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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
韓国ドラマを見ていると、サブウェイがやたら出て来ると思いませんか?
そんなシーンを何度も見ている内に「サブウェイ食べたい・・・」と思ったあなた!
見事、サブウェイの戦略にハマっています^^
実は、これは間接広告といって、韓国ドラマでは広く使われている手法なんです。
韓国ドラマの間接広告とは?
韓国ドラマは、一度、放送が始まると、ドラマが終わるまでほとんどCMを入れないのが基本的な流れです。
途中でCMを入れると、韓国の視聴者からものすごいクレームが来るからじゃないかと、いろいろ諸説はあるようですが・・・
なので、スポンサーがCMを出す場合は、ドラマが始まる前にまとめて流してしまいます。
でも、そういったやり方だと効果は薄くなってしまうと思います。
そこで、韓国のスポンサーがよく使うのが、間接広告です。
間接広告とは、ドラマの登場人物が使うものや食べるもの、そして関わるところにスポンサーが宣伝したいものを出していくという手法です。
間接広告の例
では、どんなものが間接広告として使われるのか具体例を紹介していきます。
定番のサブウェイ
関節広告の代表格と言えば、やはりサブウェイではないでしょうか。
韓国で大ヒットしたドラマ、トッケビ(鬼)でも、みんなよくサブウェイで食事していました。
また、他のドラマでも、登場人物が、サンドイッチを美味しそうに食べるのを見た人も多いのではないのでしょうか?
先日、ご紹介した韓国ドラマ「知ってるワイフ」でもチソンがガブリ!
ちなみにサブウェイは、野菜もたっぷりで具だくさんなので私も大好きです!
多分、韓国ドラマの影響は受けていないと思うのですが・・・
焼肉にザイグル!
例えば、韓国の週末ドラマで、必ず出て来るのが焼肉のシーンです。
「今日は、焼肉ですよ~」という感じで、家族みんなが集まって来るのですが、そこでは、ザイグルという韓国メーカーの最新式赤外線ロースターを確認することが出来ます。
日本だと、昔、サザエさんに、東芝の最新の冷蔵庫が使われていたと思うのですが、それの韓国版みたいなものでしょうか。
一応、我が家でもザイグルは購入して、愛用しています。
ザイグルは韓国の不思議な電化製品←旧式ザイグル・・・
ただ、最新のものはどんどん形も変わって来ているので、最近は、ザイグルが出てくる度に、少し淋しくも感じています。
韓国の清涼飲料水TORETA
TORETAというのは韓国の清涼飲料水ですが、こちらも韓国ドラマではよく出て来ます。
TORETAは、韓国では、ポカリスウェットより、少し安く販売されています。
味はポカリよりも少し落ちるかもしれませんが、それでも気軽に飲める清涼飲料水という感じです。
思い出の味、バナナウユ
最近、韓国で始まった韓国ドラマ、「たった一人の私の味方(하나뿐인 내편)」では、主人公の一人であるドラン(ユイ)が子供の頃から大好きだったのがバナナウユという設定になっています。
やっぱり主人公が本当に美味しそうにバナナウユを飲んでいると、飲みたくなっちゃいますよね(笑)
かくいう私も、日本にいた頃は、バナナウユが無性に飲みたくてたまらなかったですし、今でもバナナウユを飲むと、なぜか心が落ち着きます^^
たとのことです。 こんにちは!韓国在住日本人のケンです。 私が日本に住んでいた時、韓国へ旅行に行った際、必ず飲んでいたドリンクがあります。それが、バナナウユ(バナナ味牛乳)です。一応、日本でもバナナウユがないか、いろいろ …
ドラマに出てくる企業にも注目
日本のドラマだと、登場人物が働く会社は、架空の会社が多いと思うのですが、韓国ドラマでは実在の会社がよく出て来ます。
「たった一人の私の味方」でも、ドランと恋をするデリュク(イ・ジャンウ)が働いている会社のブランドは、ポンジュク(본죽・本粥)というおかゆのレストランのブランドとなっています。
実在の会社のブランドが出て来たら、ドラマの中では悪く表現できないですよね~^^;
ファッションで宣伝するドラマの出演者
よく「○○のドラマで、あの芸能人が使っていたバックやアクセサリーはこちらです」という感じで、商品を宣伝しているのを見かけた人もいるかと思います。
例えば、「キム秘書がなぜそうか?」というこれも韓国でかなり人気があったドラマなのですが、そこでヒロインのキム・ミソ(パク・ミニョン)のファッションが話題になったりもしました。
ちなみに、キム・ミソが使っていたバックは、JoyGrysonという韓国では最近人気が高まっているブランドのバッグです。
もしかしたら、こういったファッション関係のものもスポンサー契約を結んでいるのかもしれないですね。
韓国ドラマのスポンサーは結構必死!?
