ヨボ 韓国語
こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国語では、夫婦間で呼び合う時に、ヨボ、チャギ、タンシンなどの言葉を使います。

ここでは、それぞれの呼び方の意味をニュアンスの違いも含めて解説していきます。

ヨボの意味(一番有名だけれども)

旦那さんや奥さんを呼ぶ時に使う韓国語として、一番、有名なのは、やっぱり“여보”ではないでしょうか?

ハングル カタカナ 意味
여보 ヨボ おい、おまえ(妻に)、あなた(夫に)

ヨボは、韓国ドラマでも、よく聞く言葉ですよね。

ちなみに、“여보(ヨボ)”「と聞くと、“여보세요(ヨボセヨ)”という言葉を連想する人もいるかもしれません。

実は、この二つの言葉は、語源は似ていると言われています

“여보(ヨボ)”は、“여기 보오(ヨギ ポオ)”から来た言葉で、元々は、「ここを見て」という意味です。

そして、“여보세요(ヨボセヨ)”は、“여기 보세요(ヨギ ポセヨ)”から来た言葉で、元々は、「ここを見て下さい」という意味です。

つまり、どちらも「ここを見て」という意味では共通している訳ですね

しかし、日常生活では、

  • 여보(ヨボ):おい、おまえ、あなた
  • 여보세요(ヨボセヨ):もしもし、ちょっと

まったく違ったシチュエーションで使います

ちなみに、私達が、結婚生活を始めた時、私が妻に「じゃあ、これからは僕のことを“ヨボ”と呼ぶ?」と聞いたら、「絶対、嫌だ」と言われました^^;

その理由は、“여보(ヨボ)”だと、昔っぽい感じで、年配の夫婦のような雰囲気を感じるからだそうです。

もちろん、若い夫婦でも、“여보(ヨボ)”を使ったりしていますが、私達は使っていませんm(__)m

チャギの意味(ダーリン、ハニーみたいな)

次に、“자기”ですが、これは、「自分」という意味で使われる言葉でもあります。

ハングル カタカナ 意味
자기 チャギ 自分、ダーリン、ハニー

チャギは、夫婦間でも使いますが、英語風に訳すと、「ダーリン」とか「ハニー」みたいな感じになるので、若い夫婦が使うことが多いです。

夫婦間で使う時は、“자기야~(チャギヤ~)”と愛嬌たっぷりに言ったりします。

“자기야(チャギヤ)”というタイトルの歌

韓国には、자기야(チャギヤ)というタイトルの歌があります。

聞いて頂けると、すぐおわかりかと思いますが、かなりアップテンポで若者向けの雰囲気になっています

ダーリンなんて言い回しは若者だからこそといった雰囲気を感じるところですが、チャギヤについてもそうしたイメージに近いものがあると伺えますね^^

私の妻も、私を呼ぶ時に、“자기(チャギ)”を使ってくれることはあります。

ただ、普段は、名前を「さん付け」で呼ぶことが多くて、あまりチャギ(자기)と呼んでくれません。

それでも、時々、ニコニコ笑いながら、“자기야~(チャギヤ~”と話しかけて来る時があるんですね。

でも、そんな時、私は、「ピクッ」と身構えることが多いです

その理由は・・・

「チャギヤ~、お皿洗いしてくれない?」

「チャギヤ~、ゴミを捨てて来て~」

といろいろお願いされるからです^^;

夫しては、もうちょっとロマンチックなところで使って欲しいなあと常々思っているんですけどね~

タンシンの意味(年配夫婦が使うイメージ)

最後に、“당신”ですが、これも夫婦間で「あなた」と呼ぶ時に使われる言葉です。

ハングル カタカナ 意味
당신 カタカナ あなた、お前、君

“당신(タンシン)”と言えば、사랑해(サランヘ)という韓国の有名な歌の中で、

ハングル 사랑해 당신을 정말로 사랑해
カタカナ サランヘ タンシヌル チョンマルロ サランヘ
日本語訳 愛してます、あなたを。本当に愛しています。

という歌詞が出て来るのを聞いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

“당신(タンシン)”は、夫婦以外の関係でも、「あなた」と呼ぶ時に使ったりします

ただ、“당신(タンシン)”は、どちらからと言えば、年を取った夫婦が使うイメージがあります

ヨボとタンシンの違い

“여보(ヨボ)”も“당신(タンシン)”も、年配の夫婦が使うという点では共通しています。
ただ、敢えて違いを言うとすれば、

  • 여보(ヨボ):夫が妻に対して使うことが多い
  • 당신(タンシン):妻が夫に対して使うことが多い

という傾向があります。

他にもある!夫婦間の韓国語での呼び方


夫婦間での韓国語での呼び方には、他にもこういったものがあります。

〇〇アッパ・〇〇オンマ

最後に、もう一つ、夫婦間で呼び合う時は、

  • 奥さんが旦那さんに言う時:〇〇엄마(〇〇オンマ)
  • 旦那さんが奥さんに言う時:〇〇아빠(〇〇アッパ)

という時もあります。

〇〇には、子供の名前が入ります。

この呼び方をしている夫婦も、よく見かけるのですが、個人的には、絶対使いたくありません。

なぜなら、「お父さん、お母さん」というニュアンスが強すぎて、夫婦の新鮮な雰囲気が薄れてしまうからです^^;

●●シ

実は、私が妻を呼ぶ時、●●シ(●●씨)と呼ぶことが多いです。

シ(씨)は、漢字で書くと、「氏」ですが、ニュアンス的には、「~さん」という感じの言葉です。

ただ、一般的に、この呼び方は、距離が遠く感じるという話もあります。

しかし、私は、もう、この呼び方に慣れてしまったので・・・

ここら辺は、私の超真面目な日本人的性格が出てしまっているのかもしれません(笑)

夫婦の呼び方の違いのまとめ

夫婦間で旦那さんや奥さんを呼ぶ時は、以下のパターンがありますが、それぞれの違いが分かるようにまとめると、

  • 여보(ヨボ):年配の夫婦が使うイメージ(夫が妻を呼ぶ時に使うことが多い)
  • 자기(チャギ):ダーリンやハニーのようなニュアンスで若い夫婦がよく使う
  • 당신(タンシン):年配の夫婦が使うイメージ(妻が夫を呼ぶ時に使うことが多い)
  • 〇〇엄마(〇〇オンマ)・〇〇아빠(〇〇アッパ):子供が生まれたら使う呼称
  • ●●씨(●●シ):「~さん」という意味

という感じになります。

ケン

どの呼び方を使うかは、夫婦の事情によっても違って来ますので、そういった違いを楽しみながら聞いてみても面白いかと思いますよ。

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