバージョンで、チャパゲティと呼ばれています。

チャパゲティは、チャジャン麺と比べると、ひき肉や玉ねぎが入っていないので、栄養という観点ではレベルが落ちてしまうかもしれません。

ただ、甘みのある味は、チャジャン麺の美味しさをかなり表していると思いますし、うまく作れば、かなり美味しく頂くことが出来ます

美味しい作り方やアレンジ方法は、以下の記事に詳しく書いてあるので、ご参考にして下さい。

日本にいると韓国のチャジャン麺が懐かしくなる!?

チャジャン麺は、韓国料理の一つなのですが、カテゴリ的には、中華料理の部類に入ってしまうので、一般的な韓国料理の店には売っていません。

ですから、日本でも新大久保とかへ行かないと、韓国のチャジャン麺を食べることはなかなか出来ないのかとも思っています。

そういった事情があり、私も日本へ住んでいた時は、チャジャン麺を懐かしく思う時がよくありました。

日本に住んでいる韓国人の方々の中にも、口では出さないけれども、心の奥底で、「チャジャン麺食べたい・・・」と思っている人達は、きっと多いはずですよ^^

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