ちなみに、韓国のテレビでは、逆にスポンサー契約と関係のない商品のロゴなどは執拗に隠します。
しかし、その一方で、スポンサー契約をしている商品に関しては、「ちょっとやり過ぎなんじゃないの?」と思う時があるぐらい、バンバンアピールして来ます。
多分、韓国ドラマのロケの現場では、
「この商品は、大切なスポンサーさんのものだから、はい、もっと美味しそうに食べて~」
「あっ、そこは、もっと商品が目立つように持ってくれなきゃダメだよ~」
という会話が飛び交っているのかもしれませんね。
また、最近の韓国ドラマでは、1回の放送で2話に分けるケースが増えて来ました。
最初は、何でそんな面倒くさいことをするのかなと思っていましたが、その間には1分間ぐらいのCMが入って来たので、スポンサーからの要望があったのだろうなあと理解しています。
最近、韓国では、ケーブルテレビの普及でチャンネル数が増え、主要なテレビ局の視聴率も落ちて来ているという話も聞いたりしています。
そういった中で少しでもCMの効果を上げるために韓国ドラマのスポンサーも必死なのかなと感じています。
そんなスポンサーの思惑を考えがら、韓国ドラマを見ると、また違った視点で楽しめるかもしれません。
逆に、純粋に韓国ドラマを楽しめなくなってしまったら、申し訳ないですけど・・・
間接広告自体は、日本でも海外の他の国でもけっこうありますけどね。(^^;;
スポンサーの製品を使ったり、競業他社の製品はロゴを隠したり、なんてのは、韓国に限らずけっこう昔からされてますし。
そういう意味では、アメリカはもうちょっと露骨かな、という気がしないでもないですが…
quazmさん
別に韓国だけでしか間接広告をやっていないとは書いていないんですけどね^^;
アメリカは、スポンサーの意向でオリンピックのスケジュールも変えちゃうぐらいですから、そういった意味でも露骨かなって思います。
韓国ドラマを見ていると
間接広告とても気になります~♪
最近は
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を
見たんですが
あのドラマの舞台 COFFEE BAYって
実際にあるカフェチェーンなんですよね!?
セクハラ騒動がある会社のように
描かれていて、
逆にイメージダウンになるんじゃないの?と
心配してしまいました(;^ω^)
サブウェイも食べたくなるし、
スティックタイプの漢方薬も
飲みたくなるし。
日本にいても
間接広告の影響力大ですよ~
カナさん
コメントありがとうございます。
確かにそう言われてみれば、ドラマ上での社内の人間関係はかなりドロドロしていますよね^^;
日本のサブウェイも、韓国のサブウェイが広告を出してくれているお陰で、売上げアップしているのかなって何となく考えちゃいました(笑)
こんにちは。(コンバンワ!)
間接広告というんですか。
そう言えば、ドラマの中に特定のメーカーの名称や商品が出てたなー、と思い出します。
私はまるっきり無頓着でした。
間接広告も無理なく自然に組み入れるのはテクニックが要りそうですね。スティック状の漢方薬の袋をなめているシーンでは、
「韓国にはああいう食べ物があるんだー、」とか「あっちじゃ、あれが普通に食べられているんだー」というぼや~っとした印象でした。
むりくりドラマのシーンの中にはめ込んでいた「宣伝」だったわけですね。笑
まあ、別枠で数秒、数分でCMを流されるよりはいいかもしれません。Youtube動画で、宣伝によって動画が止められるのは「あーあぁぁ」とも思いますから。
きよきよさん
コメントありがとうございます。
本当に優れた広告は、広告であると思わせないように宣伝することなんでしょうね~
私も、YouTubeの一つの動画の中に広告が何個も入っていると、さすがにうんざりして、「この商品は絶対買うもんか~」って思ってしまうので^^
そう言えば、私も華麗なる遺産を観てロケ地になっているソルロンタン店に行きました。まんまと乗せられてますね(^-^)
バラエティでよく水を飲んでるシーンがありますが、ぼかしがあったり無かったり。無い場合はスポンサーかなと思いますが、ある場合は、日本だとテーブルに水置いてあっても出演者が飲むところはカットしますので、そこはいいんだ!と文化の違いを感じます。
ところでAbemaTVで「製パン王キムタック」が始まりました。視聴者は飯テロならぬ、パンテロに遭っていて、パンを食べたい人続出です。
このドラマ、パンの売り上げに貢献するんじゃないかなと思っています。パン屋さんがスポンサーになればいいのに(^-^)
Megさん
コメントありがとうございます。
やっぱりテレビの影響力って大きいですよね~
「製パン王キムタック」のモデルは、韓国の有名なパンのチェーン店”パリバケット”の会長という話を聞いたことがあります。
パリバケットがスポンサーになっているかは、ドラマを見ていないので分かりませんが・・・
韓国に来られたら、ドラマを思い出しながら、パリバケットのパンを美味しく召し上がって頂くのも良いかもしれません。
ただ、パリバケットは結構高いですけどね^^;
ステルスマーケティングってやつですね。古いところでは、石原裕次郎出演のテレビ朝日系放映『西部警察』でもやっていました。
スポンサー企業のライバル社製品を敵役が使うなどしてイメージ戦略もしっかりしていました。
今も昔も変わらないですね。
cdaさん
コメントありがとうございます。
ライバル攻撃型の間接広告もあるんですね^^;
韓国だけでなく色々な国でこの手法が使われるということは、やはりかなり有効な広告なのかなって思います。
最近、ようやく韓国ドラマにハマりました~!
日本は話数も短く、間のCMも多いですよね
あまりの多さにうっとおしい時もありますが…
韓国ドラマはAbemaTVで見ているのですが
CMなくても1時間少々あるのに驚きました
まだ殆どの韓国ドラマを見たこと無いので
間接広告も興味深く見てみたいと思います。
moguさん
コメントありがとうございます。
私が韓国に来てスゴイと思ったのは、イルイルドラマという平日に毎日やるドラマも一話で40~50分放送しているということです。
日本だと毎日やるのは15分でもキツイのに、その3倍の長さじゃんと思いまして^^;
間接広告も意識して見ると、すぐ見つかるので、「これだ、これだ」と楽しんで頂けますと幸いです!