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こんにちは!韓国在住日本人のケンです。
最近は、日本でもキムチが好きな人が増えていますよね。
ところで、キムチは何歳から食べることができるのでしょうか。
そんな時、韓国でのキムチ事情は参考になるかもしれません。
ここでは、韓国での専門サイトの見解や、韓国の親御さんたちの口コミ、そして我が家での体験談も交えてお伝えしていきます。
キムチは何歳から食べられる?
キムチは何歳から食べられるのかという点について、様々な観点から情報を集めてみました。
専門サイトでの見解
韓国の「メイルアイ」という育児を専門としたサイト(韓国語)では、キムチは何歳から食べさせるのが良いのかという質問に対して、1歳の誕生日を過ぎてからという見解を出しています。
それだけを聞くと「えっ、そんなに早くから?」と思われるかもしれませんが、もちろん、いきなり辛いキムチを食べさせるわけではありません。
最初は、ペクキムチ(白キムチ)という辛くないキムチから食べせるのが良いと言われています。
また、ペクキムチに関しても、大人が食べるものではなく、赤ちゃん専用のペクキムチを作ることを、そのサイトでは勧めています。
そして、子供が、離乳食を終えて、普通の食事ができるようになってくれば、一般のキムチを食べさせるようになっていきます。
ただ、最初は、水で洗って、コチュカルを落とたりして、できるだけ辛くない状態にしてから食べさせるのが普通です。
韓国での掲示板での意見
その一方で、韓国の掲示板を見てみると、韓国の親御さん達の様々な意見が飛び交っています。
それを見てみると、現在における韓国の家庭の食生活をいろいろ垣間見ることができるんですよね。
ここでは、その内容を傾向別にまとめてみました。
1歳半~2歳頃から食べる子が多い
キムチをちゃんと食べる子は、普通のキムチを2歳前後の頃から、しっかり食べ始めるようです。
- 離乳食が終わってから、キュウリキムチを注文して、食べるようになりました。キムチを作る自信はないので。
- 2歳を過ぎてから、キムチをちゃんと食べるようになりました。辛くないコチュカルを使って、おばあちゃんがキムチを作ってくれます。
- 2歳から食べるようになって、今では、キムチなしではご飯を食べません。
- ウチの子は、来月2歳になりますが、辛いキムチ食べます。
辛い物が苦手な私から見たら、尊敬の気持ちしかありません(`・ω・´)
キムチが苦手な子供も意外に多い?
その一方で、子供が大きくなっても、なかなかキムチを食べてくれないので、悩んでいる親御さんも意外にたくさんいらっしゃいます。
- 私の子供は5歳になっても、まだ赤いものを見ると、食べません。
- 7歳になりますが、キムチを食べません(泣)
- うちの子は、5歳になっても食べません(泣)白キムチは食べますが、子供用のカクトゥギでも食べません。
- 我が家では、11歳になっても、キムチや野菜を全然食べないので、あきらめました。
親御さんにとっては頭の痛い話ですが、私にとっては、子供たちの気持ちがよく分かるような・・・
ちなみに、韓国人は、みんなキムチや辛い物が好きだと思っている方も多いかもしれませんが、最近は、そうでもない子が増えているという話もあります。
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キムチを食べる年齢は子供次第!?
韓国でもキムチを何歳の時から食べさせるのが良いか悩む親御さんは多いですが、子供によっても違うので、そこまで気にしなくて良いという親御さんもいらっしゃいます。
- 子供によって違いますよ。我が家では、末っ子は、3歳頃から食べましたが、2番目の子は、中学生になっても嫌いないので、食べようとしません。
- 我が家では、上の子は、2歳頃から食べましたが、2番目の子は、なかなか食べなくて、7歳になってから、自分で少しずつ食べるようになりました。
- 子供がキムチを食べたい時に上げたら良いですよ。うちの子は、15ヶ月から、赤いキムチ、白キムチ、カクトゥギを食べると言ったので上げたのですが、よく食べます。
我が家も子供が3人いますが、性格も食べ物も好みも全然違うので、やっぱりそうなるんだろうなあという感じです。
保育園や学校で食べ始めるケース
あと、韓国では、保育園や学校でキムチを食べさせるので、そこで食べる習慣が身につく子供が多いです。
特に保育園では、子供たちが食べやすいキムチを出して上げているようですね。
- 我が家では、保育園で食べるようになりました。そこでは、辛くないコチュカルを使ったキムチを食べさせているので、子供たちは、よく食べるそうです。
- 保育園で出てくるキムチは食べるんですよね。でも家では辛いのか食べません。
- 6歳ですが、本当に少しずつ食べます。食べなくても大丈夫かなあと思ったのですが、学校へ行くと給食に辛い物が出るので、少しずつでも食べさせるようにしています。
韓国の場合、家庭だけでなく、保育園や学校も一緒になって、子供がキムチを食べられるようサポートしているという感じです。
我が家の場合
最後に我が家の場合ですが、特に参考になるのは、私の娘のケースかもしれません。
我が家が韓国に移住した時、娘は、年長(6歳)だったのですが、その時は、辛いものが全然食べられませんでした。
ただ、韓国の学校に通い始めると、給食に、必ずと言って良いほど、辛い物が出てきます。
