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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国には中学校にも高校にも部活がないということは、この韓国ブログでも何度かお伝えしてきました。
最初は、韓国では部活動をやっていないことに、かなりビックリしました。
今回は韓国の子供たちが放課後に何をやっているのかというお話をした上で、部活がない韓国に慣れてきた私から見た日本の部活について、少し熱く(!?)語っていきます^^
韓国には部活がない・・・
韓国語で、部活(部活動)は、동아리(トンアリ)と言います。
ですから、韓国にも部活という概念はあるのですが、日本の部活動に比べるとないに等しいです。
なぜ、韓国に部活がないのか、私自身、韓国に住みながら、ずっと考えて来たのですが、やはり、韓国は学力至上主義の国だからだと思っています。
部活動がない韓国の学生は何をしている?
では、部活がない韓国の学生は放課後に何をしているのか気になる方も多いのはないかと思います。
簡単にまとめるとこんな感じです。
塾(ハグォン)へ行く
韓国には、塾(韓国ではハグォンと言います)で、夜、遅くまで勉強をしている中学生や高校生がたくさんいます。
夜に街を出歩くと、塾から帰ってくる学生によく出会います。
韓国は、部活がない分、勉強に集中しやすい環境があるのかもしれません。
でも日本人の私から見ると何となく可哀想に思えてしまう気持ちもあります。
PCバンへ行く
ただ、放課後は、塾へ行く子達が一番多いのかなと思って、我が家の次男(中二)に聞いてみると、
「PCバンへ行く子供たちが一番多いよ!」
と意外な返事が返って来ました。
(高校生はまた事情が変わってくると思うのですが・・・)
PCバンとはいわゆるネットカフェですね。
実際、塾へ行く人とPCバンへ行く人の割合は、韓国の地域や学校によっても大分変わってくるところがあるかと思います。
ただ、韓国には部活がない分、PCバンへ行く子供たちの割合が多いことは事実だと思います。
家でスマホ
残念ながら、我が家の息子はこのパターンです(涙)
まあ、PCバンへ行きまくったり、夜の街を歩き回ったりするよりは、まだマシかもねと妻とは話していますが・・・
スマホ漬けになっている息子を見ながら、韓国に部活があったら、蹴っ飛ばしてでも行かせるのになあと思うことは多いです^^;
アルバイトをする高校生はいない?
実は、今年の初めに高校生の息子と日本へ行った時、息子の友達が松屋でアルバイトをしているという話を聞いて、「あれっ」と思ったことがありました。
よくよく振り返ってみれば、韓国の高校生がアルバイトをしているのは、ほとんど見かけないんですよね。
実際、コンビニやスーパーでレジをしている人は、おじちゃん、おばちゃんが多いなあという印象があります。
韓国人の妻に聞いてみると、韓国では塾で忙しい子達もたくさんいるし、アルバイトをやらせている時間なんてないということでした。
韓国でアルバイトをする高校生が少ない理由は、部活がない理由と共通している部分が多いのかもしれませんね。
これぞ、日本の部活動!
韓国に住んでいる立場から見ると、日本の部活動がとても恋しくなる時があります。
ところで日本の部活動の象徴と言えば、やっぱり高校野球ではないでしょうか!
ここからは、私の勝手な連想ゲームなのですが・・・
高校野球と言えば、やっぱり応援がスゴイですよね~
高校野球の応援と言えば、智弁和歌山の応援が有名ですよね~
(習志野高校も素晴らしいですけど)
智弁和歌山の応援と言えば、やっぱりジョックロックが一番ですよね~
実は、先日、私の韓国ブログを読んで下さる方と高校野球ネタで盛り上がったことがありました。
その時、私がオススメしたのは、智弁和歌山のジョックロックという応援曲です。
最初はシロクマという曲が流れ、2分48秒からジョックロックの曲が流れ始めます。
私は特にジョックロックの曲の出だしの部分が大好きで、それを聞くと、鳥肌が立ちますし涙が出てしまう時もよくあります^^
実は、このジョックロックは魔曲と呼ばれていて、智弁和歌山の応援で流れると、
味方チームは鋭い当たりを連発し始め、
相手チームはミスをするようになり、
甲子園の魔物を呼び覚まし、今まで何度も伝説的な逆転劇や同点劇、そしてビックイニングを作って来たのです!
これぞ、日本の部活!日本の若者の青春ではないでしょうか!
とかなり熱くなってしまいましたが^^;
こういった動画を見ると日本の部活がとても恋しく思えて来ます。
韓国では、こういった日本の部活動はあり得ないので、そういった意味では、日本は本当に恵まれていると思うのです。
実際、韓国に住んでいれば、我が家の子供たちが野球部に入ることも、応援部に入ることも、吹奏楽部に入ることもありません。
そのことが、とってもとっても残念に感じてしまうんですよね~
昔は韓国にも部活動があった!?
