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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国で生活をしていると韓国人である妻の家族とのお付き合いがいろいろ出てきます。実は私の妻は兄弟がすごく多いということもあって、我が家の子供たちには「叔父さん」という存在が結構いるんです。ただ、この叔父さんを韓国語で表現しようとした場合、相手との関係性によっていろいろなパターンものものが出てくるんですね。
そこで、この記事では、親戚の叔父さんのことを韓国語では何と言うのか、分かりやすく整理してお伝えてしていきます。
「伯父さん」を韓国語で
「叔父さん」を韓国語で表現する場合、相手との関係性によっていくつかの言い方があります。ここではよく使う4つのパターンについてお伝えしていきますね。
- 삼촌(サムチョン)
- 외삼촌(ウェサムチョン)
- 큰아버지(クナボジ)
- 작은아버지(チャグナボジ)
「叔父さん」の表現一つでこれだけ種類があると、頭がこんがらがってきそうですが、一つずつ整理して解説していきますね。
삼촌(サムチョン)
삼촌(サムチョン)は、父の兄弟でかつ結婚していない男性を指して呼ぶ表現です。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
삼촌 | サムチョン | 叔父さん(父の兄弟) |
삼촌(サムチョン)は漢字では「三寸」と書きますが、これは「3親等」と同じ意味になります。
- 本人:0親等
- 親:1親等
- 祖父母:2親等
- 叔父さん:3親等(三寸)
となるから、叔父さんは韓国語で삼촌(サムチョン)となるわけですね。こうやった考えると覚えやすいと思いますよ。
- 큰삼촌(クンサムチョン):最年長の叔父さん
- 둘째삼촌(トゥルチェサムチョン):2番目の叔父さん
- 셋째삼촌(セッチェサムチョン):3番目の叔父さん
- 막내삼촌(マンネサムチョン):最年少の叔父さん
ちなみに、これは区別して表現する時に使う表現であって、それぞれの叔父さんと一対一になった時は、普通に삼촌(サムチョン)と呼びます。
외삼촌(ウェサムチョン)
父の兄弟であれば삼촌(サムチョン)ですが、母の兄弟である場合は외삼촌(ウェサムチョン)と言います。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
외삼촌 | ウェサムチョン | 叔父さん(母の兄弟) |
외(ウェ)というのは「外」という意味です。つまり母方であることを表しているわけですね。ただ、普段は、삼촌(サムチョン)と呼ぶことも多いです。
かくいう我が家の子供たちも、妻の兄弟を本来であれば、외삼촌(ウェサムチョン)と呼ぶべきなのですが、そういったことはあまり気にせず、삼촌(サムチョン)と呼んでいます。
큰아버지(クナボジ)
父親の兄弟が、結婚をしていなければ삼촌(サムチョン)と呼びますが、もし、結婚をした場合は、큰아버지(クナボジ)と呼びます。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
큰아버지 | クナボジ | 叔父さん(父親の兄で結婚した男性) |
直訳したら「大きなお父さん」です。「お父さんのお兄さんだから、大きなお父さんなんだ」と覚えたら良いと思います^^ また、큰아버지(クナボジ)の代わりに큰아빠(クナッパ)と呼ぶ場合もあります。
작은아버지(チャグナボジ)
その一方で、父親の弟が結婚した場合は、작은아버지(チャグナボジ)と呼ぶようになります。
ハングル | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
작은아버지 | チャグンナボジ | 叔父さん(父親の弟で結婚した男性) |
直訳したら「小さなお父さん」です。先ほどの큰아빠(クナッパ)と同様に작은아버지(チャグナボジ)も、작은아빠(チャグナッパ)と呼ぶことができます。
ただ、母親の兄弟の場合は、結婚をしても외삼촌(ウェサムチョン)のままです。
「叔父さん」の韓国語を使った例文
最後に「叔父さん」を使った例文をいくつかご紹介しておきますね。
ハングル | 우리 삼촌은 컴퓨터회사에서 일하고 있어요. |
---|---|
カタカナ | ウリ サムチョヌン コムピュトフェサエソ イラゴ イッソヨ。 |
日本語訳 | うちの叔父さんはコンピュータの会社で仕事をしています。 |
ハングル | 설날에 삼촌한테 세뱃돈을 받아서 너무 기분이 좋아요. |
---|---|
カタカナ | ソルラレ サムチョンハンテ セベトヌル パダソ ノム キブニ チョアヨ。 |
日本語訳 | ソルラル(旧正月)に叔父さんからお年玉をもらってすごく気分が良いです。 |
ハングル | 막내 삼촌 결혼식에 초대를 받았어요. |
---|---|
カタカナ | マンネ サムチョン キョロンシゲ チョデルル パダッソヨ。 |
日本語訳 | 一番年下の叔父さんの結婚式に招待されました。 |
まとめ
「叔父さん」を韓国語で表現する場合、삼촌(サムチョン)、외삼촌(ウェサムチョン)、큰아버지(クナボジ)、작은아버지(チャグナボジ)と様々な言い方があるので、ややこしいなあと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、こういった表現を覚えておくと、韓国ドラマを見ている時に、人間関係の構成がより分かりやすくなるので、ぜひがんばって覚えてみてください!
ちなみに普通の「おじさん」は「アジョシ」と言いますが、아저씨(アジョシ)に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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