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もちろん、娘は、最初の頃、辛い物が食べられないので、かなり苦戦していました。
ですので、娘が学校へ行く時は、必ず水筒を持たせて、辛い物を食べた時は、いつでも飲めるようにさせていたものです。
ただ、やはり、習慣というのは恐ろしいもので、小学校3年生ぐらいになってくると、娘は、段々キムチにも慣れてきまして。
まさに、学校の給食に鍛えられたという感じです。
そして高校一年生になった今では、自ら進んで辛い物を食べています。
子供は、本当に順応するのが早いですよね。
韓国に移住すると、子供がうまく言葉を話せるようになるかとか、辛い物を食べられるようになるかとか、いろいろ心配は尽きなかったのですが、今から考えてみると、
「もっと自分のことを心配しておけば良かった・・・」
と後悔しています(笑)
子供でもキムチを美味しく食べる方法
キムチは、食物繊維、ビタミンA、Cが豊富ですし、発酵食品なので乳酸菌で腸をきれいにしてくれる効果があります。
ですから、可能であれば、子供のうちから、キムチを食べられるようになっておくと、子供の健康にとっても良いですよね。
ただ、韓国でも、キムチを食べられる子供たちが増えているのに、日本の子供たちであれば、なおさら、キムチをそのまま食べることに抵抗を感じるお子さんも多いかと思います。
実際、我が家の子供たちも、辛い物は好きでもキムチは、そこまで好きというわけでもありません。
でも、ある料理でキムチを使うと、本当に喜んで食べてくれます。
それは、何かというと・・・ キムチチャーハンです。
韓国語では、キムチポックムパプ(김치볶음밥)と言いますが、我が家でのキムチチャーハンの作り方をご紹介しておきます。
キムチチャーハンの作り方
まず、キムチを細かく刻んでいきます。
そして、韓国でキムチチャーハンを作る時は、スパムというハムをよく使うのですが、こちらも事前に細かく切っておきます。
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材料の準備ができたら、最初に細かくしたキムチをフライパンに入れて炒めます。
この時、ごま油を入れると香ばしい味になりますよ^^
キムチが煮詰まってきたら、スパムを入れて一緒に炒めます。
そして、最後にご飯を入れて、炒めます。
キムチの量が少なくて味が薄い時は、醤油で味付けを行なうと良いでしょう。
また、お好みでマヨネーズを追加したり、チーズや目玉焼きをトッピングしてもいいですよね。
これで、キムチチャーハンができあがりますし、キムチもたっぷり入っています。
実際、我が家の子供たちも、キムチはそこまで進んで食べないのですが、キムチチャーハンにすると、飛びつくように食べ始めます^^
まとめ
キムチは何歳から食べられるのかについてポイントをまとめると
- 1歳を過ぎたら白キムチという辛くないキムチから食べさせる
- 韓国では、2歳前後の頃から普通のキムチを食べ始める子も多い(最初は水で薄めたりする)
- 個人差があるので、韓国でもキムチを食べ始めるのが遅かったり、なかなかキムチが好きになれなかったりする子供たちがいるのも事実
という感じになります。
私自身、韓国に来てから辛い物を見ると、美味しそうに感じる気質になってきたのですが、いかんせんがお腹の方がついていきません。
そういった意味で、韓国の食生活で損をしていることは結構多いのかなと思う時もあります。
実際、日本以外の国では、辛い料理が多かったりするので、小さい頃から、辛い物に慣れておくと、大人になってから、いろいろ役立つ可能性は高いです。
もしかしたら、あなたのお子さんも、将来、世界に羽ばたいていく人になるかもしれません。
そんな時のために、子供の頃から、キムチを食べさせて、胃袋の可能性を広げて上げるのはいかがでしょうか^^
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唐辛子入りだと、カプサイシンが入っているので、年齢2桁に行かないと厳しいと思います。やはり刺激物ですし、また、胃の粘膜によろしくないそう。
キムチは北のものと南のものでは、味に違いが有るそうですね。北朝鮮のは辛くなくて、韓国のは辛いと云う。北朝鮮のものが、唐辛子が朝鮮に入ってくる前のものに近いのではと勝手に思っています。キムチの歴史を紹介するサイトを見ると、高麗時代のものでは、同時代の日本の漬物と差は無いのではと思いました。
唐辛子をキムチに大量に入れ始めたのは、どうもここ200年のことらしく、それまでは、細切りの糸唐辛子を少量入れる形式だったと。これなら日本の浅漬け感覚かなと思いました。唐辛子を腐敗防止とするのはその通りだと思いますが、多分に塩の代わりだったのでしょう。塩は昔は世界各地で貴重なものでしたから、唐辛子は十分にその役目を果たせる訳ですね。
しかし、辛いキムチが苦手な韓国人が増えるのは、一面嬉しい話しです。要は舌の味蕾が繊細な人が多くなる訳ですから。私は昨今の所謂「激辛ブーム」には大いに批判的ですので、辛さは料理のアクセントとして程々に成ってほしいです。
cda さん
いろいろと為になるお話をありがとうございました!
私も、辛い物に関しては、得意、不得意関係なく、
ほとほどにするのが良いかなと思います。
もちろん、これは辛い物に限った話ではなく、
体を大切にしていく上で、そういった
調整は必要ですよね。