私の韓国人の妻に聞いてみると、韓国の学校にも昔は部活動はあったそうです。
(ただ、日本の部活動みたいに、激しくやる感じではなかったそうですが)
それが、大学の入試制度が変更され、勉強を重要視する傾向が高まるにつれて、部活動をやらなくなってしまったとのこと。
もちろん、部活動がない分、韓国には、がんばって勉強している子供たちは多いのかもしれません。
ただ、韓国に住んでいるいろいろな子供たちを見ていると・・・
やっぱり韓国の中学校や高校にも部活動は絶対必要だと思うんですけどね~^^
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私も韓国で生まれ育っていたら勉強が出来る真面目な人間になれていたんでしょうかね
ぽむさん
ちょっと微妙かもしれませんね。
我が家の子供たちみたいにPCバンやスマホゲームにハマりまくってしまうケースも多いですのでm(__)m
塾は学習内容を分かった気にさせてくれる天才です。
知り合いの子どもさんは小学校、中学校、高校と公立校で勉強し、見事に難関国立大学に合格しました。
塾や予備校には通わず、学校で貰った教科書と副教材と問題集を手を抜かずにみっちりやったそうです。受験対策では主要教科で苦手なものだけを通信教育でして、塾には夏期や冬期の講習に行くだけだったそう。
そのお子さん曰く、手持ちのものでもちゃんとできるのにたいていの子は惰性で塾にいっている。何が問われているかを考えず丁寧に問題を解かない。学校でならただで先生が教えてくれる。時間とお金を大切にしなきゃだそうです。
cdaさん
コメントありがとうございます。
私も塾には行かず、やったのは進研ゼミぐらいで、それでも大学はそこそこのところへ行けたので、学校から与えられたものをしっかりやれば大丈夫だという考えを持ってはいます。
ただ、韓国の学校を見ているとその自信が揺らぐことがよくあるんですよね~^^;
ケンさん、スゴイです。人聞きの話は全くもって釈迦に説法でした。何卒受け流し下さい。
信念をもって教育にあたられているので、大丈夫ですよ。私も増進会(Z会)で頑張ったクチなんです。勉強量もさる事ながら、時間や内容や質も大切ですね。大人になった今でも大切にしている考え方です。共に頑張りましょう〜
お目汚し失礼いたしました!
cdaさん
cdaさんはZ会だったんですね!
実は、韓国は塾は発達していますけど、通信教育がないんです(涙)
(公文はありますけど)
ただ、最後は子供のやる気をいかに引き出していくかが重要になってくるのでお互いがんばりましょう^^
天理高校の応援もすごいですよ。
吹奏楽は全国レベルなので、吹奏楽の応援もうまい。
ただ、現役はコンクールで忙しいのでOBが演奏しているらしい。
でもとてもうまいです。
ランナーがいないとき、1塁に出たとき
3塁にでたとき
それぞれ演奏する曲が違います。
それを知ってから、今年の応援は楽しめました。
しかも今年は地元埼玉の初優勝、燃えました^^
部活動やっているのは、日本だけのようですね。
先生が大変で、吹奏楽コンクールもだんだん早くやるようになってきました。
たくさん
コメントありがとうございます。
天理のあの重厚感ある応援も素晴らしいですよね~
今年はあの不動の応援団長に全部持って行かれてしまいましたが、広陵戦の最後の戦いっぷりと応援は本当に素晴らしかったと感じています!
改めて、埼玉県勢初の優勝おめでとうございます!
私は高校時代が石川県だったので日本航空石川が花咲徳栄に負けてしまったのは悔しかったですけど、あの後、花咲徳栄が優勝したので、日本航空石川の選手も喜んでいたのではないかと思います^^
地方によっては異なりますが、サークルは存在している。そして「学生部総合典型」という大学入学の方法は、サークル活動も見るので、高校には、サークル活動をします。 (もちろん、ペーパーのみ記録し、アンハヌン場合もあります)
現地の学校に通わしているのですか?
絶対にやめたほうがいいですよ
歴史を9割以上捏造しているんですから
韓国人の呉善花さんの本が素晴らしいので是非読んでみて下さい
名無しさん
少し勘違いされているようですが、私は別に現地の学校の方が良いからと思って通わせているのではありません。
私は、ちょっと右寄りの日本人ですから、出来ることなら、日本の学校に通わせたいと思っていますよ。
本とか読まなくても韓国の学校の問題点は身に染みて分かっているので・・・