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今回は、韓国語のメンブン(멘붕)という表現をお伝えしていきます。
この表現は、2000年代に入って、若者たちの間で流行るようになった新しい言葉ですが、最近では、一般社会でも定着しつつあります。
ここでは、メンブンの意味や使い方について、解説をしていきます。
メンブンの意味
メンブンは、韓国語で“멘붕”と言います。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
멘붕 | メンブン | メンタル崩壊 |
“멘붕(メンブン)”は、“멘탈 붕괴(メンタル ブンゲ)”の略語です。
“멘탈(メンタル)”は、英語から来たメンタルで、“붕괴(ブンゲ)”は、「崩壊」をハングルで音読みした表現になります。
ですから、“멘탈 붕괴(メンタル ブンゲ)”の意味は、「メンタル崩壊」ですね。
“멘붕(メンブン)”は、2000年代に入ってから生まれた俗語ですが、2012年には、最も使われた流行語として選ばれています。
メンブンの使い方
“멘붕(メンブン)”は、ものすごいショックを受けたり、精神的に不安定になったりした時に、よく使う表現です。
また、ショックを受けた状態でも、ちょっとコミカルなニュアンスが含まれていることも多いです。
“멘붕(メンブン)”は、単独で使うことあれば、
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
멘붕왔다 | メンブンワッタ | メンタル崩壊来た |
という感じで動詞を付けて使う時もあります。
“멘붕(メンブン)”は、テレビのバラエティ番組で、芸能人が使うことも多いです。
また、他にも、よく使われるシーンとして、
- オンラインゲームで予想外の展開で、負けてしまったりして、ショックを受けた時
- 野球でピッチャーがストライクを投げられなくなり、連続ファーボールを出してしまった時
- 親や先生から、ガミガミ説教をされて耐えきれなくなってしまった時
- 学校で悲惨な成績を取ってしまった時
- 仕事で失敗して呆然としてしまった時
などがあります。
“멘붕(メンブン)”は、元々は、若者の間で流行った言葉でした。
しかし、段々と一般社会に定着するようになり、新聞記事の中だけでなく、論説委員のコラムでも登場したりするほどになっています。
メンブンのイメージ
“멘붕(メンブン)”は、イラストでもよく使われますが、雰囲気がよく伝われるイメージをご紹介すると、以下のような感じになります。
出典:https://m.blog.naver.com/PostView.naver?isHttpsRedirect=true&blogId=hartorange&logNo=220466864994
出典:https://jjalbang.today/view/%EB%A9%98%EB%B6%95/5744
出典:https://m.blog.naver.com/PostView.naver?isHttpsRedirect=true&blogId=smart_tree&logNo=10161567592
何となくでも、“멘붕(メンブン)”のイメージを掴んでいただければうれしいです^^
멘붕(メンブン)を使った例文
では、“멘붕(メンブン)”は、どういった感じで使われるか、例文をいろいろとご紹介していきます。
ハングル | 나 지금 멘붕왔어~ |
---|---|
カタカナ | ナ チグム メンブンワッソ~ |
日本語訳 | 俺、今、メンタル崩壊来た~ |
ハングル | 아 빡치네. 멘붕 올 것 같다. |
---|---|
カタカナ | ア パクチネ。 メンブン オル コ カッタ。 |
日本語訳 | あ~ 腹立つ。メンタル崩壊来そうだ。 |
ハングル | 저 사람은 거의 멘붕 상태다. |
---|---|
カタカナ | チョサラムン コイ メンブン サンテダ。 |
日本語訳 | あの人は、ほとんどメンタル崩壊状態だ。 |
ハングル | 아침부터 애들 땜에 멘붕왔어. |
---|---|
カタカナ | アチムプト エドゥル テメ メンブンワッソ。 |
日本語訳 | 朝から子供たちのせいでメンタル崩壊来た。 |
ハングル | 요즘은 일이 너무 많아서 멘붕이야. |
---|---|
カタカナ | ヨジュムン イリ ノム マナソ メンブニヤ。 |
日本語訳 | 最近、仕事が多すぎてメンタル崩壊だ。 |
ハングル | 아빠 간섭 많아서 난 멘붕이야. |
---|---|
カタカナ | アッパ カンソプ マナソ ナン メンブンニヤ。 |
日本語訳 | パパの干渉が多くて、私はメンタル崩壊よ。 |
この例文はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません^^;
まとめ
“멘붕(メンブン)”は、新しい言葉でもあり、俗語でもあるので、韓国語の教科書などには、恐らく載っていないかと思います。
ただ、最近は、一般社会にもジワジワと浸透してきている表現でもあるので、しっかりマスターをしておいて、韓国のバラエティー番組などで出てきた時は、是非、チェックしてみてくださいね!
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