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인싸 意味

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

私はいつも冒頭のイラストを娘に依頼しているのですが、先日、あいさつについての記事を書こうと思って娘に「인사(インサ)についてのイラストを描いてね」とお願いしたんですね。するとできあがったのが、上記の인싸(インサ)という絵でした。

「えっ、これ、인사(インサ)じゃないよね」と娘に聞くと「えっ、てっきり인싸(インサ)」だと思った。」という返事が返ってきまして・・・ つまり、それだけ娘の頭の中では、인싸(インサ)の印象が強かったということなんですね。

ただ、인싸(インサ)の意味がわかると、上記の絵はとてもよく描けていることがわかります^^ ということで、この記事では、인싸(インサ)の意味や使い方についてお伝えしていきます。

인싸(インサ)の意味

인싸(インサ)の意味は「人気者」です。

ハングル カタカナ 意味
인싸 インサ 人気者、陽キャラ

韓国語を勉強している方は、「인싸(インサ)って何だか聞きなれない言葉だなあ」と思われるかもしれません。それもそのはず。인싸(インサ)は若者言葉だからです。

인싸(インサ)は、英語のinsiderから来た表現です。つまり和製英語ならぬ韓製英語です。(コングリッシュと言うかもしれませんね) 

insiderには、集団の組織や内部の人という意味がありますが、ここでは「内部にうまく溶け込んでいる人」というニュアンスで使われています。そこから「集団にうまく溶け込んでいる人」ということで「社交的な人」「人気者」という意味で使われるようになりました。인싸(インサ)は元々2008年頃に作られた表現ですが、本格的に知られるようになったのは2017年頃です。

ちなみに、人気者の中でも、「最高の人気者」のことは、

ハングル カタカナ 意味
핵인싸 ヘギンサ 最高の人気者

と言います。핵(ヘク)は漢字で書くと「核」ですが、核爆弾級にすごいうという意味が込められています。

아싸(アッサ)の意味

인싸(インサ)の反対語は아싸(アッサ)です。

ハングル カタカナ 意味
아싸 アッサ 集団に溶け込めない人、陰キャラ

아싸(アッサ)はご推察の通り、英語のoutsiderから来た表現です。アウトサイダーと聞くと、日本人の方には、イメージが湧きやすい方が多いかしれません。아싸(アッサ)も若者を中心として、よく使われている表現です。

ちなみに、인싸(インサ)は「あいさつ」という意味の인사(インサ)と間違えやすいですが、아싸(アッサ)は「やったー」とか「わーい」という時に使う앗싸(アッサ)と間違いやすいのでご注意ください。

ただ、앗싸(アッサ)も아싸(アッサ)と表現する時もあったりするので、いろいろとややこしいですよね^^;

인싸(インサ)の使い方

인싸(インサ)は若者の間でよく使われているので、学校の人気者を表現する時によく使われます。

  • 대학교 인싸(テハッキョ インサ):大学の人気者
  • 초등학교 인싸(チョドゥンハッキョ インサ):小学校の人気者
  • 새학기 인싸(セハッキ インサ):新学期の人気者

子供たちにとっては、学校で人気者になれるかどうかは、かなり重要な問題になってきますよね。ということで高校生の娘に、「ねぇ、普段、인싸(インサ)ってどうやって使っているの?」と聞いたら、以下のような例文を教えてくれました。

ハングル 쟤 인싸네
カタカナ チェ インサネ
日本語訳 あの子は人気者だね。

쟤(チェ)は「あの子」という意味です。

ハングル 나 인싸야.
カタカナ ナ インサヤ。
日本語訳 私は人気者だよ。

韓国には自己肯定感が強い子たちが多いです^^

ハングル 인싸가 되고 싶다.
カタカナ インサガ テゴ シプタ。
日本語訳 人気者になりたい。

ネット上を検索してみると、인싸(インサ)になる方法について解説した記事や動画がいろいろ出てきます。

まとめ

今回は、ちょっとした勘違いから出てきた인싸(インサ)という表現についてご紹介してきました。若者言葉なので、場合によっては使わないケースが多いかもしれませんが、韓国ドラマにも時々出てくるかもしれないので、頭の片隅で覚えておくといざという時に役立つかもしれませんよ。

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